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マキネンの”秘訣”
ラリー・モンテカルロ攻略法
Letter from SWRT
25 January 2004
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チームのためにドライブすることはもうないかもしれないが、ラリー・モンテカルロの何かを知る人物……それがこのイベントで4勝している元 555SUBARUワールドラリーチームのドライバー、トミ・マキネンだ。
2002年に、このイベントでSUBARUの勝利を獲得しているドライバーであり、モンテカルロの住民であり、ペター・ソルベルグの友人であり師匠でもある……現在のSWRTドライバーのソルベルグやヒルボネンにラリー・モンテカルロ攻略法をアドバイスする人物は、マキネンをおいて他にはいない。ヒルボネンによると、「トミはインプレッサWRCを2年間運転しているから、僕のマシンについて僕よりもよく理解している。そして4回もWRCで世界チャンピオンを獲得しているから、どう運転すればいいかをよく知っていて、僕がこういったことを聞くと、本当によく教えてくれるんだ!」では、マキネンは、SUBARUのドライバーたちに何を伝授したのだろう? シェイクダウンにやってきたこのWRC王者をつかまえて、とっておきの「ラリー・モンテカルロ攻略法」を聞き出した。
「ラリー・モンテカルロは、他のイベントとは違うんだ」マキネンは言う。「説明するのはとても難しいけど、頼りになるのは経験なんだ。だから僕は、その経験をミッコとペターに伝えようとしたんだ。マシンのパフォーマンスよりも、ラリー・モンテカルロの違いは変わりやすい天気がすべてだ。どうやって変わりやすい天気に対応するか、どう自分のドライビングを合わせるかを知ることはとても重要だ。ドライ・ターマックを運転するのとは違う。フレキシブルに、どうやってドライビングスタイルを早く変えることができるか、ということなんだ。フレキシブルになる、ということが大事。コースの先のコンディションを読んで、道を見て、目を凝らし続けること。バカみたいに聞こえるけど、とても重要なことだ。もし先の方に雪が見えたら、グリップがあるうちにあらかじめブレーキをかけなきゃならない。もしそのまま雪に突入したら、オーバースピードになってしまう。これ以上、できることはない。
雪の上ではすべてをスローダウンさせなくてはならない、しかし集中力とやる気はキープする。時々、完全にストップしたような気分になる。ちょっとぼんやりするような、もっとするべきことはあるけど、雪の上ではできない、というような。雪ではグラベルよりもグリップしないから、ホイールスピンは多くなるし、サイドグリップはほとんどしない。だから、ドライビング・ラインを保つようにマシンのパフォーマンスを使いこなさなくてはならない。説明するのは難しいけど、ドライバーとステアリング・ホイールの間にとても特別な感覚がある。これがミッコとペター、それからキミだけに教える、とっておきの秘訣だよ!」
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