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多岐に渡るテストタイプ
プレイベントテストの役割とは
Letter from SWRT
12 August 2005
Copyright © STI
SUBARUワールドラリーチームでは、実に多種類に渡るテストを行う。ラリー・フィンランドの直前にも、プレイベントテストを行うためにチームは事前にフィンランドへ飛んでいる。SWRTチーム代表/テクニカル・ディレクターのデビッド・ラップワースが、それぞれのテストタイプの違いと、プレイベントテストの役割について解説する。
SWRTは、設計段階ではコンピューター上でのシミュレーション、エンジン・ダイナモメーターを使って基本的なデータを取るベンチテスト、シェイクダウンテスト、MIRAで部分別に1日ずつ行う基礎評価テスト、耐久テスト、パフォーマンステストなどなど、様々なテストに時間を費やす。
プレイベントテストの役割は、マシンのセットアップだけに集中することなく、マシンのファインチューニング、ダンパー、タイヤの圧と温度、エンジン、クーリングシステム、タイヤチョイス、さらに全ての要素が、後に控えるイベントで予測されるコンディションに的確にマッチしているかの確認にも焦点が当てられる。
プレイベントテストは、ターゲットイベントの直前よりも、それ以前に行う方が多い。実際のラリーで予測される天気や路面のコンディションにできるな限り近い状況を得る可能性を、最大限に広げるためだ。
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またドライバー陣にとっても、ターゲットイベントの前戦とコンディションが全く違うことが度々あるため、特定のラリーのコンディションでマシンをドライブしたり走行経験を積む、いい機会にもなる。例えば、真冬のアルゼンチンでのラフグラベルイベントと、夏のフィンランドで行われるスムース路面で予測されるコンディションとでは、ほとんど類似する点がないのだ!
我々は同様のテストを、初夏の酷暑でヘビーなグラベルラリーの直前にも行った。このテストでは、第一に、マシンを痛めつける高温下での走行で起こりやすいトラブルに備え、耐久性と冷却システムに焦点を当てた。
フィンランドのプレイベントテストは、この後に数戦続くラリーでの典型的なコンディションとなる、完全スムースでのパフォーマンス面により焦点を絞った。マシンのトラブルやオーバーヒートの懸念は少ないので、コンマ数秒でも速いスピードを絞り出せるよう、マシンの作業を行っている。