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Editor's COLUMN

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第3戦鈴鹿サーキット2018.05.25

レーシングドライバーの食事はいたって普通?

ドライバーは普段どのような食事を摂っているのだろう? かつてドライバーとしてそして現在は監督として大活躍している大先輩たちに話をうかがうと、たいてい「僕らの時代はそんな栄養学みたいな知識はなくて、とにかく肉が食いたいという願望が強かった」と笑われる。またさまざまなタイトルを獲得してきたベテランドライバーも「基本は好きなものを好きなだけ」と、意外に食事には無頓着な選手が多い。もちろん太りやすい体質で、しっかりカロリー計算をしているドライバーもなかにはいるだろう。
STIドライバーのふたりも「食事制限というわけではありませんが、朝と昼はしっかり食事を摂って、夜はできるだけ炭水化物を控え、肉や魚、野菜を多く摂ることにしています。これはトレーナーさんからのアドバイスですが、あまり細かくは言われません」と口をそろえる。山内は「鶏のササミが脂肪分が少ないから良いと言われますが、毎日そればかりじゃ飽きるしストレスになっちゃいますから」と、普段は夜の炭水化物抜き以外には食事制限は設けていない。つまり、夕飯時は炭水化物を除き、動物性タンパク質、低脂肪で高タンパク質な豆類やその加工品、野菜など偏らない普通の食事を心がけている。
アルコールに関しては山内が「飲めません。だから勧められもしません。飲めた方が楽しいのでしょうし、飲んでる時のみんなの雰囲気がすごく楽しそう。それと地方に行った時に出てくるような地酒とそれに合う料理とかとてもうらやましいですが、身体が受け付けないです」と苦笑する。井口も「以前は何でも結構量飲んでましたし、〆のラーメンとかも。でも今は身体のことを考えてほぼ飲まないですね。おつきあい程度とか年末のパーティとかで太りづらいハイボールを軽くという感じです」と、アルコールを控えている。普段飲むコーヒーやお茶にも特にこだわりはなく、飲みたい時に飲みたいものを飲んでいるという。
現在のふたりの身長/体重、体脂肪率は、山内が「171cm、59kgで9%に近い8%台」で、井口が「167cm/57kg、体脂肪率はNG(笑)」。山内の場合、年間を通してほとんど変化がないが、井口は「夏場には1〜2kg増えてしまう」そうだ。これは「どうしても夏場はいろいろなものが出ていくので、本能的に多めに食べているから」と説明する。夏場に向けて頑張って体重を落としても、「きつくて走れなくなるので、逆にちゃんと食べて体重が落ちないようにしています」。山内も「タイで足がつった時は、現地の食事が合わず食べていなかったので、以後気をつけるようにしています」と夏場こそ自分の体調管理が重要だと説明する。レースに向けて自分の身体のベストコンディションを保つよう意識しているというわけだ。
ただしふたりとも、シーズンイン前の沖縄合宿から開幕までは、自分たちの身体を追い込むために、ササミと野菜でしっかりと調整をし、糖分を減らすという。「2〜3か月ぐらいノンシュガーのドリンクばかり飲んでいましたが、解禁時に砂糖入りのコーヒーを飲んだらおいしくて感動しました」と山内は笑った。
レースウィークになると、緊張して昼食も十分に摂れないというふたり。そんな彼らをサポートしてくれるのが、「アミノバイタル」という味の素社製のサプリメント類だ。水で流し込む顆粒のもの、ゼリー状のもの、そしてスポーツドリンクのように水に溶かして飲むものと3タイプが常備してあり、空腹時にはゼリーを、疲れが残らないように顆粒を、そしてドライブ中やその前後に喉を潤す際にはドリンクをと使い分けている。人間の身体の20%を占めるのがタンパク質。それを構成するアミノ酸を随時補給することで、疲れにくく集中力もアップしやすいという。これは他のアスリートも同様。自分の運動に合ったサプリメントを上手に利用するというのは、もはや当たり前の時代になっている。

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