86/BRZ

REPORT

  • Rd1
  • Rd2
  • Rd3
  • Rd4
  • Rd5
  • Rd6
  • Rd7
  • Rd8
  • Rd9

RACE REPORT

2018.06.25 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第4大会 岡山国際サーキット(第4戦)・決勝
予選アタック中に赤旗中断・不運から立ち直り87&88
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第4戦、6月23日(土)~24日(日)、岡山県岡山国際サーキットで開催されました。梅雨時期ということで不安定なコンディションで、気温の低い雨と、初夏のような晴れが交互に現れていました。それにサーキット自体が高地にある立地条件もあり、どのような気象環境は難しくなっています。
かつてF1を開催したということは、忘れてしまっている人も多いことでしょう。実際のコースはコンパクトで、F1のイメージとつながりにくいことは間違いないです。しかしタイトコーナーが連続しリズム良くドライビングを楽しみながら、同時にドライビングテクニックを磨くステージとしては面白いキャラクターになっています。

エントリー台数はクラブマンシリーズ67台、プロフェッショナルシリーズ35台の、計102台でした。そのうちSUBARU BRZ勢はクラブマンシリーズ5台、プロフェッショナルシリーズ2台の、計7台でした。西日本のアマチュアドライバーが集うこともあり、岡山国際サーキットの過去最高を更新しています。
フルグリッドが40台に設定されているコースなので、クラブマンシリーズの予選は2組に分けて実施されました。予選1組では、#321三尾修が26位となりました。予選2組は、#89池島実紅が8位、#315舩井俊仁が16位、#402酒井強志が27位。そして#64鈴木祐子はエントリーしていたものの、出走しませんでした。

その結果、決勝Aレースには池島実紅が15番グリッドから、舩井俊仁が31番グリッドからのスタート。決勝Bレースには三尾修が12番グリッド、酒井強志が13番グリッドからスタートすることになりました。

クラブマンシリーズ決勝Bレースでは、三尾修がスタートと同じ12位でフィニッシュしました。また酒井強志は他社との接触によって残念ながらリタイヤとなりました。

続くクラブマンシリーズ決勝Aレースは、池島実紅がスタートからフィニッシュまで終始バトルが続くというハードなレースを戦い、一時は11位にまで順位を上げましたが最終的には12位となりました。また舩井俊仁は23位まで順位を上げて、チェッカーフラッグを受けました。
#89池島実紅のコメント
「最初から最後まで、ずっとバトルしてました。事前のテストもしっかりやっていたので、今回のレースでは予選からしっかり走ることができました。あと一歩でトップ10に入ることができたので、そういう意味では悔しいですね。マシンのセットアップも進んできたし、確実に進化をしていると思います。次は走り慣れている富士スピードウェイなので、いい結果を出したいと思います」

今回のレースでも、各地のスバルディーラーからサービススタッフがレースメカニックを体験するべく、6人がCG ROBOT RACING TEAMにサポートに入りました。兵庫スバル自動車からは灘店の村木涼人さんと長田店の荻野雄生さん、広島スバル東雲店の黒川和輝さん、四国スバル高知桟橋通り店の植田義基さん、静岡スバル自動車浜松和田店の三原祥平さん、神奈川スバル湘南店の井上将一さんという、6人でした。
プロフェッショナルシリーズの予選、晴れていた天気が崩れ、予選終了間際で雨が降り始めるという予報がありました。それだけに早々と予選アタックをしたドライバーもいたが、CG ROBOT RACING TEAMの2人、#87久保凜太郎と#88井口卓人はクリアラップが取りやすい後半にターゲットを絞っていました。そして2人がアタックラップに入ったところで、予選は赤旗中断となってしまいました。そのため、タイム的に不利な2度目のアタックをするしかありませんでした。

その結果、予選順位は、久保凜太郎が18位、井口卓人が24位という不本意なものとなりました。
決勝レースでは、2台とも本来の速さを取り戻し、少しずつ着実にポジションを上げていきました。最終的に久保凜太郎が14位、井口卓人が15位となりました。

#87久保凜太郎のコメント
「レースペースも悪くないので、結局ポジションを上げていくことはできるんですが、そもそも予選結果が悪かったですね。アタックに入るタイミングとか、もっと考えていかないと、上のほうでレースするのは難しいと思います。そのあたりもしっかりと仕上げたいですね」

次戦、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第5戦は、7月21日(土)~22日(日)富士スピードウェイで開催されます。
2018.06.18 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第4大会 岡山国際サーキット(第4戦)・プレビュー
テストで好タイムを出した池島実紅に期待
全9戦で開催されるTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの今シーズン、中盤戦へと突入する第4戦が6月23日(土)~24日(日)、岡山国際サーキットで開催されます。
西日本を代表するサーキットである岡山国際サーキットは、かつてはF1も開催されたこともあるインターナショナルサーキットです。近年は施設が老朽化していましたが、オーナー会社が代わり、毎年しっかりと施設の更新・充実が図られていて、レジャースポットとして十分に価値があるものへと変わっています。
そのコースはコンパクトでタイトコーナーが多く、トラクション性能が大きく影響します。マシンのバランス、セッティングが重要になります。またタイヤメーカーの開発拠点のひとつにもなっていて、その開発ドライバーたちにアドバンテージがあります。個性的なコースだけに地元ドライバーたちの活躍も、岡山国際サーキットの特徴のひとつで、毎年ダークホース的なドライバーが上位に顔を出します。

エントリー台数は、クラブマンシリーズが67台、プロフェッショナルシリーズが35台の、計102台となりました。昨年に較べて17台エントリーが増えた形です。そのうちSUBARU BRZ勢はクラブマンシリーズが5台、プロフェッショナルシリーズが2台の、合計7台です。
クラブマンシリーズには、#64鈴木祐子、#89池島実紅、#315舩井俊仁、#321三尾修、#402酒井強志の5名のドライバーが参戦します。注目は池島実紅、第2戦スポーツランドSUGOでは惜しくもトップ10に届かない11位という結果に。そろそろトップ10入りという成果を残したいところです。第4戦について本人を直撃してみると、「テストに行ってきたんですけど、タイムも悪くないし、いい感じでレースできると思います!」と明るい笑顔でコメントしてくれました。これは期待できることでしょう。
プロフェッショナルシリーズには、CG ROBOT RACING TEAMから#87久保凜太郎と#88井口卓人が参戦します。第3戦オートポリスでは、地元九州だけにサポートイベントでも忙しく活躍していた井口卓人が、予選9位から、あと一歩で表彰台という4位でチェッカーを受けました。一方の久保凜太郎はオートポリスでも悪い流れが断ち切れず、マシントラブルでレースを失いました。しかしエネルギッシュな久保凜太郎だけに、そろそろ切り返して上位へと復帰してくれることでしょう。
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2018 第4戦岡山国際サーキットは、6月23日(土)の午後に予選、24日(日)にクラブマンシリーズの決勝レースが午前中、午後にプロフェッショナルシリーズの決勝レースが行われます。
> 86/BRZトップ > GALLERY
Scroll to top