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SWRTのエネルギーを支える巨大な台所

Letter from SWRT
29 May 2006

腹が減っては戦は出来ぬ、とはよく言うが、それはラリーチームとて同じこと。
Copyright © STI 
SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)のテクニシャン達にとって、夜明け前からサービスパークに入り、夜9時を過ぎても仕事が続くなどは、よくあること。1日を乗り切るためには、たっぷり食事を摂って十分なエネルギーを得ることが欠かせない。テクニシャン、エンジニアに加え、イベントスタッフの他、ラリーの週末には、サービスパークを訪れる大勢のゲストのために、チームスタッフのうち5人が、調理と食事の提供、ケータリングを担当する。

  • ケータリングチームのメンバーは、ケータリング・マネージャーのロレイン・グレイスター、シェフのジョン・アレンとクレア・コールマン、給仕担当のベン・グリフィン、そしてキッチントラックのドライバー兼買い物・洗い物補助のアンディ・スタントン。グレイスター、アレン、コールマンは、英国のトップレストランでの勤務を経た、経験のあるシェフ。アレンは、有名な英国のレストランオーナー、ジャン・クリストフェ・ノヴェイルの副料理長、スタントンは英国空軍でのシェフとしての経験を持っている。
  • 通常、ラリーのある週末には、ケータリングチームは毎日60人分の朝食、ランチ、夕食を準備する。それに加え、グレイスターは、各サービスタイムに合わせて、ドライバー、コ・ドライバーの食事を作る。グレイスターは、チームの体力パフォーマンストレーナー、ジョン・ミルズと相談して、適度にプロテインのバランスが取れ、ゆっくりとエネルギーが消化されるメニューを立て、パスタやチキン、魚料理、サラダなどの料理を整える。
    Copyright © STI 
  • チームメンバーは自分たちのテント内にある食事エリアで、ゲストにはコメット(Comet=communications and entertainment)と呼ばれるチームのホスピタリティエリアで食事を楽しんでいただく。このホスピタリティエリアは、チームトラックに取り付けた天幕で覆われ、エアコン、インターネット回線、カプチーノマシン、最新のWRC映像を映し出すプラズマテレビのスクリーン、音楽システムが完備されている。コメットでは、ランチなら45席、ドリンクだけなら100人以上の収容が可能だ。
  • チームでは、ゲスト120人分のランチとディナーを用意するが、1日420食まで可能。サルディニアは、今シーズンこれまでで最もゲストの多いイベントになると予想されていた。チームのホスピタリティプログラムをコーディネイトするクリスティ・トンプソンが予想していた、週末のSUBARUのホスピタリティへの来訪者は、266人にも上る。
  • サルディニアでの、ゲスト用SWRTメニューは次の通り
      鶏胸肉のトマト詰めとモッツァレラのパルマハム包み、マッシュポテトと新鮮なペストを添えて
      マグロの胡麻焼きオリエンタル・ヌードル添え
      自家製サーモンケーキのスウィートチリソース
      バブリカ&赤タマネギのローストと山羊のチーズのタルト
      洋ナシのスパイスワイン煮、マスカルポーネクリーム添え
      リッチチョコレート・オレンジムース
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  • ケータリング作業の核となるのは、専用の7トントラック。これがフル装備のキッチンとなり、ヨーロッパ中のイベントを駆けめぐる。この車両からは、水、ガス、電気が供給され、オーブン、冷蔵庫のほか、プロ仕様キッチン並みの装備が整っている。ヨーロッパ外の遠征イベントでは、すべての必要装備を専用の空輸ケースに詰め込んで運ばなくてはならない。
  • また、ラリー中にSWRTが開く全ての行事で食事やドリンクを準備するのも、ケータリングチームの大切な仕事。例えばコルシカでは、チームはメディアやゲストを招待して、ドリンクとカナッペを楽しむレセプションを開いた。この会には、100人を超えるゲストに加え、ドライバー陣、コ・ドライバー陣、チーム首脳陣が参加。エビのトーストやドライトマト、モッツァレラチーズ巻きなど400以上のカナッペが振る舞われた。
  • 膨大な量の食事を準備するケータリングチームは、買い物のサイズも超ビッグ。イベントがスタートして最初に出かける買い物の時などは、その量は大きなトロリー7台分にも上る。日本では買い物カゴやトロリーがさらに小さいため、スタントンとグレイスターは、1回の買い物でトロリー70台を食材で埋めた。また、出来る限り新鮮な食材を使うために、ケータリングスタッフはイベント中、毎日のように買い物に出かける。
  • チームのランチと夕食準備のための平均的な買い物リストは次の通り
      鶏胸肉40枚 鮭のステーキ30枚 パスタ6kg
      ジャガイモ12kg ニンジン4kg ブロッコリー3kg
      スウィートコーン2kg クリーム2 リットル マッシュルーム1kg
      バター 2ポンド(約1kg) ミックス野菜6袋 トマト40個
      キュウリ4本 卵30個 パルメザンチーズ1kg
      タマネギ2kg ミックスペッパー3kg ミックスビーンズ2缶
      ライトマヨネーズ1リットル フランスパン15本 サラダドレッシング 多種
      ソースとケチャップ オリーブオイル1リットル モッツァレラチーズ15玉
      ヨーグルト60パック
    Copyright © STI 
  • 食事の準備に加え、ケータリングチームは、軽食や朝食用に常備食材も購入する。テクニシャン、エンジニア、ドライバーに必要な2日分の量は:
      フランスパン75 本または食パン36 斤
      牛乳200 リットル (1日にとれる牛乳、牛6,7頭分!)
      リンゴ1 箱
      バナナ2 ケース
      ヨーグルト350 パック
      オレンジジュース15 リットル
      シリアルバー 620 本
      オートミール16 kg
  • チームのオナカに収まる量が膨大なのは、食事だけではない。SWRTのテクニシャン、エンジニア、首脳陣が1イベント中に使うティーバッグは1000パック、コーヒーは6kg。また、SUBARUのパートナー、シルバー・スプリング・ドリンクから提供される飲料水は900リットル以上にも及ぶのだ。




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