86/BRZ

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RACE REPORT

2021.06.14 - TGR86/BRZレース2021第3戦オートポリス・決勝
池島実紅がBRZ同士のバトルを制して8位入賞
TGR 86/BRZ Race 2021は6月13日(日)、大分県オートポリスでシリーズ第3戦が開催されました。前戦から約1カ月、多くのマシンが九州へと渡ったのです。ただし、多くのチームの宿泊先となる熊本が緊急事態宣言下にあることから、いくつかのチームは参戦を自粛。その結果、例年よりもエントリー数が少なく、コンパクトな開催となりました。
そのエントリー数は、プロフェッショナルシリーズが26台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが16台、クラブマンシリーズ・オープンクラスが16台の、合計58台でした。しかし開催直前になってから自粛を決めたチームもあり、最終的にはそれぞれ25台、15台、14台のトータル54台となりました。そのため、逆に地元ドライバーの存在感が、これまで以上に大きく感じられました。

阿蘇の山間に存在するオートポリスは、回り込んだ複合コーナーと大きなアップダウンが特徴的な、とても個性的なコースレイアウトを持っています。F1開催を目指して設計されたこともあり、スケールは大きく、難易度は高くなっているのです。それだけに地元ドライバーたちの習熟度の高さが、大きな武器になります。
SUBARU BRZ勢のエントリーは、プロフェッショナルシリーズに2台、エキスパートクラスが2台、オープンクラスには4台の、合計8台となりました。予選結果とともに、ドライバーを紹介します。

プロフェッショナルシリーズには、昨年のシリーズチャンピオン#1久保凜太郎、そして地元九州出身の#988井口卓人の2人。井口卓人が14位、久保凜太郎は22位と、予選結果は散々なものになってしまいました。また、シリーズ参戦している#88手塚祐弥は前戦での車両規定違反のペナルティを受け、今大会には出場できません。

エキスパートクラスは、お馴染みの#315舩井俊仁、そしてフル参戦する#358池島実紅。実力的にも拮抗していますが、池島実紅が7位、舩井俊仁が11位で予選を終えました。
オープンクラスでは、#270江原聖洋が7位、#321三尾修が9位、#428嶋田幸生が10位、#150中嶋慎次が14位という予選結果でした。

今大会にも、全国のスバルディーラーからレースメカニックとしてサーヒススタッフが駆けつけてくれました。南九州スバル・東開店の下池一矢さん、滋賀スバル自動車・大津店の宇野唯人さん、熊本スバル自動車・清水店の豊住龍正さん、以上3人です。予選・決勝が1日に詰め込まれたワンデーレースだったため、スピーディな作業や対応を求められたことでしょう。

決勝レース、オープンクラスではスタートで順位の変動があったものの、その後はあまり順位の入れ換えのないレースが展開されました。江原聖洋が7位、三尾修が9位、嶋田幸生が12位、中嶋慎次が14位という結果になりました。
エキスパートクラスでは、2台のBRZの直接対決がありました。スタートで順位を落とした池島実紅と、逆にスタートで順位を上げた舩井俊仁が、3周目から8位争いを展開。5周目に舩井俊仁がオーバーテイクを成功させ、8位へ。しかし9周目、シフトミスによってスピンし、8位は池島実紅が取り返し、そのままチェッカーを受けました。舩井俊仁は15位で完走しました。

  エキスパートクラスで8位入賞を果たした#358池島実紅のコメント。「レースペースは良かったんですけど、仕掛けるほどのパフォーマンスはなくて、順位を上げていくことはできませんでした。次のSUGOは、自分にとってこれまでいい感じのレースができたことが多かったので、もっと前へ行けるようにがんばります」
プロフェッショナルシリーズは、久保凜太郎がスタートから着実に順位を上げ、16位でフィニッシュ。一方の井口卓人は予選順位と同じ14位でレースを終えました。

プロフェッショナルシリーズで16位ながら、今シーズン初完走を果たした#1久保凜太郎のコメント。「みなさん、いろいろと心配してくれていたと思うんですけど、やっと完走することができました。予選結果が悪すぎたのでレース展開がどうこうというのは難しいですけど、やっと今シーズン開幕した、という感じですね。次からは上位を狙えるレースがしたいですね」

次戦は宮城県スポーツランドSUGOで、7月24日(土)〜25日(日)の2日間、第4戦・第5戦が行われます。今シーズンから始まった1大会2レース性の、初開催となります。
2021.06.08 - TGR86/BRZレース2021第3戦オートポリス・プレビュー
第3戦の舞台は難コースのオートポリス 久保凜太郎の挽回へ期待
TGR 86/BRZ Race 2021は、6月13日(日)、大分県オートポリスで第3戦を迎えます。
オートポリスはバブル期に企画・設計されたスケールの大きなインターナショナルサーキットで、多くのVIPを迎え入れるための施設が用意されるなど、個性的なサーキットになっています。
そのレーシングコースは、タイトなコーナーから高速コーナー、大きなアップダウンもあり、難しい複合コーナーもあるなど、難易度の高いコースとして知られています。また多くのドライバーにとっては走行経験の少ないコースでもあり、意外な結果を生む場合も少なくありません。
また山に囲まれた立地条件から天候の変化が激しく、雨や霧の影響を受けることが少なくありません。今回も梅雨の中という時期でもあり、そうした天候への対応が重要になってくることも考えられます。

エントリー台数は、プロフェッショナルシリーズが26台、クラブマンシリーズ・エキスパートクラスが16台、クラブマンシリーズ・オープンクラスが16台の、計58台となりました。SUBARU BRZ勢は、それぞれ2台、2台、4台の合計9台となっています。
プロフェッショナルシリーズでは、#1久保凜太郎と#88手塚祐弥、そして#988井口卓人がエントリーしています。九州出身の井口卓人にとっては地元ということもあり、活躍が期待されます。久保凜太郎はオートポリスで良い成績を残したことがなく、今シーズンの流れの悪さとともに、一気に挽回する走りを見せてほしいです。

#88手塚祐弥は、前戦富士でのレース後車検で計測された最低地上高が規定値よりも低く、レギュレーション違反として失格の判定を受けてしまいました。そのため、残念ながら今回のレースには出場できなくなっています。

エキスパートクラスは、#315舩井俊仁と#358池島実紅が参戦します。すでに参戦経験の多い2人のドライバーは何度かオートポリスにチャレンジしていますが、昨年池島実紅が10位入賞したくらいで、良い結果は出ていません。難コースを攻略して、2台ともに上位へ食い込んでもらいたいところです。
オープンクラスには、#150中嶋慎次、#270江原聖洋、#321三尾修、#428嶋田幸生の4人がレースに臨みます。チャンピオン争いを展開するはずの上位ドライバーが欠席していることもあり、ここは地元ドライバーである中嶋慎次と嶋田幸生を含めて、SUBARU BRZ勢の活躍に期待しましょう。

第3戦オートポリスは、予選・決勝レースともに6月13日(日)に開催されます。午前中に予選、午後に決勝レースという構成になっているので、1日でレース全体を観戦することができます。
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