SUBARU
STI

NURBURGRING 24H RACE

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24時間経過
SUBARU WRX STI、3年ぶりにSP3Tクラス優勝

RACE REPORT

午後4時過ぎ、ルーキーの山内英輝がドライブするSUBARU WRX STI NBR 2015がコントロールラインを通過。143周(約3,629km)を走破し、2011年、2012年に続き3年ぶりにSP3Tクラス優勝を勝ち取ることができました。ヨーロッパの強豪自動車メーカーが投入した最新のFIA GT3車両が居並ぶ中、割って入る総合18位だったことは賞賛に値すると考えられます。STI総監督の辰己英治は、「今日は完璧なレースができました。SUBARUファンの皆様のために、SUBARUの優秀性を改めて証明することができ、とても嬉しいです。ファンの皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました」と語っています。
23時間経過
最後のスティントは山内が担当

RACE REPORT

残り時間40分となった午後3時20分。ファイナルスティントを担当する山内がヴァン・ダムに代わってコースインしていきました。初出場で最終ランナーの重責を負うことになった山内は、元気よく「行ってきますっ」とSUBARUテントに残るスタッフに声をかけ、ピットボックスに向かいました。 午後3時の時点で#114 SUBARU WRX STIの総合順位は、20位で136周を終了しています。SP3Tクラスの2位レクサスRCとの差は12周に広がっています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 20 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 136 9:09.881
2 38 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 125 9:46.969
3 43 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 124 9:23.321
4 44 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 123 9:20.161
5 53 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 120 10:00.743
6 82 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 106 10:15.522
23時間経過時のリザルトです
22時間経過
カルロ・ヴァン・ダム、最終スティントに出発

RACE REPORT

ベテランのシュリックが、最後のスティントでも頑張りました。先の担当周回同様、クリアラップを見つけてはプッシュしたシュリックは、9分20秒、9分17秒、9分18秒と速いラップタイムを続けざまに記録。最後のチャンスまで能力の高さをアピールしました。陽気でおしゃべり、チームのムードメーカー的な存在となった「ティムさん」。ドライビングでも見せ場を作ってくれました。シュリックの頑張りもあり、#114 WRX STIは総合21位、周回数129を記録し、SP3Tクラス首位で2位のレクサスRCに10周の差をつけています。写真は、最後のスティントのため、ピットインする・シンを待つヴァン・ダム。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 21 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 129 9:09.881
2 37 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 119 9:46.969
3 45 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 117 9:23.321
4 46 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 117 9:20.161
5 53 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 114 10:00.743
6 81 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 101 10:15.522
22時間経過時のリザルトです
21時間経過
マルセル・ラッセー、ベストタイムを更新

RACE REPORT

残り3時間。山内からラッセーに交代した後、コースコンディション、トラフィックはわりに穏やかでした。この間、良いリズムで走れていたラッセーは、9分前半のタイムで周回し、120周目には9分9秒881のチーム最速タイムを更新。睡魔と疲労感の漂うSUBARU / STIピットボックスはにわかに盛り上がりました。「一日中曇り空」を告げていた天気予報は裏切られて現在は快晴となっており、気温も15℃近くにも上昇しています。午後1時時点で総合21位、クラス1位、周回数は122周となっています。ラッセーの担当スティントはこれで終了。次のシュリックの周回も最終スティントになります。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 21 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 123 9:09.881
2 38 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 114 9:46.969
3 45 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 111 9:23.321
4 47 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 111 9:20.161
5 54 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 109 10:00.743
6 81 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 96 10:15.522
21時間経過時のリザルトです
20時間経過
あと残り4時間

