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  Rd.15 Rallye de Catalunya - Costa Daurada
28 to 30 October 2005
Leg1
Event Bulletin
28 October 2005

スタート
58台が金曜日のラリー・カタルニアレグ1をスタートした。

ルート
レグ1は6SS・155.82kmで構成された。コースは、サロウ地域の山岳地帯に設定、10年ぶりにWRCに復活されたコースも含まれた。

天気
気温は15-20度の間、午前中の後半から午後前半に小雨が降った。



SUBARUワールドラリーチームの概要
2005年ラリー・カタルニア、SUBARUワールドラリーチームには波乱のレグ1となった。クリス・アトキンソンは大きなアクシデントもなくレグ1を走り切り、総合15位でこの日をフィニッシュ。しかし、チームメイトのペター・ソルベルグとステファン・サラザンはこのレグから撤退となってしまった。ポイント圏内を目指して健闘していたサラザンは、6SS中・4SSでトップ10圏内に入っていたが、この日最後のステージでふくらみコースオフ、SUBARUインプレッサWRC2005にひどいダメージを負った。サラザンとコ・ドライバーのデニス・ジローデに怪我はなかったが、ラリーを続行するにはマシンのダメージが大きすぎた。ペター・ソルベルグは上々な滑り出しを見せたが、3本目のステージでバンクにヒットしステアリングにダメージ、レグから撤退となった。ソルベルグは、スーパーラリーの適用を受けて明日、再スタートする。



ステージレポート

SS1 08時28分 Querol 1 (25.43km)
2005ラリー・カタルニアは、WRCイベントでの使用が1995年以来となるクエロールの25kmステージで幕を開けた。最初の14kmはナローな高速セクションで、スタートから7km地点から上りとなる。その後ワイドでさらにツイスティなセクションに合流する。早朝からの雨でスムースな舗装路面は非常にスリッパリーとなり、このウェットコンディションでトラブルに見舞われるクルーが続出。マーカス・グロンホルムはスタートから約1kmでコースアウトを喫し、プジョーの右リアにマイナーダメージを負った。SUBARUのステファン・サラザンも1km地点でスピン、ステージベストのローブに1分遅れのタイムとなっている。世界チャンプのローブはグロンホルムや、同様にスタート付近でコースオフに見舞われたチームメイトのデュバルに10秒差をつけてのベストタイムをマークした。フォードのロマン・クレスタが4番手、ペター・ソルベルグはステージ終盤でパンクに見舞われ、5番手タイムでこのステージをフィニッシュした。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 14:02.8

SS2 09時16分 El Montmell 1 (24.14km)
このラリー・2本目のステージは、本拠地サロウの北東部にある非常にナローで高速なエル・モンメルのステージが舞台。SS1同様、このステージがWRCで使用されるのは1995年以来のこととなる。ローブがこの日2回目のステージウィンを獲得。デュバルが7秒差で続き、総合順位でも2位に浮上した。クレスタがサードベストをマークし、ウェットコンディションでローブに20秒の遅れを取ったグロンホルムから、総合3位を奪取。4番手タイムのトニ・ガルデマイスターは、総合順位でソルベルグをかわした。サラザンは5番手タイムでフィニッシュし、総合順位でもトップ10入りが見えてきた。このステージの後、クルーは30分サービスに入るためにサロウへと戻った。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 12:40.7


Driver Quotes - Service A (SS2後)
ペター・ソルベルグ:
「ドライコンディションを期待してハードなタイヤを選んだが、サービスパークを出発した後で天気が一転した。場所によってはただ湿っているだけだが、しかしウェットコンディションでかなりタイムをロスした。最初のステージでは石の衝撃で左フロントタイヤのサイドウォールが切れてさらにタイムロスしたが、ムースがうまく効いてそれほど大量なロスにならずにステージをフィニッシュできた。2本目(SS2)のステージは状況は良くなったが、このサービスでは次のステージでもっとうまく攻めることができるよう、変更を行った方がよさそうだ」
ステファン・サラザン:
「この変わりやすい天気の中で適切なタイヤを選ぶことは難しい。最後のループではソフトめのタイヤを選ぶべきだろう。最初のステージは、スタート直後のかなりナローなセクションでミスをしてスピンした。ここでタイムをロスした分を取り戻さなくてはならなくなったので、このステージはかなり守りに入った走りとなった。次のステージでは自信もついてきたので調子が上がり、いいスプリットタイムも出した。サービス後の2本のステージに向けては、セッティング変更は考えていない」
クリス・アトキンソン:
「スリッパリーなコンディションでのターマック走行は初めての経験で、マシンがドライ向きにセッティングされていたので、最初のステージはかなりトリッキーだった。2本目のステージは調子も上がり、先週のコルシカで出した自分たちのベストペースにかなり近づいた。連週でターマックラリーが続いたおかげで、リズムを取り戻すのもそれほど時間はかからなかった。ここからは、調子を上げていくよ!」

