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チームトーク
伝説の名ステージ、エル・コンドールへの挑戦
Letter from SWRT
23 July 2004
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今年のラリー・アルゼンチンは、WRCに語り継がれる名ステージの一つ、エル・コンドールからコピナへの16kmコースでフィナーレを迎えた。やせた土地のまるで月面の様な景観を持つこのコースは、標高2,200m。寸分の油断もならない石の敷かれたステージは、ドライバーにもエンジニアにも非常に厳しい挑戦を強いるステージで、過去にも多くの名ドライバーがこのステージの餌食になっている。クルーがこのステージに挑むにあたり、SUBARUワールドラリーチームの代表、デビッド・ラップワースとSWRTのチーフエンジン開発エンジニア、ニック・デニッシュに、詳細を語ってもらった。
ニック・デニッシュ
「エル・コンドールでは、本質的にはWRカーは標高のために酸素不足になると思われる。エンジンはより多くの空気を必要とするが、FIAがターボに34mmのエア・リストリクターで空気吸入量の制限を行って以来、マネジメント・プログラムや使える空気量を最大限に活用できるマップに作り替えるなどのエンジンセッティングの改造が必要となっている。流入空気量が下げられて以降、マシンが最も効率の良いパワーを出すための燃料量は減ったが、この特殊な環境に対応するために他のモディファイを行う。レスポンスとパワーを向上させコンプレッション比をわずかに上げるために、点火時期を早める。空気の薄いところでは、ターボはより高速に回るので、スピード効率を上げ、エネルギーのロスやユニットのダメージを避けるためにセッティングを変更する。高地イベントであるメキシコとトルコに持ち込みチューニングを煮詰める前には、我々は事前に英国のSWRT本部にあるダイナモ室で、標高の高い環境下(低気圧低酸素状態)での開発とテストを行っている」
デビッド・ラップワース
「人はとかく標高の高さにこだわる傾向があるが、私にとっては恐らく、ステージの自然環境の方が、より重要だ。ドライバーが走りこなすには非常に難しいステージで、失敗が許される余地は少しも残っていない。今回は最後のステージというプレッシャーも重なるが、このステージは度々イベントの山場となってきた。過去を振り返ってみても、ここでは数々のドラマが起こり、このステージで勝負の行方が決まってきた、そんなステージなのだ」
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アルゼンチン出身テニスの名手、SWRTを訪問
アルゼンチンのテニスプレイヤーで熱狂的なラリーファンとしても知られるデビッド・ナルバンディアンが、ペター・ソルベルグ、ミッコ・ヒルボネン、SWRTスタッフと共に、ラリー・アルゼンチンのスタート前、水曜日晩にコルドバで開催されたコロナ・エクストラ・パーティへ出席した。
コルドバのアンクイロで生まれたナウバンディアンは、ラリー前にはカルロス・サインツとテニスで対決。コロナ・パーティは、実はナルバンディアン勝利の祝宴でもあった!?
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