RACE REPORT

正午を迎え、24時間レースはいよいよ残すところあと4時間となりました。ピットでは平川良夫STI社長を始め、エンジニア達がモニターを睨み、レースの行方を追っています。ライバルとのタイム差や燃費予測、区間タイムデータ蓄積、ピンポイント天気予測、レースカーとピットとの無線交信などを総合し、小澤正之STI監督がレース運営を指揮します。スタートから20時間を経過し、寝ずの対応で疲労蓄積は飽和状態のはずです。それでも車両に細かな異常データがないか、ライバルが急接近していないか、データチェックは続きます。#114 WRX STIはこの時点で総合21位、クラス1位、118周を完了しています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 21 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 116 9:10.239
2 38 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 108 9:46.969
3 42 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 106 9:20.161
4 47 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 105 9:23.321
5 56 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 102 10:00.743
6 84 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 90 10:15.522
20時間経過時のリザルトです
19時間経過
ブレーキ交換はたったの3分

RACE REPORT

午前10時20分に#114 WRX STIはピットに滑り込みました。予告通り、この時間にフロントのブレーキアッセンブリーを交換しました。どれだけ短時間でピット作業できるかが、耐久レースの見所でもあります。注目を浴びる中、ディーラーメカ達は練習の成果を発揮。約3分でブレーキ交換を終え、マシンをコースに押し戻しました。マシンを降りたヴァン・ダムは、「クルマはスタートの時から何も変わっていません。ブランニューカーのようです。WRX STIのようなセダンが、GT3のようなスポーツカーを追い回し、その間に食い込んでいくことはとっても楽しいし、奇跡のようです」と語っていました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 20 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 111 9:10.239
2 38 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 102 9:46.969
3 43 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 101 9:20.161
4 47 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 100 9:23.321
5 55 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 97 10:03.776
6 85 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 86 10:15.522
19時間経過時のリザルトです
18時間経過
気温が上がってきました

RACE REPORT

午前10時には青空が徐々に広がり、気温は10℃となりました。それでも空気は冷たく、日陰では依然として肌寒く感じます。この時点で#114 WRX STIは、105周を周回し総合順位は19位のままです。このあと数周でピットインする際に、タイヤ交換、燃料補給、ドライバー交代の通常作業に加え、フロントのブレーキを交換することにしました。クラスリードは大きいので、残りのレースを安全に遂行するための措置です。月曜日からブレーキ交換の練習は何度もしているので、ディーラーメカにとってはすでに慣れた作業になっているはずです。慌てず注意して作業してくれるでしょう。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 19 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 105 9:12.514
2 38 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 96 9:47.373
3 43 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 95 9:20.161
4 51 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 94 9:25.737
5 55 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 92 10:03.776
6 86 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 80 10:17.865
18時間経過時のリザルトです
17時間経過
総合19位にポジションアップしました

RACE REPORT

午前9時に#114 WRX STIがピットイン。シュリックに代わってヴァン・ダムがコースインしていきました。この間に総合順位がひとつ上がって19位に。上位車のほとんどはGT3車両で、トップグループはワークス級のマシンばかりです。それらにまじってシュリックは、この時間帯に9分19秒台の自己ベストを更新しています。「イエローコーションが出ていなければ、思い切りプッシュします。SUBARU WRX STIはとても運転が楽しいので、プッシュするときもストレスはなく、ドライビングを楽しんでいます」とシュリックは笑顔で答えていました。辰己総監督の表情は、まだキリリと引き締まっています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 19 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 99 9:12.514
2 37 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 91 9:47.373
3 44 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 89 9:20.161
4 55 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 88 9:29.869
5 57 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 87 10:03.776
6 87 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 76 10:17.865
17時間経過時のリザルトです
16時間経過
16時間が経過し、95周を完了

