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チームトーク “トルコ”
これが最新ラリー技術 SUBARUインプレッサWRC2004の セミ−オートマチック・ギアボックス
Letter from SWRT
2 July 2004
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SUBARUインプレッサWRC2004には、近年のラリー技術の象徴である、6速セミ−オートマチック・ギアボックスが装着されている。SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)の代表、デビッド・ラップワースによると、ギアボックスはインプレッサがWRCにデビューした1993年以来、大きな発展を遂げてきているという。
10年前、F1とワールドラリーカーは、「ドグボックス」と呼ばれる、軽量歯ギアのノン・シンクロのマニュアルで変速するトランスミッションを使用していた。使いやすく簡単に操作ができる一般的な乗用車のギアボックスとは対照的に、ドグボックスは最小限のパワーロス、最小重量を主眼に置いていたが、効果的に使うためには相当のドライビングスキルを必要とした。
セミ−オートマチック・ギアボックスは、軽量レーシング・ギアボックスのメカニカル面での効果と、シンプルでより効果的なシフト操作を実現するためのエレクトロニック/油圧コントロールシステムを兼ね備えるために設計された。車載のコンピューターシステムは、エンジンやトランスミッションの他、スロットルやクラッチ、変速の最中のギアシフトのギアレバーのデータを結合する。ドライバーはスロットルに手を添えたまま、シフトアップの時には引き、シフトダウンの時には押すだけ。クラッチペダルは、マシンから離れる時以外は必要としない。
ユニットは電子制御なので、ドライバーは何度でも完璧なシフトを行える。このシステムは、ギアシフト中のドライバーのエラーを取り除くほか、ギアボックスやエンジンの寿命を延ばす。この結果、セミ−オートマチック・ギアボックスは、軽量ながら、とても速く、スムースなシフトチェンジを実現させるのだ。
一般的な乗用車のギアボックスのシフトタイム: 0.5 -1.0 秒
一般的なマニュアルのレース用ギアボックスのシフトタイム: 0.1 - 0.2 秒
SUBARUインプレッサWRC2004のシフトタイム: 0.05 秒以下
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Team Talk
この夏、あなたも試してみる? SWRT秘伝・トルコで「涼」をとる方法
比較的涼しかったレグ1後、ラリー・トルコのレグ2、ドライバーは暑さ対策に取り組まなくてはならなかった。暑さ対策についてはいくつかの方法があり、SWRTもソルベルグやヒルボネンに対して保冷対策を行っている。
午前9時、サービスパークでの気温は30度だったが、午後3時になると、39度にまで達した。標高の関係で、ステージ上の気温は低くなるが、それでもマシン室内は35度。
7時30分から19時30分の間、ソルベルグとヒルボネンは、汗で失った分を補うために、およそ12リットルもの水分を摂取する。SWRTヒューマンパフォーマンス部門のドクター、イグナチオ・ムロとトレイナーのジョン・ミルスは、常に水和レベルを測定し、健康的な電解質バランスを保つためのスペシャル・ドリンクを用意する。
ソルベルグ、ミルズ、ヒルボネン、レーティネンは全員、今月初めのアクロポリス・ラリーから導入された、アルパインスターの新型・軽量2レイヤーのレーシング・スーツを着用。サービス・エリアにはシャワーが用意され、可能な限りリフレッシュするためにフリーザーで凍らせた新しいレーシング・スーツも準備万端。
コックピットの気温を下げるため、また新鮮な空気を取り入れるために、ダッシュボードの下にはファン、ルーフにはスクープが、ドライバーとコ・ドライバーに空気が直接当たるように装着されている。さらにトルコに向けての暑さ対策として、反射光ガラスとルーフの反射光ホワイト・パネルも投入された。
環境に順応するトレーニングとして、ヒルボネンはフィンランドの自宅で何層もの衣類を着込み、ソルベルグはイベント前の2週間、毎日40分のサウナに耐えた。レッキでは、トルコの気候に慣れるために、2人とも厚着をし、マシンのエアコンを切っていたのだ。
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