2006年はカタール出身のナッサー・サレ・アルアティヤーがSUBARUインプレッサWRX STI spec Cでチャンピオンを獲得。全8戦中5勝を挙げたSUBARU車は4回目のP-WRC制覇となった。P-WRCは、WRCと同じ舞台で経験豊富なドライバーや若手有望なドライバーらが競い合い、WRCドライバーシート獲得への機会を伺って、ワークス勢にアピールする絶好の場となっている。その戦況は年々激しく厳しい高いレベルとなっており、タイトル争いでも独走することは叶わず、毎戦誰が優勝するかわかない緊迫した勝負が続いていくシリーズとなっている。2007年のP-WRCは、スウェーデン、メキシコ、アルゼンチン、ギリシャ、ニュージーランド、日本、アイルランド、GBの全8戦が設定。初お目見えとなるアイルランドはターマックで、2006年3月に行われたプレイベントでは、SWRTのクリス・アトキンソンがグループN仕様のSUBARUインプレッサWRX STI spec Cで出場し、クラス優勝(総合4位)を果たしている。 今季は事前情報によるエントリーリストからも、話題豊富で質の高いコンペティションが期待されている。SUBARU勢は、ディフェンディングチャンピオンで連覇を目指すナッサー・サレ・アルアティヤー、タイヤをミシュランに変更し心機一転チャンプ奪還に挑む2005年P-WRC覇者の新井敏弘を筆頭に、イタリアの強豪バルダッチ兄弟、フィンランドの雄で元三菱ワークスのクリスチャン・ショーベリ、ロシアのアレクサンドル・ドロシンスキーらがSUBARUインプレッサWRX STI spec Cで初戦にエントリー。またスウェーデンチャンピオンのパトリック・フロディン、
スバルテクニカインターナショナル株式会社(略称:STI、社長:桂田 勝)は、2007年P-WRCにエントリーするSUBARUエントラントに対し、「SUBARU P-WRCアワード」を設けている。P-WRCの振興を目的とし、「久世隆一郎メモリアル・アワード」が設定される「ラリージャパン」以外の7つのラリー各戦に設定。レグ撤退や失格となった車両を除く、各ラリーP-WRC上位3台ならびにP-WRC3位(ポディウムフィニッシュボーナス)までのSUBARUエントラントに対して、各ラリーのフィニッシュ後に行われるSTI主催の「SUBARU P-WRCマネージャーズ・ミーティング」にて賞状と賞金目録が授与される。2007年は毎戦、このアワードを争うSUBARU勢同士の戦いも見逃せないものとなる。 改造範囲が限られ、より生産車そのものの戦闘力の高さが勝負に大きく影響するグループN車両がメインとなるP-WRC。SUBARUインプレッサWRX STI spec Cで参戦するSUBARU勢には2006シーズン以上の活躍が期待される。 |



