
8月1日に全日本ジムカーナ選手権第6戦がツインリンクもてぎ北ショートコースで行われ、注目のPN3クラスは、GRBインプレッサWRX STI spec Cを駆る近畿の新星・野尻隆司が開幕戦以来5連勝をとげ、2代目チャンピオンを確定した。
気温は30度を超え、路面温度も40度を超える環境で開催された。ここは全日本カート選手権も開催されるカートコースで、きめ細かい舗装と連続するハイスピードコーナーが特徴。今回の決勝コースは北ショートコースの基本レイアウトを存分に活かしたハイスピード設定で、1コーナーにはパイロンターンが設置され、見どころとなった。
PN3クラスでは、GRBインプレッサspec Cを駆る初代チャンピオンの山野直也が野尻の連勝を阻止できるかに注目が集まっていた。しかし、野尻の勢いは止まらず、第1ヒートで1分33秒422というベストタイムを記録。一方の山野は2番手となるものの、1分36秒022と大きく離されてしまった。
第2ヒートは、路面温度が上昇したため、タイヤへ与える負担が大きくなり各クラスでタイムダウンが続いた。注目の野尻は何とパイロンタッチでタイムを落とす。山野にとってはチャンス到来だったが、今年はマシンセッティングが定まらず、今回も積極的に仕様変更を繰り返していたが、第2ヒートでも走りに精彩は戻らず大幅なタイムダウンに終わってしまった。
あと3戦を残したシーズン中盤でチャンピオンを確定させた野尻は、「今年は、名阪スポーツランド以外はほとんど初めて走るコースとなりましたが、もてぎのようなグリップの高いハイスピードコースは好きなので、走るたびに波に乗れていきました。以前乗っていたGDBインプレッサ・タイプRAよりも上手く操れてきている感じです。当初はシリーズチャンピオンを意識していませんでしたが、現在は自分とマシンの進化を実感しています」と語っている。
※正式なシリーズ成績は、11月26日に行われるJAFモータースポーツ表彰式で認証されます。