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SUBARUワールドラリーチームに、新ヒーロー登場!?
Letter from SWRT
31 March 2006
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2006 FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・カタルニア。スペインのポルトアベンチュラに設定されたサービスパークでは、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)のブースで注目を集める、新しい「ヒーロー」がお目見えした。といっても、人物ではない。チームが待ちこがれたこの新兵器は、文字通り全てが収まってしまう優れモノだ。
全長18m、全幅9m、高さ4m(最高点)と、堂々たるこの勇姿。SWRTが特注したこの新型サービステントは、これまでSWRTがサービスパークで使用してきた装備をはるかに凌ぐ機能を備える。新たにアルミニウムとPVCで構成されるこのテントは、3台のマシンが一度に入庫できる上に、エンジニアには有り難い全天候型なのだ。
SWRTのチーフトラッキー、デビッド・ルドリンが叩き台のデザインを描いたのが、2005年12月。そこから最終的な形とデザインを練るまでに、実に3週間をかけた。そして現物が完成するまで計6週間。ついに、648立方mの、豪勢なサービステントが完成したのだ。
驚かされるのはこの数字だけではない。
- 総重量は3.5t。ラリー現場へは、7.5tのトラックでの搬送する。
- PVCの防水ルーフを支える4本のアーチ状の支柱に加え、さらに4本の支柱が前後の梁をつなぐ。ルーフ部は地面で組み立てられ、フォークリフトを使って高く持ち上げ支柱と接続させる。
- ルーフ自体は、各160kg・8つののコンクリートブロックを土台とした8本の柱で支えられている。全体を組み立てるのに6人がかりで6時間、のべ36人時を要する。
- ユニットの台には、電機、エア、水を供給する総合システムを備え、それぞれ独立したジェネレーターで動かせる。配線は、8本の支柱の中にまとめて収められている。マシンの上部から下がる正面のポールを使えば、マシン作業中のテクニシャンたちを邪魔することなく、マシンのバッテリーをチャージすることができる。
- テントの中にはカウントダウンの時計が備えられ、SUBARUインプレッサWRCの作業を行う時間がどれだけ残されているかを、サービスクルーが一目で確認できる。
- 72ハロゲンライトが4本のルーフ支柱に配備され、その下の作業エリアを照らす。さらに日が暮れ始めると、2つのスポットライトが、ファンが見守るエリア正面に飾られたブルーとイエローのSWRTロゴを浮かび上がらせるのだ。
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