Rd.4 BP Ultimate Acropolis Rally

Production Car World Rally Championship
 
1 to 3 June 2007

PREVIEW

SUBARUのP-WRC勢、ラフ&酷暑の過酷イベントに挑む

31 May 2007
Copyright © STI 
2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)は、シリーズでも最も古く、最もタフなイベントの一つであるヨーロッパはギリシャで開催されるアクロポリス・ラリーのスタートを今週末に控えている。ギリシャの首都アテネに近いエリアを周辺する3日間の競技では、21SS・総距離344kmのステージが設定される。

シリーズの前戦・アルゼンチンとは対照的に、ギリシャのステージは轍が深く石が散乱しており、ドライバーに苦戦を強いる。さらにこのイベントでは酷暑コンディションになることも多く、人間にもマシンにも過酷な挑戦となる。

イベントは5月31日木曜日夜(現地時間)にアテネの馬術センターで行われるスーパーSSで幕を開ける。昨年のような集客が得られれば、7万人ものファンがこの象徴的スーパースペシャルステージに賑わうことだろう。

SUBARU勢ではP-WRCに登録する強豪コンペティター、現在19ポイントでシリーズリーダーにつける新井敏弘、2位で後を追うフィンランドの新鋭、クリスチャン・ショーベリ(12ポイント)、ミルコ・バルダッチ(5ポイント)、2006年P-WRCチャンピオン、ナッサー・サレ・アルアティヤー、日本期待の鎌田卓麻、レチェック・クザイ、スピロス・パブリデ、ロリス・バルダッチ、ヴェルツノフ・イフゲニー、パトリック・フロディンの強豪10クルーが地中海沿岸のステージに挑む。

プレイベントテスト情報:

ラリー前の月曜日に予定されていたテストは、悪天候でコースに不向きであったため、火曜日午後に延期された。SUBARU勢からは6クルーが参加し、今週末に開催される過酷イベントで予測されるコンディションと似たコースに挑んだ。

ナッサー・サレ・アルアティヤー、クリスチャン・ショーベリ、レチェック・クザイ、スピロス・パブリデ、ヴェルツノフ・イフゲニー、パトリック・フロディンが参加し、ギリシャに向けての完璧なセッティングを煮詰めた。アルアティヤー、フロディン、クザイは特に、充実したテストになったと満足を見せた。

パトリック・フロディン
「ラリー・アルゼンチンでの一件から復調できるか、不安になっている。いつもはラリーで、リタイアやアクシデント、ハプニングに見舞われたことがないので、本当に残念だった。今日のテストはとても順調に進んだ。最初は満足できなかったが、エンジニアがすべて解決してくれたので、今はマシンの走りは最高。ラリーを心から楽しみにしている」

レチェック・クザイ
「できるだけマシンの安定性を得られるように作業を進め、それが達成できたと思っている。あとは、3日間のステージで全てを維持することに努めるだけだ」

ナッサー・サレ・アルアティヤー
「当初はギリシャ向けのノーマルなサスペンションセッティングにしていたが、その後いくつか修正を行い、興味深いデータを得ることができた。このラリーに向けては、かなりトラディショナルなセッティングで行く」

STIグループNプロジェクト・ジェネラルマネージャー、ジョージ・ドナルドソン

「テストは自信につながり自信は速さにつながるので、どのドライバーも熱心に作業を進めているのを見てとても心強い思いだ。このイベントでのSUBARU勢のドライバーは素晴らしいラインナップであり、SUBARUインプレッサWRX STI spec Cもこのタフなコンディションでも充分な強さがあると自負している。いつも通り、あとは『ラリーの運』をどこまでつかみ取ることができるかにかかっている。マシンもドライバーも素晴らしい顔ぶれで、誰もが最高のセッティングを得るために努力を費やしてきた。このイベントを楽しみにしている」