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Rd. 6 The Cyprus Rally | |||
| 13 to 15 May 2005 |
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Event Bulletin 6 May 2005 |
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ラリー・イタリア・サルジニアが終了してから1週間、2005 FIA世界ラリー選手権は再び地中海イベントを迎える。全16戦中の第6戦を務めるのは、キプロス・ラリー。5月12日、本拠地リマソルでセレモニアルスタートが開かれた後、3日間に渡って繰り広げられる厳しいイベントは、地中海グラベルイベント4連戦の2戦目。ここからの3連戦はコンディションが一層ラフになっていく。シリーズの中でも、最も低速で暑く、そしてラフなイベント、キプロス・ラリーは、マシン、タイヤ、そしてドライバーにとっても耐久勝負となるタフラリー。そのほとんどが岩の散乱するトルードス山脈の高地に設定されるステージは、チャンピオンシップの中でも、最もナローでツイスティでもある。岩だらけのヘアピン、厚く積もったダスト、轍の深い道で、コンディションは超難関。また30度を超す、焦がすような暑さの中でのSSは、ドライバーにとってもスタミナと体力が要求される。 コンディションがツイスティであるため、アベレージ速度は、ラリー・フィンランドのようなスムースグラベルの半分にかろうじて達する66km/h程度と予想される。また低速であるために、エンジンやトランスミッションを冷却するエアフローも減り、一方では岩だらけのコースを走破するため、サスペンションやタイヤは無慈悲なまでに打ち付けられる。 今年のこのイベントでは、リマソルの北部にシングルサービスパークが設定される。ラリーは5月13日・金曜日からスタート。クルーは55kmのリエゾンを経て、イベント最長SS、ラゴウデラからの38.32kmステージに挑む。ラリールートは2004年から変更はなく、レグ3までの各レグは、各6 SS(3 SSのリピート)で構成され、総ステージ走行距離は、326.68km。優勝マシンが、リマソルのフィニッシュランプに上がるのは、5月15日・日曜日の15時17分(現地時間)の予定。 |
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エントリー SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)からは、2台がキプロス・ラリーに参戦する。ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ組、クリス・アトキンソン/グレン・マクニール組の2クルーが、最新鋭のSUBARUインプレッサWRC2005を駆る。 ペター・ソルベルグのキプロス参戦は、これが4回目。テクニカルでツイスティなグラベルステージも得意とするソルベルグは、2003年、4分以上もの大差をつけて制したこのイベントでの勝利の再現を狙う。SUBARUのセカンドドライバー、オーストラリアのクリス・アトキンソンは、キプロス初参戦。SUBARUのルーキー、アトキンソンは、この難関ステージでの経験を積むと共に、SUBARUインプレッサWRC2005での速さを披露すべく、初イベントに挑む。 |
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ドライバー・コメント
ペター・ソルベルグ「キプロスでは、違ったアプローチで攻めていこうと思う。勝利を目指すのはもちろんだが、この3日間がどれだけハードになるか僕達もよく分かっている。スタートは落ち着いて自分達の位置を見定め、そして土曜日からはマキシマムアタックしていく。コースのコンディションは、どれだけ道路補修が行われているかによるのだが、聞いたところによれば、今年はとてもラフになりそうだ。ここはいつでもハードなラリーで、非常にラフでバンピー、そしてルーズな岩も多い。しかし、僕の好きなラリーの一つだ。今週はタイヤテストを行い、非常にいい結果が得られた。しかし、それが実戦でどれだけ表れるかは、当日を見てみないと分からない。ライバル達と争うまでは、確実なことは誰にも分からない」 クリス・アトキンソン 「イタリアは、キプロスに向けてのいい予習になったと思う。キプロスでは、もう少し気温が高く速度が低いと予想しているので、エアフローは減りマシン内部の温度は高くなるだろう。サルディニアで起きたようなマイナートラブルは繰り返さずに、スピードは同じレベルを維持していきたい。とてもラフなラリーになるだろうし、ステージは昨年から補修が行われていないと聞いたので、すぐに轍が掘れる状態になりそうだ。SSの中には、アベレージ速度が60km/h以下になるところもあるので、ドライビングのリズムを早くつかんで、ロングステージではタイムをロスしないようにすることが重要だ。コースに慣れるために、昨年のコースのビデオを見ているよ。できる限りたくさんの経験を積んでいきたい」 |