RACE REPORT

17日(日)の朝、ニュルブルクリンクは曇り空に覆われています。気温はなお8℃です。予報では、このあと曇りが続き、気温は13℃くらいまで上がるようです。現在SUBARU WRX STIをドライブしているのは、ティム・シュリックです。「クルマの動きに慣れてきたので、プッシュしてみる」と語っていたシュリックですが、なかなか良いリズムで走行しています。シュリックのスティントが終了すると、ドライバールーティンは4セット目に入ります。総工程の三分の二を完了した時点で、WRX STIの周回数は95周。総合順位は20位です。総合首位は、#28アウディR8 LMSで103周を終了しています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 20 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 92 9:12.514
2 34 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 86 9:20.161
3 44 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 84 9:47.373
4 57 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 82 9:29.869
5 58 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 81 10:03.776
6 86 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 75 10:17.865
16時間経過時のリザルトです
15時間経過
午前7時、総合20位をキープ

RACE REPORT

15時間が経過し、ラッセーが総合20位・SP3Tクラス首位を快走しています。WRX STIはここまでで87周を終了しており、すでに約2,200kmを走破したことになります。この時間帯は気温も路面温度も適度に低く、WRX STIにとってタイムが出しやすい条件だと言えるでしょう。そのため山内同様にラッセーのペースは速く、山岳部でコーションが出ていなければ9分10秒以内も可能なほどです。レースは残り9時間です。そろそろ、夜間の間にキャンプのテントやホテルのベッドに潜り込んでいたレースファンが起き出し、それぞれギャラリーポイントやGPサーキットのスタンドに戻ってくるはずです。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 20 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 86 9:12.514
2 36 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 81 9:22.560
3 44 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 79 9:47.373
4 58 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 76 9:29.869
5 59 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 76 10:03.776
6 87 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 70 10:17.865
15時間経過時のリザルトです
14時間経過
山内、初の完全ドライでペースアップ

RACE REPORT

夜明けを迎えた午前6時。ヴァン・ダムから代わった山内がペースを上げています。特にGPコースとノルドシュライフェ前半のセクションは、GT3車両にも迫る勢いです。その後マシンを降りた彼は、「3回目の僕のスティントで初めてドライ路面を気持ち良く走れました。まだ奥の方ではトラフィックに詰まることや、コーション区間も多いのですが、それでもどのようにすればラップタイムが上げられるかを研究しながら走ってみました」と語っています。これまでの山内のスティントはいずれも雨に降られており、完全ドライは今回が初でした。このスティントの彼のベストラップは、9分25秒台です。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 20 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 81 9:12.514
2 37 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 75 9:22.560
3 46 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 74 9:47.373
4 60 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 71 9:29.869
5 63 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 70 10:03.776
6 88 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 64 10:17.865
14時間経過時のリザルトです
13時間経過
午前5時、空が白んできました

RACE REPORT

13時間経過。#114 SUBARU WRX STI NBR 2015は、ヴァン・ダムが総合20位を走行しています。SP3Tクラスでは独走状態です。現在の気温は6℃で、冬の朝のように冷たい空気があたりを占めています。しかし、東の空が白んでこれから気温が急上昇するとトラブルもアクシデントも起きやすくなってきます。まだまだ油断は禁物です。そんな中、パドックのSUBARUテントで、次のピットインのためのタイヤを準備しているSUBARUディーラーメカ達はまだまだ元気です。揃いのサングラスでポーズをつけてみました。レースは残すところあと11時間、力を合わせてがんばろーっ。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 21 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 74 9:12.514
2 37 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 70 9:22.560
3 46 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 68 9:47.373
4 63 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 65 9:29.869
5 65 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 65 10:03.776
6 86 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 60 10:17.865
13時間経過時のリザルトです
12時間経過
総合21位・クラス首位でレースを折り返し

