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NURBURGRING 24H RACE

TOPIC COLUMN

ニュルブルクリンク24時間レースに参戦するSUBARU/STIチームに関する舞台裏をお伝えします。
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2015.06.05

SUBARUの姿勢に大いに共感しています

STI NBR CHALLENGE 2015 PARTNER オリエント時計

機械式高級腕時計メーカーとして知られるオリエント時計には、STIがニュルブルクリンク24時間レース参戦を開始した2009年以来のパートナーとして、7年連続でご支援をいただいています。東京・外神田の同社本社に赴き、商品企画部の田邉大輔様にお話を伺ってきました。
- ニュルブルクリンクでは大変お世話になりました。オリエント時計さんにとっても良い結果でした。

田邉さん その通りです。私どもは2009年からSTIさんのパートナーとして、レースカーにデカールを貼っていただいていますが、3年後の2011年にクラス優勝、翌年も優勝、一昨年は2位、昨年は4位でしたが、今年また優勝していただいたので、40%以上の確率で好成績を挙げていただいており、大変喜んでおります。完走することが難しいレースで、7年連続の完走も素晴らしいと思います。私の仕事は、国内外を問わず商品の開発を行っています。会社として、この結果を新商品の販売促進に活用させていただきます。
- メンバーの腕時計ご提供だけでなく、レース活動へのご支援をいただきありがとうございます。

田邉さん STIさんのご好意により、レースカーのダッシュボードにも弊社商品の腕時計を取り付けていただき、レースウィークの間の耐久テストにもご協力頂いています。私どもの主力商品のひとつ、「M-Force」は本格機械式ダイバーウォッチですので、一時的な衝撃テストは行っておりますが、横G、縦Gが常にかかり続ける24時間耐久テストというのはできないので、レースカーでの実戦テストは大変有意義なのです。他の時計メーカーさんもこのようなテストはやっていないはずです。しかも、それが市販品であるところが肝心です。耐久レース専用に、特別に高性能でヘビーデューティなウォッチをご提供しているわけでは入りません。
- レースカーのSUBARU WRX STIも市販車をベースにしていますので、その点は共通ですね。

田邉さん 最初にパートナーシップの話が出た時も、STI/SUBARUの「量産技術を大切にしたものづくりを追求する姿勢」が弊社の「日本製ムーブメントと機械式腕時計にこだわる」理念とぴったり同じだったため、スムーズに進んだということがあります。お互いに共感しあったといって良いでしょう。また、STIさんと共同で企画した限定商品もあっという間に完売してしまいますし、SUBARUのお客様もその点をよくご理解いただいていらっしゃるのでしょうか、オリエント時計ブランドを評価していただいていると感じております。
- 田邉さんがニュルにいらしたのは初めてと伺いました。このパートナーシップはどのように感じたでしょうか。

田邉さん 時計の世界には性能で順位を競うというチャンスがないので、優勝に向けてチーム一丸となって力を合わせている姿は感動的だと思いました。メカニックの皆さんが、レース中に何度も腕時計に目をやり、ラップタイムを見ると同時にオリエントロゴ入り壁掛け時計(非売品)にも目を向けてくれていました。秒刻みのピット作業で小さなミスもしないぞ、という意気込みが伝わってきて、パートナーとしてもとても嬉しく感じました。そして、念願の優勝奪還を果たしたわけですから、私どもにとっても大きなモチベーションとなります。他では得られない経験だと思います。
田邉さん、ありがとうございました。今後ともぜひSUBARU / STIのご支援をよろしくお願いします。最後に田邉さんから告知を頂戴してきました。
「SUBARU WRX STI NBR 2015レースカーのダッシュボードに装着し、チームとともに24時間戦ったオリエント時計と同モデルの”M-Force・リバイバル”を6月中旬には発売いたします。1997年にデビューしたM-Forceシリーズのファーストモデルを復活させたこのモデルは、まさにニュルブルクリンクでその耐久性を証明した高性能モデルそのものなのです」

(写真左がM-Force・リバイバル。右はベースとなったM-Force・ファーストモデル)

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