2020.08.31 - 86/BRZ Race 2020第6戦オートポリス・決勝
予選下位から盛り返し 久保凜太郎が10位入賞
『2020シーズンも折り返し、夏休み最後の週末を飾る第6戦オートポリス』。本来であれば、そんな言葉が使われるはずでした。しかしモータースポーツのカレンダー全体が後半へとスライド。真夏に行われる第6戦は、結局シーズン2戦目として開催されることになりました。オートポリス主催のレースシリーズ、ゴールドカップレースも第1戦が中止になっており、今週が事実上、九州の4輪レースの幕開けになりました。
早めにサーキット入りしたチームは木曜日から走り始めるなど、走行機会が少なく、攻略が難しいコースを克服すべく、さまざまな対策が立てられました。その締めくくりとなる土曜日、真夏の日差しが降り注ぐ暑い天気。そしてレース当日は朝のうちは同じような天気だったものの、徐々に雲が増えていき、予選が始まる頃には完全な曇り空へと変わり、エキスパートクラスの予選中にはスコールのような雨が襲いました。
天候に左右されてしまうのは、まるで開幕戦SUGOと同じ。今シーズンのトレンドになるのでしょうか?
当初は2ヒート制で行われる予定でしたが、カレンダーが修正された段階で1ヒート制となり、開催日程も8月30日(日)だけのワンデーレースへと変更されました。
エントリー台数はプロフェッショナルシリーズが24台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが16台、オープンクラスが18台の、合計58台。そのうちSUBARU BRZは、プロフェッショナルシリーズ3台、エキスパートクラス1台、オープンクラス3台で、合計7台になりました。
天候に左右されてしまうのは、まるで開幕戦SUGOと同じ。今シーズンのトレンドになるのでしょうか?
当初は2ヒート制で行われる予定でしたが、カレンダーが修正された段階で1ヒート制となり、開催日程も8月30日(日)だけのワンデーレースへと変更されました。
エントリー台数はプロフェッショナルシリーズが24台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが16台、オープンクラスが18台の、合計58台。そのうちSUBARU BRZは、プロフェッショナルシリーズ3台、エキスパートクラス1台、オープンクラス3台で、合計7台になりました。
予選結果とともに、各ドライバーを紹介していきます。
クラブマンシリーズ・エキスパートクラスは、早めのコースインでスコール前にアタックを終えていた#358池島実紅が9位。オープンクラスは、#270江原聖洋が8位、#150中嶋慎次が15位、#428嶋田幸生が16位という予選結果になりました。
プロフェッショナルシリーズでは、早くも順応したのか復帰2戦目の#88手塚祐弥が10位、まだマシンが仕上がらずに苦しむ#988井口卓人が13位、このレースウィーク何かがかみ合わずタイムが厳しい#87久保凜太郎が21位となりました。マシンのパフォーマンスは高いはずの久保凜太郎ですが、予選ではマシントラブルも出てしまい、下位に沈んでしまいました。
今回もCG ROBOT RACING TEAMには、スバルディーラー各社からサービスエンジニアが応援にかけつけてくれました。南九州スバル・花ケ島店の岩遼平さん、熊本スバル・南高江店の西宮敏弘さん、山口スバル・宇部店の梅本祥さん、そして東京スバル・江東店の石丸時弥さん、以上4名です。クルマを整備・調整するという意味では同じですが、レースメカニックという通常業務とは全く違う経験に、興味深い経験が得られたと思います。
クラブマンシリーズ・エキスパートクラスは、早めのコースインでスコール前にアタックを終えていた#358池島実紅が9位。オープンクラスは、#270江原聖洋が8位、#150中嶋慎次が15位、#428嶋田幸生が16位という予選結果になりました。
プロフェッショナルシリーズでは、早くも順応したのか復帰2戦目の#88手塚祐弥が10位、まだマシンが仕上がらずに苦しむ#988井口卓人が13位、このレースウィーク何かがかみ合わずタイムが厳しい#87久保凜太郎が21位となりました。マシンのパフォーマンスは高いはずの久保凜太郎ですが、予選ではマシントラブルも出てしまい、下位に沈んでしまいました。
今回もCG ROBOT RACING TEAMには、スバルディーラー各社からサービスエンジニアが応援にかけつけてくれました。南九州スバル・花ケ島店の岩遼平さん、熊本スバル・南高江店の西宮敏弘さん、山口スバル・宇部店の梅本祥さん、そして東京スバル・江東店の石丸時弥さん、以上4名です。クルマを整備・調整するという意味では同じですが、レースメカニックという通常業務とは全く違う経験に、興味深い経験が得られたと思います。