RACE REPORT

スタートから12時間が経過。午前4時を回りました。3時40分にはドライバー交代のルーティンが2巡し、ヴァン・ダムが3回目のスティントに出かけて行きました。クルマを降りたシュリックは、「事前テストで多数周回を走れていなかったこともあり、これまではリスクを避ける走りに徹していましたが、ようやくフィーリングもつかめて余裕ができたので、プッシュしてみました。予想以上に良いタイムで走れましたね。クルマの状態は非常に安定しており、SUBARU WRX STIは改めて素晴らしいクルマだと実感しています」。2周差でWRX STIを追ったていた#117アウディはトラブルのためか、後退しています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 21 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 69 9:12.514
2 38 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 64 9:22.560
3 46 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 63 9:47.373
4 62 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 61 10:03.776
5 73 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 59 9:29.869
6 90 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 56 10:17.865
12時間経過時のリザルトです
11時間経過
深夜3時。

RACE REPORT

草木も眠る午前3時ですが、SUBARU / STIピットとテントは盛り上がっています。SUBARU名物ニュルカレーができ上がり、ドライバー、メカニックやチームスタッフだけでなく、ゲストなどにも振舞われています。少しスパイシーな本格カレールーの上には、ニュルブルクリンクのコース図を型抜いたスライスチーズがトッピングされています。これを食した人は、必ず「あぁ美味しかった。目がさめる」と言います。レースは11時間が経過し、#114 WRX STIはティム・シュリックがドライブし、総合22位・クラストップを快走しています。気温は10℃ほどですが、これから明け方にかけて急激に冷え込んできます。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 22 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 63 9:12.514
2 29 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 61 9:22.560
3 51 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 57 9:47.373
4 64 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 56 10:03.776
5 74 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 54 9:29.869
6 91 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 51 10:17.865
11時間経過時のリザルトです
10時間経過
10時間が経過し、WRX STIは総合25位・クラス首位

RACE REPORT

午前2時。スタートから10時間が経過しました。現在のところ、#114 SUBARU WRX STI NBR 2015は、総合25位・クラストップ。ラッセーが二度目のスティントをドライブしており、クラス2位の#117アウディにはまだ2周強の差をつけています。ラップタイムは10分10秒程度ですが、コースには追い越し禁止のイエロー区間が 点在しているため、ペースが上げられません。トップグループのFIA GT3車両も多くは同等のタイムで周回しています。夜明けまであと3時間半ほどです。ピットクルー達もレースカーが時計のように安定して走っていれば、ピットボックス内で体を休めることができます。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 25 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 57 9:12.514
2 29 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 55 9:22.560
3 54 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 52 9:47.373
4 66 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 51 10:03.776
5 85 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 48 9:29.869
6 96 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 46 10:17.865
10時間経過時のリザルトです
9時間経過
再びレコードラインはドライコンディションに

RACE REPORT

インターミディエイトタイヤを装着してから約1時間40分にわたってドライブした山内は、その前のスリックタイヤでの走行時間を加えると約2時間20分の走行となりました。その間、GPサーキットからアデナウの先のニキ・ラウダポイントまではほぼドライとなり、その後その先もレコードラインは乾いていきました。まだ2周以上の差があるとはいえ、後続車とのラップタイム差も気になります。スリックタイヤを装着しているライバルとほぼ同等のタイムで走り、しかもタイヤを壊さないように気配りしながら走るのは簡単なことではありません。「ちょっと疲れましたが、条件変化に対応できてよかったです」、と山内は話しています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 27 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 46 9:12.514
2 32 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 45 9:22.560
3 53 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 42 9:47.373
4 68 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 41 10:03.776
5 92 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 38 9:29.869
6 96 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 37 10:17.865
9時間経過時のリザルトです
8時間経過
バイブレーションは治りました

RACE REPORT

山内がコースインしてからしばらくすると雨脚は強くなり、特にノルドシュライフェでは真っ直ぐ走れないほどに。11時過ぎにチームは決断し、ピットインしてスリックからインターミディエイトタイヤに交換することにしました。その際に駆動系やその他の部分もチェックしましたが、先ほどの振動の原因となるものはみつかりません。山内からもバイブレーションの報告はなく、冷えたタイヤが路面に散乱する異物かタイヤカスを拾ったためでは、と考えられています。タイヤを交換したのち、山内はそのままコースに復帰。この先も状況が変化しない可能性もあり、インターミディエイトタイヤを温めて次に備えています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 28 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 46 9:12.514
2 35 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 45 9:22.560
3 54 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 42 9:47.373
4 70 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 41 10:03.776
5 97 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 38 9:29.869
6 104 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 37 10:17.865
8時間経過時のリザルトです
7時間経過
また、雨が・・。山内二度目のスティントです。

