The Team

Production Car World Rally Championship Information

SUBARU TEAM ARAI

新井敏弘が主宰するラリーカー製作会社アライモータースポーツは、2台のインプレッサWRX STI spec Cを新井自身のエントリーのために今年のP-WRCイベントに送り出す。1台はスウェーデンを走った後、アクロポリスを走る予定で、新たに仕立てた1台はメキシコに直送され、アルゼンチン、ニュージーランドを転戦する。このほか、鎌田卓麻がSUBARU RALLY TEAMインターナショナルから出場するアクロポリス、ニュージーランド、そしてジャパンの3戦に出場するマシンもアライモータースポーツでビルドアップする予定だ。

SYMS RALLY TEAM

2004年のP-WRCチャンピオンを輩出したSYMSは、もはやP-WRCになくてはならない存在になったといえるだろう。ベルギーに本拠地を置くSYMSヨーロッパは、今年2台のP-WRCレギュラーエントリーカーをメンテナンスする。三菱のファクトリードライバーとしてWRカーを経験したことがあるクリスチャン・ショーベリは、エナジードリンクの「RED DEVIL」がスポンサードする赤いインプレッサを駆る。今年は2台とも横浜タイヤをチョイスすることとなった。

Team QMMF

カタール自動車&モーターサイクル連盟の名のもと、カタール国営銀行、カタール石油など国営企業がサポートするこのチームは、英国人ケン・スキッドモアのプレパレーションカンパニー、AUTOTEKがチーム運営を担当している。過去3回の中東ラリー選手権チャンピオンをはじめ、昨年のP-WRCチャンピオンを獲得したのも、AUTOTEK+ナッサー・アルアティヤ+インプレッサの組み合わせだ。タイヤはイベントによってピレリとミシュラン(BFグッドリッチ)を使い分ける。

SUBARU RALLY TEAM RUSSIA

ロシア・ラリー選手権チャンピオンを5回獲得しているロシアの英雄ウスペンスキーが、ロシアのラリー界を強力に牽引している。彼はドライバーであり、ラリーカー製作会社を経営するかたわら、ロシア自動車連盟の会長も務める生粋のモータースポーツ人である。本年は、ウスペンスキー自身と2004年のエストニア・ラリー選手権チャンピオンのアレクサンドル・ドロシンスキーが交代でP-WRCにエントリーする。

TOMMI MAKINEN RACING / Prodrive; Tack rally company.

言わずと知れたラリー大国フィンランドの伝説の名ドライバー、トミ・マキネンが率いるラリープレパレーション会社であり、STIのベースチームとして北欧のSUBARUインプレッサユーザーへのマシンの供給や技術サポートを担当する。P-WRCに参戦するアントン・アレンのマシンを製作したのもTMRであり、スウェーデンのASN指定で開幕戦に出場したオスカー・スヴェルンドのマシンもTMRメイドだ。

Vermont sports cars USA.

VSCは、モーターサイクル界のスターライダー、トラヴィス・パストラーナをP-WRCイベント3戦に参戦させる。SUBARUラリーチームインターナショナルとしてのチームエントリーで、残り3戦は日本の鎌田卓麻がドライバーを務める。ラリー参戦に長い歴史を持つVSCだが、WRC参戦は今年のラリー・メキシコが初挑戦。VSCは、このメキシコにケン・ブロックもエントリーさせた。ブロックは、米国ラリー選手権(ラリー・アメリカ=RANC)での、パストラーナのチームメイトでもある。