SS3 11時57分 Vilaplana 1 (28.33km)
ヴィラプラーナの28kmステージは、SUBARUワールドラリーチームにとって受難のSSとなった。ペター・ソルベルグがフィニッシュまで3km地点の左コーナーでバンクにヒット。SUBARUインプレッサWRC2005の右フロント・リアにダメージを負った。ソルベルグはこのステージを走り切ったが、走行を続行するにはステアリングのダメージが深刻すぎるため、このレグからの撤退を決めた。スペインのダニエル・ソラは、ローブに6秒差をつけて自身初となるWRCイベントでのステージウィンを獲得。総合順位でも7位に浮上、6位のジャンルイジ・ガリとも3秒差にまで詰め寄った。ローブはセカンドベストで、デュバルとの総合リードを30秒に広げた。チェコのクレスタは、このステージでグロンホルムに12秒の遅れを取り、マーカス・グロンホルムはクレスタをかわして総合3位を奪回。シロトエンのプライベーター、クサビエ・ポンスはサードベストタイムをマーク、ガリが4番手と続いた。この日序盤のステージでタイムロスを喫しているSUBARUのステファン・サラザンは巻き返しを続けており、このステージは8番手タイムでフィニッシュ。総合順位も10番手に食い込んできた。
Fastest Time: ダニエル・ソラ(フォード) 16:47.4

SS4 13時32分 Pratdip (28.35km)
クルーはサロウ西部に移動、サービス前の最後のステージとなる超テクニカルステージ、プラットディップに挑んだ。僅差でこのラリー最長ステージとなるこのテストは、唯一、1回だけの走行となるSSでもあり、高速のブラインドクレストが多く待ち構える。ローブが、グロンホルムに5秒差をつけてこのイベント3回目のステージウィンを獲得。この28kmステージでは、総合順位に大きな動きが見られた。グロンホルムは、デュバルに3秒差をつけての総合2位に浮上。ガルデマイスターは4位に上がり、チームメイトのクレスタが選んだソフトめのウェットセッティングは乾きつつあるコンディションにマッチせず、クレスタは総合5位のガリに23秒遅れの総合6位に後退。サラザンは順位を2つ上げてポイント圏内の8位に浮上。しかしシュコダのアレクサンドロ・ベンゲはSS4前のタイムコントロールに1分早着、1分のペナルティを受け、総合15位に後退となった。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 17:18.0


Driver Quotes - Service B (SS4後)
ステファン・サラザン:
「最初のステージ(SS3)は完全にドライ、そして2本目はほとんど全体が湿っていた。でも僕たちが選んだタイヤは正解だったと思う。最初のステージではタイヤチョイスは理想的ではなかったからスムースな走りをするよう気を配らなくてはならなかったが、2本を通して見れば、おそらくいい選択だった」
クリス・アトキンソン:
「最初のステージのドライコンディションには、選んだタイヤはソフト過ぎたが、2本目はマシになった。場所によってはグリップレベルの判断が難しく、安全策を取ったりプッシュが十分でなかった時もあった。次の2本のステージでタイヤ選択が当たれば、いいタイムを出せると思う」

SS5 16時38分 Querol 2 (25.43km)
サービス後に迎えた最初のステージは、ポルト・アベンチュラの北東部にあるケロールの再走SS。ドライバー陣からは小雨が伝えられ、前回の走行でコース上にまき散らされたルーズグラベルや岩のために、場所によっては非常にスリッパリーとなった。ローブがここでも、シトロエンのチームメイト・デュバルに1.5秒差をつけてのベストタイムをマーク。このステージでは、マーカス・グロンホルムがローブに15秒近く遅れてのタイムとなったため、デュバルは再びグロンホルムをかわして総合2位を奪回した。グロンホルムは、路面コンディションが非常に湿っているため、慎重に走ったと報告している。クレスタがサードベスト、フォードのチームメイト・ガルデマイスターが、ミッコ・ヒルボネンと同タイムで続いた。ダニエル・ソラは、わずか2.1秒差ながらステファン・サラザンをかわして総合8位の座を奪取、ベルナルディはこのステージの終盤でブレーキトラブルが伝えられている。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 13:52.2

