86/BRZ

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RACE REPORT

2018.07.23 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第5大会 富士スピードウェイ(第5戦)・決勝
激しいレース展開の中久保凜太郎が9位を獲得
今シーズン全9戦で行われるTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race。その折り返し点となる第5戦が、7月21日(土)〜22日(日)、静岡県富士スピードウェイで開催されました。
梅雨は開け、強い日差しがサーキットに降り注ぐ、真夏のような陽気の中、コース上でも熱いレースが展開されました。

多くのドライバーにとって富士スピードウェイは走行経験の多いコースです。しかも86&BRZにとってはホームコースのようなもので、実際に86/BRZ Raceでも最も多くのエントリー台数となってきました。果たして、今回のエントリー台数はクラブマンシリーズが110台、プロフェッショナルシリーズが40台の、合計150台!です。これは過去最高の台数で、大台を超えた印象です。

ただし富士スピードウェイのフルグリッドは45台なので、クラブマンシリーズは決勝Aレースと決勝Bレースの2つでは、90台の参戦が限界で、20台は予選落ちとなってしまいます。ドライバーたちはまず、その過酷な予選を通過しなければなりませんでした。
SUBARU BRZ勢のエントリーは、クラブマンシリーズが9台、プロフェッショナルシリーズが2台の、計11台です。

クラブマンシリーズの予選は、3組に分けて実施されました。各組予選上位15位までが決勝Aレース、予選16位から30位までが決勝Bレース、予選31位以下が予選落ちとなります。

予選1組では、#64高橋正恭が12位、#209五賀貴男が20位、#507羽鳥明が28位、#373小日山典明が30位。#601大熊優希は32位で予選落ちとなりました。予選2組は、#89池島実紅が9位、#315舩井俊仁が15位で、2人とも決勝Aレースに進みました。予選3組では、#169竹ノ内宏樹が24位、#555朝岡優太は33位で予選落ちとなりました。

プロフェッショナルシリーズにエントリーしているCG ROBOT RACING TEAMの2人、#87久保凜太郎と#88井口卓人は、少しずつ調子を取り戻しつつあります。予選でも井口卓人が7位、久保凜太郎が10位と、2人揃ってトップ10に入りました。決勝レースが楽しみな予選結果となりました。
今回のレース、各地のスバルディーラーから6名のサービススタッフがレースメカニックとして参加してくれました。東京スバル立川店の深沢祐二さん、神奈川スバル泉店の鈴木鷹さん、北陸スバル自動車金沢西店の水越敬介さん、岐阜スバル自動車各務原店の上野豊さん、名古屋スバル名古屋楠店の小島雅伸さん、京都スバル自動車北白川店の川合要輝さん、以上6名です。強い日差しの中、CG ROBOT RACING TEAMの3台のマシンのメンテナンスなどを担いました。

クラブマンの決勝Bレースでは、五賀貴男が上位争いに食いつく快走を見せ、7位でチェッカーフラッグを受けました。羽鳥明は39位、小日山典明が42位、竹ノ内宏樹が43位となりました。

続く決勝Aレースは、25番グリッドからスタートした池島実紅が、激しいポジション争いの中、少しずつポジションを上げていき、17位でフィニッシュしました。高橋正恭は26位、舩井俊仁が29位となりました。
#89池島実紅のコメント
「レース展開としては、自分のほうがペースはよかったのでもっとポジションを上げることはできたと思うんですが、だいぶ荒れていたポジションの中に居たので難しかったです。周りを見ていないとか、止まりきれないとか、そういう感じもあったので、無理はできなかったですね。そういう意味では、やっぱり予選順位をもっと上だったら、もっといい結果が出せたと思います。タイヤやブレーキのマネージメントなど、上手くやれた部分もあったので、次につながるレースにはなったと思います」

プロフェッショナルシリーズの決勝レースは、混乱したオープニングラップで明暗が分かれることなりました。予選7位の井口卓人は10位へとポジションを下げ、逆に久保凜太郎は予選10位から9位へとポジションを上げました。久保凜太郎はそのまま激しく長く続いた8位争いに参戦。8位となり後続に1秒以上のリードを作った場面もありましたが、終盤になって追いつかれてしまい、結局9位でフィニッシュしました。

チームメイトの井口卓人は、残念なことにペースを上げることができず、12位でレースを終えました。
#87久保凜太郎のコメント
「予選はセクター1、セクター2と、いいタイムが出せたんですが、最後のセクター3で大事に行き過ぎてしまって、結果的にベストなタイムが出せなかったんです。ただ、ここ2年くらい満足な予選アタックができていなかったので、そういう意味ではいい形になりつつあるかな、と思っています。決勝レースは序盤から激しい展開で、8位には上がれたんですけど、前に詰まってしまって、ポジションを守ることができなかっですね。次の十勝2連戦では、チームメイトの井口選手が得意にしているので、アドバイスをもらいながら、1-2フィニッシュを狙いたいですね」

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race の次回開催は2連戦となる十勝スピードウェイで、第6戦は8月18日(土)、第7戦は8月19日(日)となっています。またレース当日には、86&BRZ関係のイベントも同時開催される予定になっています。
2018.07.17 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第5大会 富士スピードウェイ(第5戦)・プレビュー
暑い富士で150台が繰り広げる熱い走りに注目
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第5戦は、86&BRZにとってホームコースともいえる富士スピードウェイで、7月21日(土)~22日(日)に開催されます。
レースがスタートした2013年を例外として、富士スピードウェイでは1シーズンで複数開催されてきました。2014年には4戦が行われ、2017年も3戦が開催されました。しかし今シーズンは1戦のみ。富士スピードウェイで練習し、レースを戦ってきたプライベーターは少なくないでしょう。彼らにとっては、やっと巡ってきた富士開催ということになります。当然、多くのドライバーたちがエントリーすることは予想されていました。
鈴鹿サーキットとともに、日本を代表するレーシングコースである富士スピードウェイは、2005年に全面的にリニューアルされた新しい持つサーキットです。関東エリアに最も近いインターナショナルコースでもあり、多くの観客が集まります。オーバーテイクポイントである1コーナーやダンロップコーナー、高速コーナーからのフルブレーキングそしてフル加速の一連の動きを見ることができるヘアピン、ドライバーの差が分かりギリギリの接近戦を間近で観戦できる第3セクターなど、多くのファンは自分なりの富士観戦ポイントを持っているようです。
エントリー台数は過去最高! クラブマンシリーズは110台! プロフェッショナルシリーズは40台、合計150台という数字になりました。これは昨年の第7戦の133台を上回り、過去最高です。そのうちSUBARU BRZは、クラブマンシリーズが9台、プロフェッショナルシリーズが2台の、計11台です。
クラブマンシリーズには#64高橋正恭、#89池島実紅、#169竹ノ内広樹、#209五賀貴男、#315舩井俊仁、#373小日山宣明、#507羽鳥明、#555朝岡優太、#601大熊優希の9名のドライバーが参戦します。いつものBRZドライバーだけでなく、ニューフェイスも何人か入っています。新しい仲間たちがどのような走りを見せてくれるのか? 注目したいと思います。
プロフェッショナルシリーズには、CG ROBOT RACING TEAMから#87久保凜太郎と#88井口卓人がエントリーしています。残念ながら前戦岡山国際サーキットでは、今シーズン初めて2人揃ってポイント圏外という結果に終わりました。チームにとってもドライバーにとっても、走り慣れた富士スピードウェイでは、巻き返しに期待したいところです。

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2018 第5戦富士スピードウエイは、7月21日(土)の午後に予選、22日(日)に決勝レースが行われます。
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