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| オリビエ・ブリ(スイス) |
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2010年インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)開幕戦「ラリー・モンテカルロ」が1月20-22日、モナコ公国周辺で開催された。
IRCは、若手やアマチュアにアピールの場を与えることを目的に、ヨーロッパ最大級のTV会社、ユーロスポーツの子会社が設立。2007年から正式に開催されるようになった。全戦がユーロスポーツでTVの生中継が行われることが最大の特徴。FIAタイトルは懸からず、全戦が既存の地域選手権・国内選手権イベントから、歴史や見応えのある内容のラリーを選んでシリーズを構成、2010年は全12戦で構成される。対象車両はグループNやS2000、さらに排気量2リットルまでのグループA(A7まで)となっている。
タイトルはドライバーズ、コ・ドライバーズ、マニュファクチャラーズに懸かるが、WRCと異なりマニュファクチャラーズといってもワークスチームが参戦するわけではない。ポイント対象となるには、IRCにマニュファクチャラー登録を行っているメーカーのマシンを使用することが条件となり、この条件を満たしていればドライバー、コ・ドライバーは自動的にポイント対象となり、1戦のみの参戦でもポイントを獲得することができる。そして、各メーカーのドライバー上位2名分のポイントが、そのイベントのマニュファクチャラーズポイントとなる。また全戦参戦しても対象となるのはベスト7戦分。SUBARUは、2010シーズンのマニュファクチャラー登録を行なっている。
またSUBARUでは、IRCに参戦するSUBARUユーザーを対象に、SUBARU IRCチャレンジ賞を設立し、各イベントのSUBARU最上位クルー(ドライバー、コ・ドライバー)を表彰し、当サイト上で紹介する。
ラリー・モンテカルロには、トミ・マキネン・レーシング(TMR)から2010年型SUBARUインプレッサWRX STIのブライアン・バッファー(フランス)が参戦。2010年からの規定を活用し、それまでの32mm径から33mm径のエアリストリクターを搭載し、パワーが向上したマシンを投入した。TMRにとって、今回がIRC初参戦である。またBMAオートスポーツから、プロドライブ製2009年型SUBARUインプレッサWRX STIを駆るオリビエ・ブリ(スイス)がエントリーした他、ヤローム・アイマルド(フランス)、ボイテック・スタッフ(チェコ)、リチャード・バンクス(英国)もSUBARUインプレッサWRX STIで参戦した。
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ラリーは1月19日、バランスで8.83kmのプロローグランが行われた後、翌20日から本競技が開始。計405.01km・15SSが3デイに渡って設定された。ラリー・モンテカルロは、長年、FIA世界ラリー選手権(WRC)の開幕戦を務めてきた歴史ある名門ラリーで、今回が78回目の開催となる。路面はターマックだが、冬の極寒期に山岳路を走行するため、場所によって氷が張ったり雪が積もる難しいコンディションの上に、天気も変わりやすいため、タイヤ選択が勝負を大きく左右する。
開幕SSでSUBARU勢最上位に立ったのは、ボイテック・スタッフ。並み居るS2000マシン勢に続き、グループNマシンの中で最上位につけた。一方、TMR製の最新型SUBARUインプレッサを初めて実戦で操るバッファーは序盤、スリッパリーな動きに苦戦したが、すぐに調子を上げ、S2000勢に割って入る総合11位まで浮上。しかしSS8でパンクを喫した際、空気が抜けたタイヤから外れたスタッドがホイールアーチから電気配線に接触するトラブルが生じ、リタイアとなってしまった。TMRの広報は「リタイアとなってしまったが、ペースは上がり始めていたので今後に向けて手ごたえを感じるラリーになった」と語った。
バッファー撤退後、SUBARU最上位に立ったのは、長年プロドライブ製SUBARUインプレッサをドライブし続けているブリ。SS9の時点で15位につけ、グループNでも最上位に立った。ブリはその後も順調に走行を続け、最終的に13位まで順位を上げグループN1位のままフィニッシュ。SUBARU IRCチャレンジ賞を獲得した。14位にはボイテックが続き、アイマルドも26位でフィニッシュを果たした。総合優勝はフォード・フィエスタのミッコ・ヒルボネンだった。
IRCの次戦、第2戦では舞台が南半球に移る。「ラリー・インターナショナル・デ・クリティーバ」(グラベル)は3月4-6日、ブラジル南部・パラナ州の州都クリティーバを拠点に開催の予定。
<SUBARU IRCチャレンジ賞 受賞者>
オリビエ・ブリ(スイス) / BMAオートスポーツ
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