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ニュルブルクリンク24時間レース・予選レポート
2016年ニュルブルクリンク24時間レース、火蓋が切って落とされる

RACE REPORT

28日15時30分、1周のフォーメーションラップの後、ニュルブルクリンク24時間レースがスタートしました。FIA GT3車両がメインのトップグループに続き、第2グループの3番目にカルロが駆るSUBARU WRX STI NBRチャレンジ 2016がコントロールラインを通過していきました。スタート時の天候は曇りで、気温はまだ21度あります。しかし、西の空はだいぶ暗くなってきました。スタート前のカルロは、「レースでは、とにかくタイヤマネジメントが重要です。その中でチャンスを見つけて先行車とのギャップを詰めていきたい」と語っていました。24時間のロングジャーニーはたった今スタートしました。
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スターティンググリッド整列が始まりました

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GPコース・メインストレート上のダミーグリッドに各車整列しだしました。150台以上のマシンが一斉に動き出すわけですが、ピットレーンはごった返します。グリッドの長さは1kmほどでしょうか。メルセデスアリーナから最終コーナーのゲート付近まで続いていて、歩いて先頭から最後尾までは行くには15分ほどかかりそうです。#106 SUBARU WRX STI NBRチャレンジ 2016は、第2グループの2列目につけています。スタートドライバーは、カルロ・ヴァン・ダムです。
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SUBARU応援ツアーが到着しました

RACE REPORT

日本からSUBARU応援ツアーの一行22名がパドックにやってきました。昨日フランクフルトに到着して宿泊し、今朝バスに揺られて当地に到着したとのことです。今回は、遠くは北海道、広島を含む全国各地から応募があったようです。中には昨年も拝見したお顔が見えますね。今日はパドックでレースを見学し、夜は一旦ボンのホテルに帰ってから明日またサーキットに来られる予定と聞いています。応援本当にありがとうございます。興奮しすぎて熱を出したりしないように、歩きすぎて足を痛くしたりしないようにお願いします。明日の午後、みなさん笑顔で再会しましよう。
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みなさんこんにちは、ティム・シュリックです

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チームのムードメーカー、ティムのメッセージです。スマートフォンに入れた自分の変装写真などおかしな写真を周囲に見せては笑いを取っています。「みなさんこんにちは、ティム・シュリックです。今日の気分は、この青空のようにブリリアントです。もうレースが待ち遠しくて仕方ないです。僕は、レースが雨になっても全然平気。むしろSUBARU AWDの威力を発揮するチャンスです。みなさん、よい結果を期待してお待ちくださいね」。現在13時半を少し回ったところで、レーススタートまで2時間を切りました。西の空には少しずつ雲が増え、気温は少し下がったような気がします。
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28日12時天気予報アップデート

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予報に反し、現在パドック周辺は気持ちよく晴れ上がっています。現在気温は17度です。専門家によると、現在アイフェル山系の西、フランス中央部に大きな雨雲があり、それが当地に向かってきているとのこと。気温が上昇し、湿気をたっぷり含んだ雨雲が到達すると一時強く降り、雷の発生もありうるそうです。取材班としては、なんとか午後1時のスタート進行開始から3時30分のスタートまで天気がもってくれればありがたいと願っております。パドックやグランドスタンド裏のプロムナードには多くの観客が集まってきています。キャンプ場のアウトドア派の盛り上がりもピークに差し掛かっているようです。
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チーム朝礼で気持ちを引き締めました

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朝11時、エンジニア、メカニック、スタッフなどのチームメンバーがSUBARUガレージテントに集合。決勝日朝の朝礼が始りました。SUBARUディーラーメカニックの皆さん、今日はよく眠れたでしょうか。STI辰己総監督から、「ネットやテレビ、ストリーミングライブ中継を通じて、世界中から多くのSUBARUファンがこのニュルブルクリンク24時間に注目しています。今日は、日本から応援ツアーの方々も大勢お見えになっています。全員それぞれがSUBARU代表であることを意識して、ファンの皆さんに感動をお届けするようなレースを見せましょう」と挨拶があり、メンバーは大きくうなづいていました。
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ニュルブルクリンクの象徴、ニュル城

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ニュルブルクリンク内の丘の上に立つニュル城は、中世封建時代に建てられた古城です。語源は、ニュル(黒い)ブルク(城)で、濃い色の玄武岩で作られているため黒っぽく見えます。登ってみるとアイフェル山系に連なる周囲の山々が一望できます。この城を中心とした集落がニュルブルクの街となっており、ロッヂ風の宿泊施設やレストランなどが点在しています。普段は静かな街ですが、年に一度24時間レースの週には人が溢れ、賑わいます。このニュルブルクの街にあるリンク(競技トラック)なので、このサーキットはニュルブルクリンクと呼称されるようになったとのことです。いよいよ本日決勝レースを迎えます。
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28日、決勝レース日の朝を迎えました

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決勝日の朝、ここニュルブルクリンクでは霧が辺りを包み込んでいます。天気予報では、午前中は曇り空で、所により午後は降雨がありそうです。前夜のSUBARU STIチームは、20時前後までアライメント調整などの作業を行っていましたが、その後投宿先に帰って行きました。準備を済ませているため、本日8時過ぎから1時間予定されているウォームアップ走行には出走しないとのこと。エンジニアもメカニックも40時間以上休むことができないので、朝はなるべくゆっくりしてもらいたいものです。さて、取材班はそろそろサーキットに向かいます。長い1日になりますが、みなさんどうぞ宜しくお願いします。
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SUBARUディーラーメカニック参上

