2010年5月25日

勝田範彦、全日本ラリー「ラリー北海道」で3位を獲得しポイントリーダーの座を堅持

全日本ラリー選手権第3戦

全日本ラリー選手権第3戦ラリー北海道は、前戦から2週間のインターバルで、ラリージャパンでもサービスパークとして使われていた帯広郊外の北愛国交流広場を起点に開催された。ステージも帯広郊外と陸別周辺の林道等を使用するなどほぼ例年と同じ構成。また今年もアジアパシフィックラリー選手権(APRC)と同時開催されているために、200kmを超すステージがドライバーたちを待ち受ける。そして、このため今シーズンの規定からシリーズポイントには2.5の係数が掛けられ、優勝すれば50点という大きなポイントが獲得できる。優勝はもちろん手に入れたいところだが、ノーポイントで終えてしまうのもシリーズを考えると痛い。

特にラリー北海道では最高順位5位と相性の悪い勝田範彦にとって、開幕から2連勝で迎えたイベントだけにここまでのいい流れも切りたくない。「慎重にスタートを切りますよ」と話していた勝田だったが、その間隙をつくように地元の奴田原文雄が最初からスパートを掛けてきた。逃げる奴田原を石田正史と勝田が追いかけるが、ジリジリとタイム差がついていくなか、デイ1を終えて奴田原はライバルたちに大きなリードを築いていた。
ほぼ優勝が決まった展開に対して、白熱したのは石田と勝田の2位争いだった。デイ2では互いにベストタイムをマークするなど一歩も譲らない戦いとなったが、デイ1の差を詰めることは叶わず、勝田は総合3位でラリーを終え、ポイントリーダーの座は守った。

また、今シーズンからインプレッサWRX STIにスイッチし、初ラリーとなった杉村哲郎は苦戦しながらも総合9位で完走。また、牟田周平、大桃大意といった若手ドライバーたちもハイスピードステージに戦いを臨んだが残念ながらリタイアで終わっている。