決勝レースは日曜日の午後、前日の天気予報では雨が降る、というものでした。実際、空には雲が立ち込め、日差しは遮られていました。
クラブマンシリーズ・オープンクラスでは、予選8位からスタートした江原聖洋が健闘、何度か7位にポジションを上げたものの、最終的には8位でフィニッシュしました。嶋田幸生は16位、中嶋慎次はジャンプスタートの判定によってドライブスルーペナルティが与えられ17位となりました。
エキスパートクラスでは、池島実紅がスタートで順位を落としたものの、徐々に追い上げ、10位入賞を果たしました。
クラブマンシリーズ・エキスパートクラスで10位入賞した#358池島実紅のコメント。
「今回が私にとっての開幕戦だったんですけど、走るたびに取り戻すことができて、決勝レースでは入賞することができました。スタートでは詰まってしまって、行き場がなくなり、順位を落としてしまいましたが、少しずつポジションを上げることができました。残り3戦、もっと上位に入れるようにガンバリます」
クラブマンシリーズ・オープンクラスでは、予選8位からスタートした江原聖洋が健闘、何度か7位にポジションを上げたものの、最終的には8位でフィニッシュしました。嶋田幸生は16位、中嶋慎次はジャンプスタートの判定によってドライブスルーペナルティが与えられ17位となりました。
エキスパートクラスでは、池島実紅がスタートで順位を落としたものの、徐々に追い上げ、10位入賞を果たしました。
クラブマンシリーズ・エキスパートクラスで10位入賞した#358池島実紅のコメント。
「今回が私にとっての開幕戦だったんですけど、走るたびに取り戻すことができて、決勝レースでは入賞することができました。スタートでは詰まってしまって、行き場がなくなり、順位を落としてしまいましたが、少しずつポジションを上げることができました。残り3戦、もっと上位に入れるようにガンバリます」
プロフェッショナルシリーズの決勝レースは、気温も下がり、路面温度は45℃前後にまで低下していました。空には黒い雲が見られるようになり、天気予報へと現実が近づいているような予感もありました。
下位からスタートした久保凜太郎は、トラブルが解消されたことで本来のペースを取り戻し、ポジションを上げていきます。21位スタートで、1周目に18位、3周目に16位、4周目に14位、5周目には12位へ。
チームメイトの手塚祐弥は、スタートでポジションを落とし1周目は12位、しかし3周目には11位へと戻します。
そして5周目、コースをスコールのような豪雨が襲います。そして6周目の後半には、セーフティカーが入ります。しかしその間に何台ものマシンがコースアウトし、残念なことに手塚祐弥もそのひとりでした。ダメージを負ったためにピットにマシンを戻しました。
下位からスタートした久保凜太郎は、トラブルが解消されたことで本来のペースを取り戻し、ポジションを上げていきます。21位スタートで、1周目に18位、3周目に16位、4周目に14位、5周目には12位へ。
チームメイトの手塚祐弥は、スタートでポジションを落とし1周目は12位、しかし3周目には11位へと戻します。
そして5周目、コースをスコールのような豪雨が襲います。そして6周目の後半には、セーフティカーが入ります。しかしその間に何台ものマシンがコースアウトし、残念なことに手塚祐弥もそのひとりでした。ダメージを負ったためにピットにマシンを戻しました。
レースは8周目までセーフティカーが先導しましたが、天候回復が難しいという判断によって、7周終了時点で終了となりました。久保凜太郎は10位、手塚祐弥は22位、そして15位をコンスタントに走っていた井口卓人は11位となりました。
プロフェッショナルシリーズで10位入賞した#87久保凜太郎のコメント
「予選では原因不明のトラブルが出てしまい、思うようなタイムを出すことができませんでした。でもメカニックの皆が何とかトラブルを解消してくれました。もともとマシンのパフォーマンスは悪くないので、レースペースは良く、ボジションを上げることができました。結果は10位ですが、次へと期待が持てる結果だったと思います」
次戦はシーズン3戦目、第4戦十勝です。北海道の十勝スピードウェイで、9月26日(土)〜27日(日)に開催されます。
プロフェッショナルシリーズで10位入賞した#87久保凜太郎のコメント
「予選では原因不明のトラブルが出てしまい、思うようなタイムを出すことができませんでした。でもメカニックの皆が何とかトラブルを解消してくれました。もともとマシンのパフォーマンスは悪くないので、レースペースは良く、ボジションを上げることができました。結果は10位ですが、次へと期待が持てる結果だったと思います」
次戦はシーズン3戦目、第4戦十勝です。北海道の十勝スピードウェイで、9月26日(土)〜27日(日)に開催されます。