NURBURGRING 24H RACE

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2016.05.26 - ニュルブルクリンク24時間レース・事前情報6
SUBARUファンの応援メッセージは、しっかり届いています

RACE REPORT

3月28日にスバル研究実験センター(SKC)で行われたスバルファンミーティング会場にお越しいただいた皆さん、フラッグにNBRチームへの応援メッセージを書いていただいたことを覚えていますよね。そのフラッグがパドックのSUBARUテントに到着。トレーラーの壁に貼り出されました。皆様は、メッセージをどこに書いたか覚えていますか? 25日に集合したSUBARUドライバー達にもこれが目に止まったようです。日本語は読めないと思われるカルロやマセール、ティムも興味深げに眺めていました。皆さんの想いは、確実に当地にいるSUBARUドライバー達、チームメンバーの元に届いています。
2016.05.26 - ニュルブルクリンク24時間レース・事前情報5
熊本の皆さん、頑張って。SUBARU STIはくまモンと一緒に走ります

RACE REPORT

SUBARU WRX STI NBR 2016のボディサイドと佐野エンジニアが持っている携帯に、「頑張れ熊本」くまモンステッカーが貼ってあります。このほか、レースカーのリヤウィングの左右ステーと室内にも貼られています。熊本地震で被害に遭われた皆さんを想い、チームではこのステッカーとともに24時間を走ることにしました。ともに頑張りましょう。さて、チェックインを済ませた25日は、午後から夕方までみっちりメカニック達はピットワークトレーニングに励んでいました。給油とタイヤ交換、ドライバー交代が行われる通常のピットワークを繰り返し、いかにスムーズにロスなく作業が終えられるかの練習をしています。
2016.05.26 - ニュルブルクリンク24時間レース・事前情報4
いつものコンビもここではライバル?

RACE REPORT

ニュルブルクリンクのパドックは、一段と賑やかさを増してきました。チェックインを済ませたドライバー達が、集まってきたからです。SUBARUテントには、SUPER GTで山内英輝といつもコンビを組んでいる井口卓人が訪ねてきてくれました。ライバルチームであっても仲間は仲間。しばし談笑して帰って行きました。山内は、「今年からニュルに出場するにあたって、ドライバーはEラーニングと言うシステムを通じて、基本的なレーシングルールやニュル特有の規制などが十分に理解されているかの試験を受けなければなりません。しかも全部英語です。みっちり勉強したので、僕は無事クリアしましたよ」と笑顔を見せました。
2016.05.26 - ニュルブルクリンク24時間レース・事前情報3
SUBARUドライバーが全員集合

RACE REPORT

25日水曜日は、チェックイン日です。ドライバーやチームメンバーだけでなく、取材メディアもそれぞれ管轄デスクで登録し、クレデンシャル(パス)の発給を受けます。ドライバー達はライセンス類、運転免許証、各国のASNが発行する出場証明書などを提示したのち、さらにレーシングスーツやヘルメット、HANS(首を衝撃から守る装備)、シューズやグラブなどのギア類のチェックを受けます。それぞれFIAが認証した証明を提示しないと合格となりません。この日、午前にパドックに集合したSUBARUドライバー4名は、揃ってレジストレーションに赴き、登録とギアチェックを済ませました。これでマシンもドライバーも「レディtoゴー」となりました。
2016.05.25 - ニュルブルクリンク24時間レース・事前情報2
初日のミッション、無事車検をパスしました

RACE REPORT

NBRレース最初のミッションは、車検を受けることです。マシンが規定通りの寸法や重量であるか、安全装備が正しく装着されているかなどがチェックされ、エンジンの吸気制限装置(エアリストリクター)が封印されます。STIエンジニアの坂田は、「VLN出場後に車両重量軽減を徹底し、オイルや冷却水などを積んだ状態でのレギュレーション重量ギリギリまで攻めることができました」と話しています。その他、走行中にボディが発生する異音を消したり、室内の雰囲気温度を下げるためエアインテイクダクトやアウトレットを追加するなど、チームは細かい部分のチューニングを進めてきました。そのおかげで、特に指摘を受けることなく車検を通過しました。
2016.05.24 - ニュルブルクリンク24時間レース・事前情報1
ニュルブルクリンク24時間レースウィークがいよいよ始まります

