86/BRZ

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RACE REPORT

2019.05.20 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第3戦 スポーツランドSUGO・決勝
池島実紅が9位でゴールしたものの 惜しくも初入賞を逃す
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2019 第3戦は、初夏のような温かい日差しが照りつける宮城県・スポーツランドSUGOで、5月18日(土)〜19日(日)の2日間、熱戦が繰り広げられました。前戦に引き続き、2ヒート制が採用され、ドライバーは土曜日、日曜日それぞれ1レースを戦うというスケジュールになりました。
大小のコーナーが連続し、常にクルマが曲がっているような感触のスポーツランドSUGOは、オーバーテイクの難しいコースとして知られています。それだけに優れたレース結果を残すためには予選結果が重要であり、そのためにマシンのセッティングを煮詰める必要もありました。多くのチームとドライバーは、早めにサーキット入りし、走行テストを繰り返していました。

エントリー台数は、プロフェッショナルシリーズが24台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが22台、オープンクラスが24台の、計70台となりました。そのうちSUBARU BRZ勢は、プロフェッショナルシリーズが3台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが3台、オープンクラスが7台の、計13台です。ただしエントリーリストには名前が入っているものの、#88井口卓人は、ニュル24時間レースの予選レースに参戦するため、今回は欠場となります。
レースの行方を大きく左右する予選。プロフェッショナルシリーズでは、#87久保凜太郎が11位、#973新井大樹が16位となりました。ここまで好調の久保凜太郎には、上位進出への期待がかかります。

クラブマンシリーズ・エキスパートクラスでは、#89池島実紅が10位、#315舩井俊仁が16位、#373小日山典明が17位を獲得。オープンクラスでは、#64高橋正恭が9位、#209五賀貴男が12位、#501廣田光一が13位、#270江原聖洋が20位、#601和氣淳一が21位、#278高部一竹が22位、#507羽鳥明が24位となりました。どちらのクラスも、トップ10入り=シリーズポイントが獲得できる可能性が高いポジションから、スタートするドライバーが居ます。
今回は6人のサービスエンジニアがレースメカニックを経験しました。宮城スバル自動車大河原店の丹野裕貴さん、栃木スバル自動車宇都宮インターパーク店の会田智哉さん、福島スバル自動車福島店の関根和樹さん、神奈川スバル新山下店の寺嶋隼人さん、千葉スバル自動車松戸店の蓑和優樹さん、秋田スバル自動車能代店の近藤佑樹さん、この6人です。

プロフェッショナルシリーズでは、土曜日の第1ヒート、久保凜太郎はトップ10付近の厳しい中でレースを戦うことになり、結局12位。第2ヒートでも激しいバトルを繰り返しながら、惜しくも11位でレースを終えました。また新井大樹は、第1ヒートを18位、第2ヒートでは16位という結果になりました。
久保凜太郎のコメント
「クルマは全体としては悪くないんですけど、登り坂ではちょっと厳しくて、今回のSUGOでは結果につなげることはできませんでした。コーナーでは誰よりも速いと思うんですけど、2ヒート制ということもあってタイヤのマネージメントも重要だったんですが、残念なことにレース距離でのテストができずに、ぶっつけ本番になってしまったんですね。ただ、2ヒート制のデータを得ることはできたので、次戦以降に生かせると思います」

クラブマンシリーズ・エキスパートクラスでは、池島実紅が第1ヒートで13位へ順位を落としたものの、第2ヒートでは9位でチェッカーを受けました。しかしレース中の接触についてペナルティを取られ、結局18位へと降格になってしまいました。また舩井俊仁は第1ヒート14位へと上げましたが、第2ヒートではペナルティを受け19位となりました。小日山典明は第1ヒート19位、第2ヒートでは13位と順位を上げています。
オープンクラスは、廣田光一が7位/6位、高橋正恭が6位/8位とトップ10圏内でレースを戦いました。また五賀貴男が10位/12位、江原聖洋が15位/17位、#601和氣淳一が18位/20位、#278高部一竹が21位/18位、#507羽鳥明が23位/22位となりました。

次戦、シリーズ第4戦は、6月15日(土)〜16日(日)、大分県オートポリスで、今回と同じように2ヒート制で開催されます。
2019.05.13 - TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race第3戦 スポーツランドSUGO・プレビュー
好調なシーズンインを見せる久保凜太郎に注目
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceは、2019年シーズン、新世代へと進化しています。開幕戦からはクラブマンシリーズをエキスパートクラスとオープンクラスへと分割し、プロフェッショナルシリーズと合わせて3つのレースが行われるようになりました。さらに第2戦では、1大会2ヒート形式が採用され、1セットのタイヤで2レース分の距離を戦うことになりました。さまざまなバックボーンを持ったドライバーが幅広く参加しているレースなので、その立場によっていろいろな感想があると思いますが、観る人にとってはシンプルに分かりやすく進化していると思います。
今シーズン第3戦は5月18日(土)〜19日(日)、東北を代表するサーキットである宮城県のスポーツランドSUGOで開催されます。アップダウンがあり、テクニカルなコースレイアウトのSUGOでは、時として意外な結果が出ることがあります。難コースだけにセッティングがピタリとマッチしているとアドバンテージが大きいのです。
また1大会2ヒート制が採用されます。通常は1レースを戦うための1セットのタイヤを、2レース分使わなければなりません。これは第2戦富士と同じですが、しかしすでに初夏のような気温になる日もあり、タイヤにとっては負担が大きくなります。それだけにタイヤを上手くマネージメントして、最後まで持たせるようにドライビングする必要があります。ベテランやレース巧者にとって、優位な状況かもしれません。
エントリーはプロフェッショナルシリーズが24台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが22台、オープンクラスが24台、合計70台となりました。そのうちSUBARU BRZ勢はプロフェッショナルシリーズが2台、エキスパートクラスが3台、オープンクラスが7台の、計13台です。

プロフェッショナルシリーズには、#87久保凜太郎と#973新井大輝が参戦します。今シーズンは比較的好調な滑り出しをみせるCG ROBOT RACING、久保凜太郎は今回のレースでも上位でレースを戦うことが期待できます。一方、開幕戦は好調な予選結果を出した新井大輝ですが、第2戦ではコース攻略に苦しみました。今回はチャレンジングなSUGOということもあり、再び上位進出の可能性があります。また#88井口卓人はエントリーリストには名前が上がっていますが、ニュル24時間レースの予選レースに出場するため、今回は参戦しません。
エキスパートクラスには、#89池島実紅、#315舩井俊仁、#373小日山典明の3選手です。常連で上位入賞が狙える池島実紅と舩井俊仁に、今シーズン初エントリーとなる小日山典明が、スーパーアマチュアたちの頂点を狙います。

  オープンクラスでは、#64高橋正恭、#209五賀貴男、#270江原聖洋、#278高部一竹、#501廣田光一、#507羽鳥明、#601和氣淳一、以上7名です。いつものドライバーだけでなく、東北・SUGOだからこそ参戦するドライバーも居ます。クラブマンシリーズだからこそ、地元・ホームコースの優位性もあるはずです。
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2019シリーズ第3戦はスポーツランドSUGOで、各シリーズともに5月18日(土)に予選と第1ヒート、19日(日)に第2ヒートが開催されます。
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