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スポンサーロゴでSUBARUインプレッサWRC2005を彩る
魅惑のアーティスティック・ワーク、その裏側
Letter from SWRT
24 March 2005

Copyright © STI 
SUBARUインプレッサWRC2005の鮮やかなブルー&イエローのカラーリングは、F1で言えばフェラーリのレッドのように、ラリー界のシンボル的な存在。マシンの外観は人々の脳裏に焼きつく、忘れがたい印象を与える。ゆえに、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)にとっては、常に統一したシンボルカラーを踏襲することは、チームのイメージのためにも非常に重要な要素なのだ。

マシンへの貼り込みに先立ち、SWRTのコーマーシャルマネージャー、コリン・クラークが、SWRTと提携する各パートナーシップ企業のロゴを細部に渡るまでくまなくチェック。企業との契約主旨やチームイメージを確立されているかを確認した上で、ステッカーが製作される。全体のデザインレイアウトが完成すると、作業はSWRTの”ステッカークルー”、ジョン・ディケンズとリー・トーマスの手に渡り、芸術的とさえ言える見事なカラーリングがSUBARUインプレッサWRC2005に施されていくのだ。

ステッカーの材料は1層のビニール素材。これをコンピューターカッティングマシンにかけるが、非常に入り組んだデザインの場合はプリンターを使う。例外は、蛍光色を使用するロゴ。この場合は、背景に青い影を付けるため、2層ビニールを使用する。一時も手を休めることなく、ディケンズとトーマスは2時間でステッカーのセットを作り上げる。そしてこれらを手で貼り付ける前に、2人はそれぞれのステッカーの正確な貼り位置を確認する。ステッカーの総数は67だが、リアピラーの7つ、ドアサイドの16つはまとめて一つの補助シートに貼り付けられるため、1度の貼り込み作業で済む。この部分の工程に関しては、ディケンズとトーマスはスムーズに仕事を行えるのだ

Copyright © STI 
一方、最も貼り込みの難しいロゴは、内側から貼り付けるスクリーンバイザー。気泡が入り込まないよう、充分に湿らせて作業を行わなくてはならない。また、マシンの両サイドを美しく飾るSUBARUのロゴも、負けずと劣らない難所だ。インプレッサには波打つようなエアロダイナミクスシェイプと平面のエリアがあるため、ここは3つのセクションに分けて作業を行わなくてはならない。クレジットカードのような形をした専用ツールを使い、滑らかにステッカーを貼り付けていく。またカラーリングの天敵・気泡は、どんなわずかなものでも見逃さず、2層の間に小さなナイフを巧みに通して取り除いていく。

ステッカーの貼り込み作業は、非常に時間のかかる仕事。そして、全工程の最後は、一つでも鋭いエッジを残していないか、隅々まで確認。これほど薄いステッカーでも、それがエアロダイナミクスに影響を与えるからだ。


下記は、SUBARUインプレッサWRC2005を飾るロゴの、セクション別内訳数。実車を見る機会があれば、すべてのロゴを確認されたし。

ボンネット7 フロントフェンダー8
フロントバンパー14 ルーフベンチレーター1
ウィンドスクリーン3 リアスクリーン2
マシンインテリア7 マシンサイド6
シル2 リアフェンダー4
リアバンパー6 トランク1
スポイラー1 リアウィンドウ4
ルーフ1

計 67



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