RACE REPORT

午後10時40分、ヴァン・ダムから山内にドライバー交代。ピットアウトとほぼ同時にまた雨が降ってきました。まだ弱い雨ですが、いつまで続くのか、勢いは強くなるのか様子見が必要です。交代する前、ヴァン・ダムから無線で「アクセルをオフするとフロントに細かいバイブレーションが発生し、ブレーキを踏むと強くなる気がする」というレポートが聞こえてきました。STIピットはにわかに慌ただしくなりましたが、小澤監督は「リードは十分あるので、何か緩んでいるものやガタがないかをチェックしてください」と冷静に指示を出します。しかし、特にそのような事態は確認できず、タイヤを交換してピットアウトしていきました。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 31 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 41 9:12.514
2 42 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 39 9:22.560
3 58 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 38 9:47.373
4 75 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 37 10:03.776
5 110 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 33 9:29.869
6 111 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 32 10:17.865
7時間経過時のリザルトです
6時間経過
長い長いナイトレースの始まりです

RACE REPORT

日没直後の午後9時20分頃、#114 WRX STIがルーティンピットに入り、シュリックからヴァン・ダムに交代しました。これでドライバーは一巡したことになります。汗を拭いたシュリックは、「クルマはとてもドライブしやすく、最初から最後までバランスも変化しませんでした。心配は一切ありません。ただし、最終ラップに小さなアクシデントがありました。トラフィックが多く、バックストレートに入る直前の高速コーナーで、オーバーテイクした車両が急に接近してきて接触しました。戻ってから見てみると、ホイールのリムが少し削れていただけでした。当たった場所を考えると、これだけで済んでラッキーでした」と語っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 31 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 35 9:12.514
2 45 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 34 9:22.560
3 64 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 32 9:47.373
4 75 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 32 10:03.776
5 116 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 28 9:29.869
6 117 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 28 10:17.865
6時間経過時のリザルトです
5時間経過
5時間が経過し、WRX STIはクラス首位を維持

RACE REPORT

日没を目前にし、あたりは少し薄暗なってきました。シュリックがドライブするSUBARU WRX STIは現在SP3Tクラスのトップを走っています。周回数は30周で、総合35位です。ここまではノートラブル、ノーアクシデントで推移しています。#114 SUBARUを追う、クラス2位の#117 アウディは周回数2周遅れとなっており、総合順位は51位です。また、この時点で総合トップはニューモデルの#1アウディR8 LMS(FIA GT3)で、周回数は#114を3周先行しています。総合3位を走行していた#2メルセデスSLSは、タイヤが外れてコース上にストップしており、大きく順位を落とすことになるでしょう。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 35 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 30 9:12.514
2 51 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 28 9:22.560
3 67 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 27 9:47.373
4 81 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 26 10:03.776
5 120 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 23 10:17.865
6 125 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 22 9:29.869
5時間経過時のリザルトです
4時間経過
コース上は少し汚れ、走りにくくなってきました

RACE REPORT

午後8時少し前、SUBARU WRX STIがピットイン。ラッセーから四人目のシュリックにドライバー交代しました。コース上は場所によってミストが立ち込め、少し路面を濡らしているようです。ラッセーは、「クルマは問題なしで、快適に走れています。ドライブしやすく、コントローラブルです。ただし、トラフィックが行く手を阻み、ところによってはアクシデントの結果かき出された土やデブリス(ゴミなど)などが落ちており、走りにくくなっています。僕のスティントでは、路面はほぼドライでしたが最後の1周だけ湿っている箇所がありました」。気温は現在10℃で、路面温度もほぼ同等です。#114は現在総合35位クラストップ。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 33 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 24 9:12.514
2 54 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 23 9:22.560
3 74 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 22 9:47.373
4 79 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 21 10:03.776
5 111 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 20 10:17.865
6 134 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 16 9:29.869
4時間経過時のリザルトです
3時間経過
山内「濡れた路面ではAWDが威力を発揮しました」