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マシン&挑戦 SUBARUワールドラリーチーム チーム代表:デビッド・ラップワース
「キプロスにおいて顕著な点は、アベレージ速度の低さとツイスティなステージだ。今年、文句なしに最も低速のラリーであり、タイヤ、ドライバー、エンジン、トランスミッションにとっても非常にハードだ。エアフローが非常に少ないためすべての温度が上がり、マシン内部もかなり暑くなる。キプロスでは、アベレージ速度が低いために、ステージを走行する時間が長くなり、30kmのSSでは30分以上もかかる。その合間に温度がどんどんと上がっていくのだ。ドライバーが暑さに負けないよう、我々はいろいろな工夫を行っている。マシンの中のファンで気流を動かし、屋根を白くし、反射ウィンドウを採用し、コックピットとエンジンルームの間には隔壁を入れている。キプロスは、新型マシンにとって初めての本格的な酷暑のラフグラベルイベント。過酷なイベントでは実に様々なことが起こり得るので、こうしたラリーに臨むのはいつでもややナーバスになるものだ。しかし、我々は旧型マシン時代、特にインプレッサWRC2004から非常に有効な基準データを収集している。このマシンから現行方へはコンセプト面での大きな変更はなく、これまでも同じコースでテストを行い、問題点をクリアしてきている。そのため、基本線は間違っていないというかなりの自信をつかんでいる。しかし、いつどんな未知数がイベントで表れるかは誰にもわからないし、テストではシミュレーションが難しいことはいくらでもある。例えば、我々はテストでは30kmものロングコースを占有することはできないので、5kmほどのコースを往復することになる。これも、実際のラリーで起きることとの大きな違いの一つだ。その他はともかく、30kmのコースに散らばっているであろう様々な石すべてを5kmのコースが持っているわけもない。こうしたアクシデントには実戦でうまく対処できるように願うしかないのだ。 タイヤに関しては、キプロスはこれまでもピレリと相性のいいイベント。暑くラフなラリーでは、いつも強さを誇ってきたが、両タイヤ会社は、一戦ごとに新しい技術を生み出してきた。ピレリのライバルは、当然、自己の弱点を克服するべく懸命に取り組んできており、ニュージーランドやサルディニアの結果を見れば分かるように、間違いなく向上してきている。このライバル勢は特に最近、非常に力を強めているので、キプロスに向けてピレリが新しい改良型を持ち込んでくれば、楽しみな展開になるだろう。 キプロス、ギリシャ、トルコは、どれもペターに分があるイベントと我々は予測している。これまでも彼はこのイベントで好結果を出しており、ドライビングスタイルにもマッチしている。しかし、同時にタフで接戦になるイベントでもある。チャンピオンシップの順位を考えれば、ペターは冷静を保ち、各イベントで勝つことだけに捉われず、この3連戦を通じて、最終的に最高得点を獲得するようコントロールしなくてはならない。我々が目指すのは、セバスチャンやマーカスよりもポイントを獲得すること、そしてもちろん、できるなら3戦全戦で勝つことにもなるだろう。今回は、クリスにとっては、典型的な酷暑イベントへの初参戦となるので、彼の主目的はラリーを完走し、徐々にスピードを上げていくこと。クリスには、この過酷なコンディションの中で、タイヤやマシン、自分自身に対して、どれだけハードにプッシュしていけるのか、その限界をできるだけ学んでもらいたい」 |
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ラリーの合間 前戦の終わりから、次イベントのスタートまで中1週間しかないため、ソルベルグとアトキンソンは、気を休める時間があまり取れなかった。トスカーニで行われたピレリの1デイテストに参加したソルベルグは、モナコで家族と数日を過ごした。ソルベルグに話を聞いた時には、ちょうどパニラ夫人の誕生パーティに向かう途中だった。ソルベルグは、土曜日には再び1デイテストに参加し、日曜日にキプロスに到着する。アトキンソンは、5月2日・月曜日、英国バンブリーにあるSWRTの本部へ戻った。この1週間はエンジニアや別部門のスタッフと共に、マシンの各コンポーネントがどのように組み立てられているのかを学んだ。アトキンソンは金曜日に、グレン・マクニール、フィル・ミルズ、マネジメントスタッフと共にキプロスに出発、酷暑イベントに向けての順応合宿に参加する。この合宿についての詳細は、 SWRTチーム短信 - 酷暑イベントの攻略目指して!SWRTのキプロス・キャンプをご参照ください。 |
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