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SUBARUインプレッサWRC2005がターマックデビュー!
新型マシンに見る舗装対策改良点の秘密に迫る

Letter from SWRT
2 September 2005

Copyright © STI 

2005 FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦、ラリー・ドイツでは、SUBARUインプレッサWRC2005が、3月のラリー・メキシコでグラベルイベントから投入されて以来、初めて迎えたターマックラリーで、舗装仕様のデビュー戦を迎えた。2005シーズンに設定されている本格ターマックラリー3戦の初戦となるこのイベントで、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)のチーフラリーエンジニア、ピエール・ゲノンが、昨年のSUBARUインプレッサWRC2004からの変更点における鍵となる部分を説明してくれた。


「前年モデルから比べると、SUBARUインプレッサWRC2005は、ダンパー、アルミキャストアップライト、18インチのBBS製ホイールに合わせた4ボルトハブを含め、サスペンションのコンポーネンツが一新されている。こうしたパーツの組み合わせによる効果は剛性を向上させ、精密なハンドリングにつながる」

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「また、サスペンションのジオメトリーにも変更を施している。この変更の多くは2005年の規定に準拠させるためのもので、この規定では、マシンのワイドトラックの許容範囲が広がり、我々のマシンの場合で30mmまで拡大されたが、同時に我々はターマックイベントに向けて、どのようにマシンジオメトリーに関してさらにリファイニングを行っていけるかという研究にも多くの時間を費やした。新しいストラットマウントのデザインによって、ラリー中でもセットアップ変更が容易に行えるようになっている」

「通常通り、ターマック仕様のマシンに装着されるブレーキは、グラベル仕様のものよりも大径になる。SUBARUインプレッサWRC2005では、我々のブレーキサプライヤーであるAPレーシングと緊密な共同作業を行い、ベストの成果に到達することを目指した。フロントエンドでは、マシンは、8本ピストンのキャリパーに直径365mmのベンチレーテッドディスクと、ホイール1本に付き4枚のパッドを、リアには、4本ピストンのキャリパーに304mm径のディスクを装着している」

「SUBARUインプレッサWRC2005のブレーキは、キャリパーがあらかじめ設定しておいた温度に到達すると液体を直接噴射する高性能ウォータースプレーシステムによって冷却される。昨年のマシンでは、キャリパーユニット自体のクーラントホースに水を組み上げる、再循環システムという別のアプローチ方法を採用していた。新しい手法はより効率が高まる上、マシンに搭載する水量が減るため、重量セーブにも役立っている」



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