RACE REPORT

午後6時40分、第二走者の山内が帰還。「僕が走り出して間もなく雨が降り出しました。小雨なのでスリックのまま走り続けましたが、ライバルたちはピットインしていましたね。こういう時はSUBARU AWDが威力を発揮します。クルマからのフィードバックがはっきり伝わっていたので、濡れた路面でも安心感はありました」と語っています。トップクラスのGT3車両ですら10分以上のラップタイムで走る中、山内は10分を切るタイムで周回していました。交代したラッセーは、午後7時の時点で総合36位、クラス首位を守っています。路面が乾いたため、ラップタイムは再び以前のペースに戻っています。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 36 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 17 9:12.514
2 66 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 16 9:22.560
3 71 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 16 10:03.776
4 84 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 15 9:56.550
5 112 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 14 10:17.865
6 131 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 12 9:29.869
3時間経過時のリザルトです
2時間経過
ヴァン・ダム「クルマはとても安定して速いし快適」

RACE REPORT

午後5時20分に8周を終了してピットインしたヴァン・ダムは、山内にドライバー交代したのち次のように語りました。「ポールポジションからレースをスタートできるのは、やはり気持ちいいもの。オープニングラップは非常にエキサイティングでした。クルマは非常に安定しており、しかも速いラップタイム(9分12秒〜16秒)で走れています。耐久レースでは、タイヤを労わりながら、無理せず安定して速いことが何より大事。チームが本当に良いクルマを作ってくれたおかげで、特にノルドシュライフェでとても自信を持ってアクセルを開けていくことができます。現在のところ、不安要素は何もないです」。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 39 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 11 9:12.514
2 54 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 10 9:22.560
3 56 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 10 9:29.869
4 79 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 10 9:56.550
5 86 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 10 10:03.776
6 121 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 9 10:17.865
2時間経過時のリザルトです
1時間経過
1時間目WRX STIがSP3Tクラスをリード

RACE REPORT

17:00。レースはスタートから1時間が経過し、SUBARU / STIの#114 WRX STI NBR 2015は、6周を完了。総合48位、SP3Tクラス1位を走行しています。クラス2位の#117アウディTT RSも同一周回で続いています。現在安定したラップタイムで走行しているヴァンダムから2番手の山内に交代するのは、午後5時20分頃の予定です。イヤホンで音楽を聴きながら落ち着かない様子の山内ですが、「もちろん僕は大丈夫ですが、緊張しないわけにはいかないですよ。ビッグレースですから」。周辺はやや肌寒いものの、曇り空のままキープ。コース上ではアクシデントでスロー走行しているマシンも見えます。

RACE RESULT

ClsPos Pos No. Machine Driver Laps Time
1 48 114 SUBARU WRX STI van Dam/Yamauchi/Schrick/Lasee 5 9:13.387
2 52 117 Audi TT RS 2.0 Wasel M./Wasel.T/Lohnert/Deegener 5 9:22.560
3 59 116 Audi TT RS Speich/Waschkau/Vleugels/Jung 5 9:29.869
4 85 187 Lexus RC Kinoshita/Sato/Gamo/Matsui 5 9:56.550
5 93 118 Seat Leon Supercopa Kittelmann/Muller/Heimrich/Goroyan 5 10:03.776
6 100 119 Ford Focus Prill/Willert/Dr. Ludmann/Weckop 5 10:17.865
1時間経過時のリザルトです

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