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RACE REPORT

2015.04.26 - 2015 GR 86/BRZレース 第2戦レースレポート
オーバーテイクの難しい岡山でSUBARU BRZ久保が14位
初夏を思わせるような晴天の岡山国際サーキットで、GAZOO Racing 86/BRZレース第2戦が開催されました。過去2年は雨によるコンディションの変化に影響されましたが、今年は週末を通じて晴れのままスケジュールが進みました。
クラブマンシリーズには29台のエントリーがあり、そのうちSUBARU BRZは4台がリストにありました。しかしトラブルなどによって2台が出走を取りやめたため、篠田義仁と吉田綜一郎の2台の参戦となりました。予選では篠田が14位、吉田が18位。そこからの追い上げが注目されました。今回が初の86/BRZレースとなる篠田は、上位陣の脱落もあり、順調に順位を上げていきます。6周目に8位まで上がり、見事にポイントをゲットしました。吉田も12位でゴールしました。
プロフェッショナルシリーズのエントリーは34台で、SUBARU BRZはそのうち5台です。 2台のエントリーとなるCG ROBOT RACING TEAMからは久保凛太郎と、三浦愛がエントリー。レギュラードライバーの井口卓人がヨーロッパでレース参戦しているための代役ですが、現役のF3ドライバーであり、今年は優勝経験もあります。事実上、今、日本最速の女性ドライバーが、果たしてSUBARU BRZをどう走らせるか。KOTA RACINGからは、佐々木孝太、山下亮生、服部晃輔の3台がエントリー。シーズン参戦2戦目となる孝太の戦いぶりにも注目したいところです。そのふたつのチームに、スバル販売会社から計6名のサービススタッフがメンテナンスをサポートしました。大阪スバル和歌山店の三宅さん、岡山スバル本店の森本さん、山口スバル山口店の浅原さん、四国スバル新居浜店の平野さん、東四国スバルからは丸亀原田店の長橋さんと徳島論田店の前川さんが参加。モータースポーツに興味があった、ニュルのメカニックを目指したい、自分のレース活動の参考にするためにプロのメカニックの仕事を見たい、というようなさまざまな理由ではありましたが、それぞれが通常業務とは異なるモータースポーツの空気を経験することができたようでした。SUBARUでは、今後も86/BRZレースにそれぞれの地域で応募を募る予定となっています。
予選は久保が12位を獲得したものの、山下24位、服部27位、三浦28位、孝太29位と下位に沈んでしまいました。追い上げが期待された決勝レースでは、久保がオープニングラップで順位をふたつ落し14位。激しいポジション争いをしたものの、最終的に14位でチェッカーフラッグを受けました。「なかなか抜き所がなくて、上手くポジションアップはできませんでした。でもマシンのセッティングも進み、レースペースは悪くないので、次の富士では期待してください」と明るい表情だった。オーバーテイクが難しいものの、孝太はベテランらしく23位まで順位を上げてゴール。山下は26位、三浦は28位、服部は31位となりました。三浦は「MT車でレースを走るのが初めてなので、まだまだ馴れなくて・・・」と、本領を発揮できなかった様子。三浦は、レギュラードライバーが欠場する2レースで参戦する予定のため、いずれ彼女の本来の速さを見せられることになるでしょう。
2015.04.18 - GAZOO Racing 86/BRZレース・第2戦岡山ラウンド プレビュー
ドライバーのテクニックが試される岡山国際が第2戦の舞台
シーズン2戦目となるGAZOO Racing 86/BRZ Raceは、4月25日~26日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで開催されます。テクニカルなこのコースは、ドライバーのテクニックが問われるドライバーズサーキットのひとつです。そういう面から考えると、テクニシャン揃いのSUBARU BRZドライバーにとっては、自らの腕を証明する絶好のチャンスといえるでしょう。
岡山国際サーキットは、山間部という立地もあり、天候の変化が大きいのも特徴のひとつです。2013年も、2014年も、雨によってレースが影響を受けました。しかし、そうしたコンディションの変化を味方につけ、上手く利用したドライバーが勝利をつかみ取れる、レース巧者向きのステージともいえるのです。 第2戦へのエントリーは、プロフェッショナルシリーズが34台、クラブマンシリーズが29台となりました。トータルで63台という数は過去最高ということになります。2クラス制となったことで、より参加しやすくなりエントリーが増えたようです。 クラブマンシリーズには、SUBARU BRZが4台エントリーしています。
プロフェッショナルシリーズで、最も注目されるSUBARU BRZドライバーはCG ROBOTチームの久保凛太郎です。前戦ツインリンクもてぎでは準備不足もあり、練習走行の段階では苦しんでいました。しかし予選、決勝とタイムアップし、最終的に11位でチェッカーを受けました。岡山では、上位入賞が期待できます。 そのチームメイトの井口卓人は、海外レース参戦のため今回はエントリーしていません。その代役として白羽の矢が立ったのが三浦愛。唯一の女性F3ドライバーであり、その速さは実証済み。ツーリングカーの経験は少ないものの、SUBARU BRZでのレースで何かを掴めば、彼女を大きく進化させることでしょう。レース巧者といえば、日本のトップドライバーのひとり、KOTA RACING代表の佐々木孝太を忘れるべきではないでしょう。孝太らしい熱い走りと、ベテランらしい戦略が組み合されれば、2013年9月の十勝スピードウェイ戦以来の表彰台の可能性もあります。
また、岡山国際サーキットは、観客席やトラックサイドのフェンスからコースまでの距離が近く、レースの迫力を間近に感じることができます。加えて今回は、86/BRZレースのパドックまでアクセスフリーになっており、走りだけでなくドライバー達を身近に見ることもできます。
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