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2005WRCのFIA新レギュレーション
「1基2戦ルール」でチームに求められるコト
Letter from SWRT
13 March 2005
2005年、FIA世界ラリー選手権(WRC)には、新しいFIAレギュレーションが導入された。シリーズ全16戦を2イベントずつの "ペア" とし、WRCマニュファクチャラーズ選手権に登録するチームは、この2イベントで1基のエンジンを使わなくてはならなくなった。この新ルールに、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)とSUBARUインプレッサWRC2005はどう対応していくのか、SWRT代表のデビッド・ラップワースに話を聞いた。
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「新しいルールがエンジン設計に影響を与えることはなく、違いが出てくるのはエンジンの使い方に関する戦略だ。SUBARUはその信頼性に関して素晴らしい実績があり、これももちろん我々のエンジン開発プログラムの一環として捉えている一部。マシンの中でもエンジンは、よりパワーを得るために限界までプッシュをすることもある部分だが、その際、唯一、犠牲となるのが信頼性で、パフォーマンスとのバランスを考慮しなくてはならない。過去には、あまりパワーに寄り過ぎないように試みたこともあったが、今は勝利のためには、戦略としてステージでリスクを負わなくてはならない場面も増えてきた。今年からは、我々は1基のエンジンで2つのイベントを戦わなくてはならないので、各ペアになっているイベントの最初のラリーでは、それもしにくくなった。しかし、それをさておいても、SUBARUは、ポイントよりも勝利のために戦うというポリシーを変わらず続けている。
1年を通して同じ仕様で走り続けるのであれば、エンジンにセーフティマージンを残しておかなくてはならない。スウェーデンのような標高の低い高速イベントでは、メキシコのような高地イベントよりもエンジンの負荷がかなり低くなる。FIAのホモロゲーション規定では、基本的な仕様をイベント毎に変更することは禁じられている。
この新しいエンジンレギュレーションで、おそらく最も興味深くなるであろうペアが、メキシコ/ニュージーランド。メキシコは標高2000m以上のステージを走る超高地イベントであるのに対し、ニュージーランドはほとんどの標高が数百m程度。過去には、メキシコやアルゼンチンのような高地イベントでは、技術仕様もエンジンの圧縮率も違うものを使っていたが、今では、ベストの折衷点を見出すことがチームに求められている」
※1基のエンジンを共有するイベントの組み合わせ
Monte Carlo and Sweden
Mexico and New Zealand
Italy and Turkey
Cyprus and Greece
Finland and Germany
Argentina and Great Britain
Japan and Australia
France and Spain