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インプレッサ、ニュルブルクリンク24時間レース初陣をクラス2位
総合14位でフィニッシュ
レースレポートダイジェスト

Race Report
ニュルブルクリンク24時間レース 24 Hours
2005.05.11

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5月7日・8日にニュルブルクリンクサーキットで行われた24時間ツーリングカーレースに、SWRTのステファン・サラザンが出場した。サラザンは、日本のプローバ・レーシング・ディビジョンが仕立てたインプレッサWRX STIを3人の日本人ドライバーと交代でドライブ。インプレッサは、初挑戦ににもかかわらず、トラブルフリーで24時間を走り抜き、総合14位・A6クラス2位で、チェッカーフラッグを受けた。

スタート>>
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ニュルブルクリンク24時間の決勝レースは7日15時スタート。しかしローリング開始直前から大粒の雨がコースを濡らし、15時20分実質的なスタートとなった。スタートドライバーは清水和夫。総合42位、クラス10位のポジションからスタートした清水は、雨で混乱する1周目をシンメトリカルAWD機構の特徴を大いに生かし18台抜きの24位で帰ってきた。5周目には21位と順調にポジションを上げて走行。清水は6周を終えて、ステファン・サラザンに交代。レース経過2時間の17時の時点で総合22位、クラス7位。

【ステファン・サラザンのコメント】
「ニュルは初めてですが、よくできたコースだなというのが第一印象。他のコースと違って公道に近いと思うし、インプレッサに合っていると思う。また1周の距離も長くダウンヒルやヒルクライムの区間もあって、ラリーとレースのコンビネーションのようでとてもエキサイティングだ。私はWRCではインプレッサのWRカーをドライブしているが、今回乗っているインプレッサも低重心で回頭性に優れたシンメトリカルAWDという量産車のもつ素性の良さが出ていて、非常にニュートラルでパワーも十分にあって速い。ニュルを走ってみて改めてそのインプレッサの素性のよさに驚いた」

6時間経過>>
雨が降ったりやんだりの不安定な天候のもと、#67インプレッサはルーティーンピットを繰り返し順調に周回、一時は総合9位を走行した。6時間を過ぎてドライバーがひと回りした時点で、予定よりやや早いハブ交換で若干ポジションダウンしたものの、レース経過7時間後の22時には総合29位、クラス4位で走行。

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12時間経過>>
23時20分、清水が自分のスティントを終え5回目のピットインでステファン・サラザンに交代する。タイヤは新しいスリックに交換。日付の変わる0時、サラザンはポジションを総合23位に上げる。クラス順位は4位で変化がないが、クラス3位の#59M3 GTRとはわずか1分16秒の差。1時の直前にサラザンがピットに戻り、吉田寿博と交代した。雨はすっかり上がり、コースもほぼドライコンディション。しかしコース上のところどころではアクシデントのために動けなくなった車両が見られる。気温は0℃。インプレッサは順調に周回を重ね、夜中3時の時点で総合18位、A6クラス3位。

18時間経過>>
朝5時、雲の切れ目からほのかに空が白んできた。レース開始15時間を迎える5時57分に清水が総合18位、クラス3位でピットインして、ステファン・サラザンに交代。サラザンは朝日を浴びながらペースを上げて走行する。7時を回るころには曇り空となって、ときおり細かい雨がパラパラと落ちてきた。18時間を経過した朝の9時。8時過ぎまで快調にクラストップを走行していた#22BMW M3がマシントラブルでグランプリコースでストップ。これで実質のトップは#59BMW M3 GTRだが、わずか22秒後方には#67インプレッサが走行していた。94周目、#59M3 GTRがピットイン。そのスキについに#67インプレッサがクラストップに立った。そして総合14位、クラストップのまま95周でピットイン。吉田寿博から佐藤久実に交代して、タイヤは同じ浅溝をチョイスした。この間にクラストップは#50NSXに譲り渡したが、残り6時間での逆転をかけて確実な走りを目指す。

フィニッシュ>>
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レースも残り6時間を切った朝9時半に佐藤久実がコースイン。クラストップの#50NSXとは同一周回で4分10秒ほどの差だった。しかし10時半ごろコースを5mmほどの大きさのヒョウが襲った。佐藤は真っ白になった視界にパニックになりながらも何とかマシンをコントロールして、予定より1周早い翌周にピットイン。ここで清水が深溝のレインタイヤを決勝レースでは初めて装着してコースへ出て行った。しかし、わずか30分後には天候は晴れに。13時42分。最後のピットインでドライバーはサラザンから吉田に交代。タイヤは最後まで天候が読めないため浅溝のレインに交換してコースインした。いよいよフィナーレが近づいてくる。

15時、18万人以上のファンがざわざわとし始め、あちらこちらからエアホーンの音が聞こえてくる。上空のヘリコプターの位置で総合トップのBMWワークスの位置が分かる。そしてBMWが2年連続、18回目の総合優勝を1-2フィニッシュで飾った。その隊列の中には吉田がドライブする#67インプレッサの姿も!インプレッサはニュル初出場で124周して、総合14位、クラス2位という見事な結果を残した。ニュルで育ったインプレッサらしく生産車の素性の良さを改めて証明する結果となった。また、ステファン・サラザンは、マシンをいたわるドライビングを心がけながらも、いかなるコンディションでも速いラップタイムを刻み続け、チーム戦略に大いに貢献した。初挑戦にも関わらず、インプレッサがニュル常連のコンペティター達に果敢に挑み、1周25kmを超す過酷なアイフェルの超ロングサーキットの24時間をトラブルフリーで走りきったことは、特筆されるべきである。

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【ステファン・サラザンのコメント】
「いいレースだった。ノーマルカーなのに200台以上もいる参加車両の中でトップ6〜7番手ぐらいのタイムを出せたしね。もちろんクラス優勝はしたかったけど、僕も他のドライバーもチームスタッフにもいい経験になったと思う。今回は新しいエアロダイナミクスを装着してレースでテストしてみたんだけど、高速での安定性もすごく良かった。次はWRCでも活躍を見せたいね!」


ADAC Zurich 24h-Rennen Nurburgring - Result :
Pos. Driver Car Laps
1. Lamy, Said, Huisman, Priaulx BMW M3 GTR 139 Laps
2. Muller, Muller, Stuck, Lamy BMW M3 GTRS -5 Laps
3. Zakowski, Lechner, Bert Dodge Viper GTS-R -7 Lap
4. Beil, Fischer, Hulverscheid, Althoff Porsche 911 GT3 -9 Laps
5. Bermes, Koll, Schornstein, Bovensiepen Porsche GT3 Cup -9 Laps
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14. Shimizu, Yoshida, Sarrazin, Sato SUBARU IMPREZA WRX STI -15 Laps


■ 決勝レース・ダイジェスト
■ 激闘24時間の記録 フォトギャラリー
■ 決勝レース・フィニッシュ 5月8日
■ 決勝レース・18時間経過 5月8日
■ 決勝レース・12時間経過 5月8日
■ 決勝レース・6時間経過 5月7日
■ 決勝レース・スタート 5月7日
■ 公式予選レポート 5月6日

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