86/BRZ

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RACE REPORT

2018.04.02 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第1大会 鈴鹿サーキット(第1戦)
久保凜太郎が持ち前の鋭い走りで予選11位から4位入賞を勝ち取る
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの6年目のシーズンが幕を開けました。多くのエントリーを集める日本で最もホットなワンメイクレースには、多くの注目が集まっています。それだけに年々、戦いはヒートアップする一方です。
2018年シーズンは、全8大会9戦が予定されています。ただし、これまでとはカレンダーが異なり、鈴鹿サーキットで開幕し、再び鈴鹿サーキットで最終戦を迎えます。西日本のドライバーにとって、参加しやすくなっています。

鈴鹿サーキットは コース前半のテクニカルなセクションと、コース後半の高速セクションが組み合わされた難コースで、多くのプロドライバーにとってはチャレンジングでエキサイティングなコースと評価されています。しかしアマチュアドライバーにすれば、リスクの大きな難しいコースです。それだけにドライビングスキルの向上には、大きな効果があることでしょう。

今シーズンのレギュレーション変更はわずかで、プロフェッショナルシリーズの使用タイヤがクラブマンシリーズと同様に指定されるようになったこと。これは使用できるタイヤが誰にでもわかりやすくなりました。

そしてプロフェッショナルシリーズのポンイトが、有効ポイント制から全戦ポイント制へと変更されたこと。全てのレースでポイントをゲットすることが、チャンピオンを獲得するには必要になります。
エントリー台数はクラブマンシリーズが79台、プロフェッショナルシリーズが34台の、計113台。そのうちSUBARU BRZは、クラブマンシリーズが5台、プロフェッショナルシリーズが2台で、合計7台となりました。

クラブマンシリーズの予選は2組に分けられて実施されましたたが、SUBARU BRZは全車予選1組。#89池島実紅が10位、#315舩井俊仁が16位、#321三尾修が31位、#14鈴木祐子が33位、#4片岡照仁が36位となりました。その結果、池島実紅と舩井俊仁が決勝Aレース、三尾修、鈴木祐子、片岡照仁が決勝Bレースに参戦しました。

土曜日の夕方に行われた決勝Bレースでは、三尾修が24位、鈴木祐子が29位、片岡照仁が32位となりました。

日曜日の決勝Aレースでは、スタートで順位を落したものの、健闘していた池島実紅が他車との接触の影響でブレーキトラブルを発生、コースアウトしてリタイヤとなってしまいました。31番グリッドからスタートした舩井俊仁は、少しずつ着実に順位を上げて24位でチェッカーフラッグを受けました。しかしレース終了後、セーフティカー中の追い越しのペナルティによって31位へと降格となりました。
#315舩井俊仁のコメント
「今年はマシンを後期に変えて、タイヤも新しいグリップの高いものになったので、それに慣れるのことがまず必要でした。まだまだ使いこなせていないと思います。レースでは少しずつ順位を上げて行ったんですけど、ペナルティを受けてしまって最終的には31位ですか。でも、楽しかったですね」
今シーズンもまたGC ROBOT RACING TEAMには、全国のスバルディーラーからレースメカニックとしてサービスエンジニアが参加しました。大阪スバル東大阪店の夛田龍矢さん、奈良スバル自動車橿原店の藤本貴士さん、京都スバル自動車山科店の栩野大夢さん、兵庫スバル自動車加古川店の竹脇誠人さん、神奈川スバル相模原南店の宮﨑優治さん、以上5名でした。

プロフェッショナルシリーズを戦う#87久保凜太郎と#88井口卓人は、3年目のコンピ。その予選では、井口卓人がガス欠症状からコース脇にストップ。しかし幸運にも赤旗中断となり、予選再開後に不利な状況ながら15位のタイムを出しました。一方、久保凜太郎は赤旗中断前にタイムを出していたものの、11位で予選を終えました。
 