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今回チームに参加しているSUBARUディーラーメカニックを紹介しましょう。廣澤伸晃(北陸スバル)は左後タイヤ、佐久間智憲(東京スバル)は左前タイヤ、若林智(滋賀スバル)はタイヤ温度計測、佐藤高志(新潟スバル)は右前タイヤ、酒井一輝(名古屋スバル)は右後タイヤ、花屋仁司(神奈川スバル)はタイヤ内圧計測を担当します。当地に到着して以来、マシンのレース準備から始まり、幾度となくピットワークトレーニングも受けてきました。部品の形状やメンテナンスの方法などが多少違えども、レースカーも通常整備しているSUBARU車と機能はほぼ同一。ピットでの彼らの腕の見せ所にもご注目ください。
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カルロ・ヴァン・ダム、予選アタックラップを語る

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27日午前中に行われた2回目の公式予選で、タイムアタックを担当したカルロ・ヴァン・ダムのコメントです。「路面はほぼドライで、トラフィックも気になる程はありませんでした。ニュータイヤで1周だけアタックしましたが、コンディションは完璧です。しかし、僕自身のことを言えば、約1年ぶりのプッシュラップだったので、100%パーフェクトではなかったかも知れません。クラス2位だったことより、個人的な目標でもある予選9分切りが達成できなかったのが、やはり悔しいです。とはいえ、VLN時の(アウディTT RSとの)タイム差を考えれば、0.8秒差に迫れたので、チームは短期間に素晴らしい仕事をしてくれたと思います」
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予選2回目でハードプッシュするもクラス2位確定

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27日午前9時30分から2時間にわたり、公式予選2回目が行われました。路面は前夜からの雨のため所々ウェットパッチが残っていますが、天気は晴れで気温は16度を超えていました。路面状況がさらに良くなると読んで、主要チームは予選時間が始まってもなかなかコースインしませんでした。1時間を経過すると、レコードラインはほぼドライとなり、トップチームは続々とコースイン。SUBARU STIチームは、カルロがコースインして路面をチェックした後、ニュータイヤに換装してタイムアタック。一時クラストップタイムを塗り替えましたが、その後ライバルの#104アウディに再逆転されて予選クラス2位が確定しました。
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STI菅谷監督の予選総括

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「予選スタート直後の雨でグランプリコースは、すぐにウェットとなりました。カルロはその状況下で走らざるをえず、少し気の毒でした。次の山内、さらにマセールへと交代しましたが、その頃にはフルコースドライになってタイムを出すには良い条件となりました。トラフィックが完全にクリアではなかったので、プッシュできるチャンスは少なかったと思いますが、その中でこのタイムは悪くないと思います。その後、ヘビーウェットとなったコースに出て行ったのはティムです。彼は、”僕たちのクルマは、ヘビーウェットでもバランスが良く、もし決勝レースがフルウェットなら十分戦える”と話していました」
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予選1回目に突然の降雨。WRX STIはクラス2位

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1回目の公式予選は26日20時にスタート。序盤はドライコンディションでしたが、セッション開始と共に雨雲が発達し、20時過ぎにはコースのところにより、小雨が降り出しました。その後いったん雨は止み、状況は少し好転しました。SUBARU WRX STIを最初にドライブしたのはカルロ・ヴァン・ダムで、続いて山内英輝、マセール・ラッセー、ティム・シュリックとつないで、山内がもう一度乗るという計画でした。もっとも路面コンディションが良かったのは、マセールのスティントでした。ベストタイムは9分14秒714で、総合55位・SP3Tクラス2番手です。あいにくのコンディションでしたが、良い位置で走行初日を終えることができました。
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フリープラクティスは全員走ってフィーリングチェック

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夕方から雨が降ると言われていた26日午後の天気ですが、20時現在でも晴れています。この調子でいけば、23時30分までの公式予選1回目の間じゅうドライコンディションが続くかもしれません。さて、15時45分から始まったフリープラクティスでは、#106 SUBARU WRX STIは、ティムから走行をスタートし、カルロ、マセール、山内へとバトンをつないでいきました。気温も路温も高く、2週間前のVLNレース出場時とはコンディションが全く異なリます。全員が1周または2周してマシンのフィーリングを確認。それぞれ計画通り走行しました。もちろん、トラブルや心配は皆無です。いよいよ、この後公式予選を迎えます。
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SUBARU WRX STI NBR 2016を最先端技術でコーティング

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写真のお二人は、台湾のチューズナノテック代表のジェイソンさん(左)と日本代理店の二村さんです。このお二人は月曜日に当地入りし、アデナウのガレージでNBRマシンにセラミックコーティングを施してくれました。これは、単にレースマシンを常に美しい状態に保つだけでなく、ボディ表面を滑らかにコーティングすることで、高速走行時にレースカーにかかる空気抵抗を低減する効果がある最先端技術なのです。詳しくは別途解説する機会を設けますが、自動車だけでなく、航空宇宙工学や重工業各分野にも活用できるテクノロジーなのだそうです。まずは、このNBR 24時間レースで効果を見てみたいですね。
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パドックガレージで恒例の集合写真を撮影しました

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26日正午過ぎ、パドックのSUBARUガレージテントでは、恒例の集合写真撮影が行われました。集まったフォトグラファー達は、NBRマシンを囲むSUBARUドライバー全員と辰己英治STI総監督、菅谷重雄監督をパチリ。これが終わると、ドライバーズブリーフィングを経て、最初のプラクティス走行へと進行していきます。本日から天気が下り坂という予報に反し、現在のところ気持ち良い青空が広がり、気温は18度となっています。夕方から降るとのことですが、プラクティスの間はもちそうです。15時45分から100分間の走行セッションは、有名なカルーセルに取材に行ってきます。戻ってきたらその様子をレポートしたいと思います。

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