SS6 17時26分 El Montmell 2 (24.14km)
ラリー・カタルニア、6本目のステージでは、SWRTを再び不運が襲った。ステファン・サラザンが16.25km地点の右コーナーでふくらみすぎ、コースサイドに外れた。マシンは転倒し出火したが、サラザンとコ・ドライバーのデニス・ジローデは負傷を免れた。このアクシデントでサラザンのSUBARUインプレッサWRC2005はひどいダメージを受け、ラリーからリタイアとなった。ローブはこの日5回目のステージウィンをマーク。シトロエンのプライベーター、クサビエ・ポンスが後に続き、サラザンのリタイアも重なりポンスは総合9位に浮上した。デュバルは3番手タイムで、グロンホルムとの総合マージンを20秒に広げた。この日中盤でペナルティを受けたベンゲは4番手タイム、フォードの3人、ガルデマイスター、ソラ、クレスタが続いた。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 12:36.5



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム代表:デビッド・ラップワース
「今日はかなり難航した。一方で、マシンはいいパフォーマンスを見せ、見事なペースを見せ続けることもできた。しかし、変わりやすい天気のため、チームにとってはタイヤ選択が困難となった。ペターとステファンは不運なアクシデントに見舞われたが、我々は全員、ハードにプッシュをしていればミスの可能性も高くなることは承知しており、最も重要なことはクルーが全員無事であったことだ。クリスにとっては、こうしたコンディションでの経験が少ない中、チャレンジングな一日となったが、今日一日で、既にラリー前に掲げていた目標としていたペースをつかんでいる。ペターは明日競技に復活するので、この機会を活用して実戦の環境でいくつかのテストやアイディアを試していく」


ペター・ソルベルグ
「フィニッシュまで3km地点というところで、クレストの後に左コーナーに入っていった。しかしブレーキが一瞬遅く、コースオフ。マシンの右側をバンクにヒットし、右フロントのタイロッドボルトが破損。ステアリングが一切効かなくなり、それ以上どうすることもできなくなった。これからすぐ修復に入り、明日の再スタートを目指す」

ステファン・サラザン
「SS6の5速ロングコーナーの終盤でスピンをし始めた。僕は抑えられると思ったが、その後マシンがあっという間にコースオフした。何かにひっかかったのだと思う。マシンはリアで跳ねて、道に着地。ダメージを負って、続行ができなくなった。約15分後、おそらく熱くなったエキゾーストが原因で茂みから出火し、すぐにマシン全体に火が回った。パフォーマンスが上がっていて、いいペースをつかみ、マシンの感覚もよかっただけに、本当に残念だ。僕の自信は高まっていたが、今は中断してしまったことが申し訳なく思う。今回はこれ以上の走行は行わない」

クリス・アトキンソン
「今日はそう悪くはなかった。一日を走り切ることができてよかったよ!午前中はタイヤの選択がベストではなかったが、午後はそれほど悪くはなかった。明日に向けてのプランは挑戦と経験の蓄積。グラベルでのマシンの挙動は分かっているが、ターマックではまだハードにプッシュするだけの知識も自信もないので、ここでの課題は学ぶことだとちゃんとわかっている」

1 Sebastien LOEB Citroen 1:27:24.0 
2 Francois DUVAL Citroen +53.3 
3 Marcus GRONHORM Peugeot +1:11.7 
4 Toni GARDEMEITER Ford +1:23.7 
5 Gianluigi GALLI Mitsubishi +1:35.4 
6 Roman KRESTA Ford +1:53.9 
7 Mikko HIRVONEN Ford* +1:59.7 
8 Daniel SOLA Ford* +2:07.8 
9 Xavier PONS Citroen* +2:16.2 
10 Chris ATKINSON SUBARU* +4:15.1 
33 Petter SOLBERG SUBARU +17:15.7 
R Stephane SARRAZIN SUBARU at SS6 
* 非マニュファクチャラーエントリー

Leg2の概要
マシンは、サロウのパルクフェルメを7時30分(現地時間)にスタートし10分サービスに入った後、135km・6本のSSに向かう。本拠地の北部及び西部に設定されるこのレグは、2002年以来の使用となるエル・ロアール−ラ・フィギュエラを通る2本の峠のステージ、レグ1ではヴィラプラーナとして使用されたコースの逆走となるカパフォントの高速ステージ、2回の走行で構成される。
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