|
TEAM TALK
サービススタッフの腕に光るオレンジのアームバンド
Letter from SWRT
1 July 2005
|
2005年のFIA世界ラリー選手権(WRC)では、FIAが様々な新レギュレーションを導入している。その一つが、このアームバンド。WRCに登録するチームの人件費を削減することを目的に、FIAは、直接マシンへの作業を行うメカニックの数をマシン1台ごとに制限するルールを定めたのだ。
各レグに設定される10分、30分、45分といったサービスタイムの間、マシンのメンテナンスを行うメカニックの数については、これまでチームは自由に好きなだけ投入することができた。
しかし今シーズンの開幕戦、モンテカルロ・ラリーからは、マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップにノミネートするドライバーのマシンには、1台につき8人までとメカニックの数が制限されるようになった。ただし、現状のレギュレーションでは、3台目のマシンについては制限の対象からは除かれている。
この新ルール導入に伴い、サービス中にマシンの作業を行うサービススタッフは、ユニフォームの上から番号が割り振られた蛍光オレンジのサービス用アームバンドを身につけることが義務となった。この新システムではフレキシブルに対応できる範囲も許容されており、8人中2人まではアームバンドを共用してマシンの作業を行うことを認めており、アームバンドを着用するスタッフが両方のマシンでも作業を行うことができるようになっている。各サービスタイムの間は、ラリー主催者から派遣されたオブサーバーが立ち会っているので、ルール違反があればイベントスチュワードに報告される。
この新しい制限ルールにより、サービスでの作業方法を変えなくてはならないチームもあったようだが、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)には、それほどの大きな影響はなかった。
「我々にとっては、このアームバンドシステムによってテクニシャンの仕事内容が大きな影響を受けることはなかった」とは、ペター・ソルベルグチームのNo.1テクニシャン、ジョン・マクリーン。「これまでは、ロジスティック担当のスタッフがマシンのジャックアップを行ったり、ステージに戻る前の洗車を担当していたこともありましたが、今はテクニシャンがこうしたこともサービスメニューの内容に含めています」
「混乱を避けるためと、フレキシブルに使えるように、我々はアームバンドのうち6つは固定のテクニシャンに与え、他の2つはエンジンやギアボックス、電気系の専門スタッフで共用しています」
|
 |