しかし決勝レース、上手くスタートを決めて前へ出た2人は、連なって次々と前車を攻略していくエキサイティングなレースを展開。オーバーテイクの難しい鈴鹿サーキットで、しかもプロフェッショナルシリーズとは思えないほどのオーバーテイクシーンを見せ、最終的に井口卓人は7位、久保凜太郎は4位という好成績を獲得しました。開幕戦を2台同時入賞という形で終えることになりました。
#87久保凜太郎のコメント
「ちょっと予選結果が良くなかったんですけど、その分だけ決勝レースでは前に出ていくことができました。今シーズンはちょっとスイッチを入れて、本気で勝ちを狙っていきますので、ぜひ応援してください」

#88井口卓人のコメント
「今シーズンは、いいスタートが切れたと思います。予選ではトラブルもありましたけど、結果としては入賞できてポイントを獲得することができました。久保凜太郎選手もいい走りをしていたので、今シーズンは2人でどんどん前へ行けるようにがんばりたいと思います」

 次戦、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第2戦は、4月28日(土)〜29日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOにて開催されます。
2018.03.27 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第1大会 鈴鹿サーキット(第1戦)・開幕戦プレビュー
2018年86/BRZレースが鈴鹿で幕開け
GAZOO Racing 86/BRZ Race 2018の開幕戦が、3月31日〜4月1日三重県鈴鹿サーキットで開催されます。2013年にスタートした大人気のワンメイクレースの、6年目のシーズンが始まろうとしているのです。2018年シーズンは、8大会全9戦のレーススケジュールが予定されています。その最初のレースが、例年通り4月の最初の日曜日に開催されるのです。
2017年シーズンは、ビッグマイナーチェンジ後、いわゆるE型が参入したこともあり、マシンのセットアップやデータを根本的に見直す必要がありました。そのため、シーズンのはじめは2016年までとは勢力図が大きく変わりました。しかし終盤に向けて少しずつチーム力が発揮され、本来のポジションに復帰するような流れがありました。 2018年は大きなレギュレーション変更がありません。2年目ということで熟成が進んだマシンによるレースが期待できます。
F1も開催される鈴鹿サーキットは、日本を代表するサーキットです。テクニカルな前半とハイスピードな後半が組み合わされたチャレンジングなコースレイアウトは、世界中のレーシングドライバーから高い評価を受けています。低重心を徹底的に追求した86&BRZのポテンシャルを発揮させるにふさわしいコースということができます。 2017年の鈴鹿は、残念ながら台風の影響によって中止となってしまいました。今回は春の日差しの中で、エキサイティングなレースが展開されることを期待したいと思います。
開幕戦のエントリーは、クラブマンシリーズが79台、プロフェッショナルシリーズが34台の、合計113台。そのうちSUBARU BRZ勢は、クラブマンシリーズが5台、プロフェッショナルシリーズが2台の、合計7台です。 クラブマンシリーズは、#4片岡照仁、#14鈴木祐子、#89池島実紅、#315舩井俊仁、#321三尾修の5人がエントリー。
プロフェッショナルシリーズは、CG ROBOT RACING TEAMから#87久保凜太郎、#88井口卓人という、昨年と同じコンビでの参戦となります。井口卓人がシリーズランキング2位を獲得した2016年と比較して、2017年は何か歯車が噛み合わないシーズンでしたが、シーズン後半で取り戻した速さを、今シーズンにつなげてくれることでしょう。
開幕戦のタイムスケジュールは、3月31日(土)の午前中にクラブマンシリーズ予選、午後にプロフェッショナルシリーズの予選、そして4月1日(日)の午前中にそれぞれの決勝レースが行われます。 このGAZOO Racing 86/BRZ Raceの開幕戦は、スーパー耐久シリーズの開幕戦が同時開催となっています。4月1日は8周のスプリントとなるGAZOO Racing 86/BRZ Raceと、5時間という長丁場のスーパー耐久レースを楽しむことができます。
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