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渋谷コラム

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2018.04.16 - 岡山国際サーキット

レース前半と後半のギャップ。その原因を探ることが大事

今回のレースは、予選10位から前半は3位まで追い上げるも、ピット作業後の後半はペースが上がらず2回目のピットインでタイヤ交換を強いられ、結果的には18位というリザルトでした。ピット作業はもちろん1回だけの予定でしたが、井口から「左側のタイヤが厳しい」という無線が入って、タイムもかなり落ちていましたので、安全第一でピットに入れました。ここで左のタイヤ2本を交換しました。交換したタイヤをチェックしてみましたが、見た目にはタイヤ表面には特に悪い部分もなく、むしろ右フロントに(“ピックアップ”と呼ばれる)タイヤ片が多く付着していました。左フロントにも付着していましたが右フロントが多かったですね。
 井口に話を聞くと「右フロントのタイヤ片を取ろうと思ってハンドルを切るよりはブレーキングでなんとかしてやろうと思ったのですけれど、ブレーキを思い切りかけると不安定な状態が出てきました」とのことでした。ですから当初はタイヤの問題かと思っていましたが、ブレーキに問題があったのかもしれません。ただタイヤは表面のことしか分かりませんし、中の構造の問題かどうかはタイヤメーカーでないと判断できませんし、まだはっきりとした原因は分からない状態です。
前半の山内は結構頑張って、10番グリッドからグッと追い上げてくれました。これは、富士の合同テストから試して良いフィーリングのあったタイヤの効果でしょう。富士のテストで得られた好感触のまま今回も期待した以上に追い上げてくれたのですが、残念ながらレース後半はトラブルが発生してしまいました。帰ってからデータをよく見てみないと何も言えない状態ですが、そこにフォーカスして今回の不振の原因を調べることにしています。
次の富士は、その間に行われる鈴鹿テストでもきちんと準備をしていかないことには、今回のトラブルのような見えない不安が残ります。まずは原因をきちんと探ること。その他では悪い部分はないと思いますので。
 今回のレースは予選が雨でした。雨、路面温度の低さとタイヤのマッチングもあって10位という予選結果でした。またBoP(性能調整)で車重が10kg軽くなりましたが、その分タイヤに荷重がかからず暖まりにくかったのかもしれません。公式予選のQ2も昨年の12分から10分に短くなりましたが、この2分、つまりあと1〜2周走っていればもう少しタイムアップしたのかなという気もします。しかしこれは他の車両にも言えることなのですし。さまざまなことがあった開幕戦でしたが、課題をひとつずつ解消しながら、必ずスムーズな流れに乗っていけるよう頑張ります。

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