新型ワールドラリーカー
「インプレッサWRC 2008」、WRCアクロポリスラリーでデビュー
「インプレッサWRC 2008」は、従来型よりホイールベースが長くなり、車体前後のオーバーハングが短くなった。また、これまでトランクに装着していたリヤスポイラーが新型ではリヤゲートに取り付けられたことなどが、外観上の大きな特徴となっている。一方、約300馬力を発生する2リットル水平対向ターボエンジンやSUBARU独自のシンメトリカルAWDシステムなどは、実績のある従来型用をさらにリファインし、継続使用する。

これまでのワールドラリーカーは、SUBARUのイメージカラーであるブルーをペイントしたボディに、星をデザインした「コメットマーク」をアイデンティティとしていたが、今回、新型ワールドラリーカーの投入機会をとらえ新デザインへと変更する。富士重工業のデザイン部門がデザインしたこの新デザインは、これまで同様にブルーを基調色としながら、「SUBARUシンボル」をボディ中央にレイアウトし、これに白とシルバーのラインを組み合わせている。新型ワールドラリーカーの導入にあわせ、ドライバーのレーシングスーツやサービスパークのテント類などのビジュアル物件にも新しいカラーリングを採用する。

「インプレッサWRC 2008」を走らせるのは、従来同様に英国を拠点とする「SUBARUワールドラリーチーム」(代表 : デビッド・リチャーズ)で、5月29日(木)から6月1日(日)にギリシャのアテネ近郊で開催される2008 WRC第7戦アクロポリスラリーには、エースドライバーのペター・ソルベルグ(ノルウェー)とクリス・アトキンソン(オーストラリア)が新型ワールドラリーカーで出場する。

新型ワールドラリーカーの詳細、開発者、ドライバー、チーム関係者のコメントは、5月28日に現地で行われるプレスカンファレンスで発表する予定。
SUBARUのモータースポーツ活動を統括するスバルテクニカインターナショナル株式会社(社長 : 工藤一郎、東京・三鷹市)は、本年5月末にギリシャで開催される2008年世界ラリー選手権(WRC)第7戦「アクロポリスラリー」に、新型ワールドラリーカーである「インプレッサWRC 2008」を2台出場させる、と発表した。

現在、WRCは、量産車両をベースにラリー競技車両専用の改造を施した「ワールドラリーカー」で競い合っている。2007年に発売した富士重工業製のSUBARUインプレッサをベースとしたワールドラリーカーの「インプレッサWRC 2008」は、このほど最終の開発テストを終えて、いよいよ実戦投入することとなった。

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