
インプレッサWRX STI spec Cを駆る野尻隆司が5連勝でチャンピオンを確定させた全日本ジムカーナのPN3クラス。同シリーズ第7戦では、2009年チャンピオンの山野直也が久々に快走し、今季初優勝を飾った。
第7戦の舞台は富山・イオックスアローザスポーツランド。ここはスキー場の駐車場を利用したパイロンジムカーナとして開催された。こういう状況ではカートコースとは異なる習熟度の高いドライビングスキルが要求されるが、当日は強い日差しに見舞われて路面温度が上昇。粗い路面とも相まって、タイヤチョイスやドライビングには細心の注意が必要な状況となった。
今季セッティングに悩まされていた山野が、今回は第1ヒートから快走。2位を約1.5秒引き離すベストタイムを記録した。すでにチャンピオンを確定させている野尻はパイロンペナルティを喫し下位に沈んでいる。コースにも慣れてくる第2ヒートでは、ほかのドライバーが軒並み自己タイムを更新してきたが、なかなか山野には届かない。GRB spec Cを駆る関東のベテラン舟橋悟も肉薄したが、約0.7秒及ばなかった。野尻も約0.9秒差まで迫ったが、それが精一杯だった。山野の第2ヒートは、わずかなドライビングミスがあって自己タイムを更新することはできなかったが、後続のドライバーもそのタイムは破れなかったため、第2ヒートもトップとなった。この結果、山野が第1ヒートのタイムでPN3クラス優勝となり今季初優勝を飾った。
「今回はいい感じにセットアップが決まりました。第1ヒートからいいタイムが出せましたが、第2ヒートではちょっとしたミスなどがあってタイムを落としてしまいました。ようやくインプレッサの高いポテンシャルを発揮させることができました」