RACE REPORT

ドイツ・ニュルブルクリンクにレースカーが続々と集まってきました。VLNレースに出場した3週間前から当地に滞在しているSUBARU STIチームは、すでに準備万端。24日火曜日に始まったパドック設営も真っ先に開始しました。また、いつもごった返す車両検査のラインにもいち早く並び、順番が来るのを待っています。しかし、ご覧のように天気はフォギーで、気温も11度と冬並み。かなり寒いです。今日から長い一週間が始まりますが、好天はあまり期待できそうにありません。さて、取材班も当地に到着していきなり、臨戦体制となりました。チームの内側やコースサイドから、現地で収集する最新情報を適宜お送りしますので、お楽しみに。
2016.05.15 - ニュルブルクリンク長距離選手権 第3戦4時間レース・レポート
SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2016、VLN第3戦でクラス2位入賞

RACE REPORT

5月14日(土)にドイツ・ニュルブルクリンクにて開催されたニュルブルクリンク長距離選手権(VLN)第3戦4時間レースにSUBARU WRX STI NBRチャレンジ2016が出場し、クラス2位入賞を果たしました。

この時期のVLNレースは、2週間後に控えたニュルブルクリンク24時間レースに向けた調整を目的とし、多くの参加車両が出場します。本年は参加台数が151台と24時間レース本番さながらの賑やかさとなり、ピットレーンはレースマシンと各チームのメカニック達で溢れんばかりとなりました。STIは、4月下旬にマシンを送り出し、SUPER GT第2戦富士ラウンド終了後、辰己英治総監督、菅谷重雄監督をはじめ、エンジニアやメカニックはドイツに移動。現地でVLN出場のための最終準備を進めてきました。
迎えた14日の天候は朝から曇りで、冷たい風がサーキットに吹き付けていました。5月中旬というのに、体感温度は10度以下であり、多くのスタッフが厚手のジャケットの下に多くを着込んでもブルブルと震えるほどでした。路面コンディションはドライ。安全のためにコースの数カ所でトップスピードを調整するレイアウト変更と路面改修があったものの、ノルドシュライフェの深い森を貫く全長25kmコースの多くのコーナーはこれまで通りです。STIチームには、地元ドイツ在住ドライバーのマセール・ラッセーとティム・シュリックの2名が合流し、朝8時30分から10時まで行われた公式予選に臨みました。

SP3Tクラスには、WRX STIのほか最大ライバルのアウディTT RSが3台出場していました。彼らの進化も著しく、WRX STIはこれまでのベスト。
今回のVLNレース参加の目的は、24時間レースに向けて調整してきたSUBARU WRX STI NBRチャレンジマシンの各部が狙い通りに機能するかの確認でした。数値的には、24時間レースの公式予選で9分を切るタイムで走れるかが、目安となっています。コースが昨年までの24時間レースとは異なるため単純比較はできないものの、この日のVLN予選では8分48秒台のベストタイムを記録しており、チームにはポジティブな空気が充溢していきました。そして、正午の4時間レーススタートを迎えました。

タイムを更新したにもかかわらず予選順位は4台中4位。いかにライバル勢がWRX STIをしのぐ性能発揮を目標に開発されてきたかがうかがい知れます。しかし、各セクタータイムでは、WRX STIも安定的な速さを記録しており、4時間レース終了時にはクラス2位でチェッカーフラッグを受けることができました。総周回数は24周で、総合順位は151台中69位でした。
レースを終えたSUBARU STI チームの菅谷重雄監督は、「今回のVLNレースは、車両の設計性能がきちんと発揮できているかのチェックが目的だったので、結果を見れば多くの収穫が得られたと実感しています。短時間の間にエンジニアやメカニック達が全力を尽くして車両を仕上げてくれたおかげでこのような感触が得られたので、24時間レースに向けて大きな自信になりました。ドライバーのふたりも、とてもクルマは扱いやすくバランスが良いとコメントしてくれています。しかし、ライバル勢の進化は予想以上でした。とはいえ、私たちの強みを活かせば、レースでは良い戦いができるはずです。しっかり準備をして、2週間後の24時間レースに備えたいと思います」と語っています。
SUBARU STIチームの主力メンバーはこのままドイツに滞在し、車両の細部を仕上げていくほか、24時間レースに向けたレース装備の準備を進めていきます。24日火曜日には、山内英輝やカルロ・ヴァン・ダムのドライバーふたりも合流してチェックイン。車検ののち26日にはプラクティス走行が行われ、27日金曜日の公式予選を経て、28日午後3時30分に熱戦の火ぶたが切って落とされます。
2016.03.25 - ニュルブルクリンク24時間レース・シェイクダウンレポート
STI NBRチーム 困難を乗り越えチーム一丸で連覇へ決意

RACE REPORT

3月22日(火)、スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)は本年のニュルブルクリンク24時間レース(ドイツ 5月26日(木)~29日(日)、44.ADAC Zurich 24H Rennen、略称NBR)に向けてのシェイクダウンテストを富士スピードウェイにて行いました。

SUBARU/富士重工業の公式facebookページにて当日にも速報をお伝えしましたが、このシェイクダウンの最中、第1コーナーにおいてSUBARU WRX STI NBR チャレンジ2016車の単独クラッシュが発生しました。全開のスピードで起きた事故の衝撃は大きく、マシンは大きなダメージを負ってしまいました。幸いにも、ドライブしていた山内英輝は右肩に軽い打撲を負ったものの大きな怪我も無く、今週末の3月26日(土)~27日(日)に富士スピードウェイで開催されるSUPER GT公式テストにも参加する予定となっています。
マシンの修復は、24時間レースまでの2ヶ月では非常に困難であり、一時は今年の参戦は断念するという選択肢も浮かびましたが、ニュルブルクリンク24時間レースはSUBARU/STIの“安心と愉しさ”の実証の場であるという想いが強く2連覇へのチャレンジを継続することをSTIは決意しました。

また、2016年のマシンのポテンシャルの高さがシェイクダウンで確認できたこともこの決断を後押しした大きな理由でした。2016年マシンは昨年の車両をベースに熟成と改良を重ねてまいりました。特にコーナーの多いニュルブルクリンクでマシンのコントロール性をアップさせるべく、慣性モーメントの低減、軽量化、空力バランスの改良をおこなっております。
エンジンはレギュレーションにより課せられたリストリクター径の変更(1mm小径化)で約20馬力のパワーダウンとなりますが、これらの改良によりマシンがその損失をカバーしうるだけのポテンシャルをもつことを、富士スピードウェイでの走行で確認できました。
総監督の辰己英治は今回の参戦継続の決定とともに、「このたびは応援していいただいている皆さんにご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。クラッシュを受け、このチャレンジの続行について議論をしてまいりましたが、やはりこのクルマでニュルブルクリンク24時間レースを走り、応援していただいている皆さんと共に優勝を勝ち取りたいと考えました。とは言え、いざ参戦するとは決めたものの立ちはだかるハードルは高いです。しかし、STI社員、チーム一同、そして協力企業の皆さんと力を合わせ、心を一つにして、ニュルブルクリンクでの2連覇をめざしますので、引き続き応援をお願いします」とコメントしました。

今後、チームは車両を修復し、4月末までには国内でのテスト走行を終えてドイツへ空輸。5月14日のニュルブルクリンクでのVLNレースでの最終調整を経て、5月26日からの24時間レースに臨む計画です。
また、チームには今年も全国各地からディーラーメカニックの6名が加入します。これは、WRC(世界ラリー選手権)時代に始まり累計300名以上を数えている制度です。実戦でのサービスメカニックとして参加する彼らのコメントを紹介します。
新潟スバル 佐藤高志
「勝つために全力で力になれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」
北陸スバル 廣澤伸晃
「走っているクルマを見てさらに勝ちたいと思いました。本番も最高のパフォーマンスを発揮できるよう頑張ります」
神奈川スバル 花屋仁司
「夢の舞台に立てる機会をいただいたので、全力で頑張っていきたいと思います」
東京スバル 佐久間智憲
「私も夢の舞台に向けて全力で戦えるように、そしてチームに貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
名古屋スバル 酒井一輝
「ここにいる6人で力を合わせ少しでもチームの力になれるように頑張っていきたいと思います」
滋賀スバル 若林智
「昨日から合流しましたが、同じ釜の飯を食べ最高のチームだと思いました。全力で勝てるように頑張りますので応援よろしくお願いします」

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