SUBARU
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  Rd.12 Cyprus Rally
22 to 24 September 2006
Leg1
Event Bulletin
22 September 2006

スタート
40台が、2006キプロス・ラリーのレグ1をスタートした。

ルート
クルーは、リマソル北部にあるトルードス山脈に設定された4本のステージから成るループを2度回る111.48kmを走行した。

天気
快晴でドライ。気温は朝の24度から午後には31度にまで上がった。



SUBARUワールドラリーチームの概要
クリス・アトキンソンがキプロスでの競技・レグ1で、SUBARUワールドラリーチームの最上位につけた。アトキンソンはこの日を通して安定したペースを築き、総合5位でこの日をフィニッシュ。チームメイトのペター・ソルベルグは快調なスタートを切りベストタイムもマークしたが、午後にはギアセレクションのトラブルが発生し、計7分以上のタイムロスを喫した。ソルベルグは、総合11位からレグ2をスタートする。



ステージレポート

SS1: 09時43分 Xyliatos - Kapouras 1 (8.09km)
木曜日夜、リマソルのシーフロント・プロムナードで賑やかなセレモニアルスタートを迎えた後、キプロス・ラリーの競技は金曜日朝、サイリアトス-カポラスの街の間を走る8kmのステージから始まった。このラフでダスティなステージでは、フォードのマーカス・グロンホルムがベストタイムをマーク。ローブがセカンド、WRC復帰を果たしたトニ・ガルデマイスターが3番手タイムだった。SUBARUのクリス・アトキンソンは5番手タイムと、今年最も過酷なこのイベントで力強い滑り出しを決めた。ハリ・ロバンペラは、フライングフィニッシュでエンジンがストップ、早すぎる幕切れを迎えてしまった。ロバンペラはシュコダをリスタートさせることができず、レグから撤退となった。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 7:43.3

SS2: 10時04分 Kapouras - Asinou 1 (10.17km)
レッドブル・シュコダの波乱のスタートはSS2でも続き、セカンドドライバーのアンドレアス・エイグナーが、このステージのフィニッシュで電気系と思われるトラブルでストップ。チームメイトのロバンペラ同様、エイグナーもレグから撤退となった。SUBARUのペター・ソルベルグは、この日2本目のステージで気合いの入ったパフォーマンスを見せ、グロンホルム、ローブに続くサードベストタイムをマーク。しかし、このステージでのジャンピングスタートにより、10秒のペナルティが課せられた。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 9:14.1

SS3: 10時37分 Asinou - Nikitari 1 (25.61km)
アシノウからカアニキタリの灼熱のステージはルーズグラベルに覆われ、多くのドライバーが特にスリッパリーなコンディションと宙に舞う大量のダストを伝えてきている。特にグロンホルムは、この25kmのSSでフロントガラスのワイパーが不調となり苦戦が伝えられた。視野を制限されながらもグロンホルムは3連続ステージウィンを獲得し、ローブとの総合差を8秒以上に広げた。ダニエル・ソルドはクサラのエンジンが一時的にストップしタイムロス。ソルベルグもスリッパリーなコースでグリップを得ることが難しく苦戦。それでも、チームメイトのアトキンソンに2位遅れての総合8位に食い込んだ。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 26:52.4

SS4: 12時05分 Kato Amiantos - Platres 1 (11.87km)
ペター・ソルベルグが、グロンホルムのステージウィン連覇を阻止する快走を見せて、この日最初のステージウィンを獲得。このタイムで、ソルベルグは総合順位を一つ上げて7位に浮上した。しかし、ペターの実兄、ヘニングはステージ終盤2kmでドライブシャフトの破損に見舞われ、苦難のステージとなった。トニ・ガルデマイスターもトラブルに見舞われ、トランスミッションが断続的にしか機能しなくなった。このアクシデントで、ガルデマイスターはヒルボネンに総合3位奪取を許した。このステージの後、クルーは30分サービスに入るため、リマソルへと戻った。
Fastest Time: ペター・ソルベルグ(SUBARU) 9:33.4


Driver Quotes - Service A (SS4後)
ペター・ソルベルグ:
「この午前中は浮き沈みが激しかった。マシンの冷却がうまくいけば動きもかなりよく、スプリットを見ても、あちこちの温度が上昇する前のステージの序盤では速度も出ていた。ショートステージではベストタイムをマークしたが、他のステージではオーバーヒートやトラクション不足で苦戦した」
クリス・アトキンソン:
「この午前は大きなトラブルもなく、順調なスタートを切ることができた。ステージはルーズでラフ、マシンの中にたくさん土が入ってきた。暑さはかなり厳しく、ロングステージでは特にひどいが、その対策に十分なトレーニングを積んできたんだ!午後のステージでは路面は少し掃けていると思うが、さらにラフになるので、マシンとタイヤには厳しい。僕たちのプランは安全に走行して3日間安定したペースで走り、様子を見る」

SS5: 15時03分 Xyliatos - Kapouras 2 (8.09km)
午前中に活躍を見せていたトニ・ガルデマイスターだったが、その走りを午後まで持続することができず、SSスタート直後にマシンのタイヤが破裂。ラバーの破片とグラベルによりクサラは深刻なダメージを負い、ステージウィナーのグロンホルムに2分以上もの遅れをとった。ガルデマイスターのアクシデントで、ストールが総合4位に浮上。SUBARUのソルベルグもチームメイトのアトキンソンをかわして総合5位に上がった。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 7:26.5

SS6: 15時24分 Kapouras - Asinou 2 (10.17km)
新たに道路補修が施されたカポウラスのステージでは、ローブがこの日最初のステージウィンを獲得。ラリーリーダーのグロンホルムとの差を詰めたが、それでもレグ1のステージはあと2本というところで、両者のギャップは依然16秒残っている。ペター・ソルベルグは4番手タイムをマークし総合4位につけるストールとの差を詰めたが、クリス・アトキンソンはこのスリッパリーなコースで、総合7位に順位を落としている。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 8:56.4

SS7: 15時57分 Asinou − Nikitari 2 (25.61km)
この日ラスト2本目のステージではSUBARUに不運が舞い込み、この25kmのステージでのスタート付近でペター・ソルベルグのマシンにギアセレクションのトラブルが発生。ソルベルグはこのステージをギア一つのみで走らなくてはならず、ステージウィナーのローブに5分以上もの大幅な遅れをとった。シトロエンのプライベーター、ソルドはエンジン系と見られるトラブルでレグから撤退。ソルベルグとソルドのアクシデントで、ペターの実兄・ヘニングとクリス・アトキンソンは、それぞれ5位、6位に上がった。ローブはグロンホルムに対しての猛追を続け、2連続ステージウィンを獲得した。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 26:07.1

SS8: 17時25分 Kato Amiantos - Platres 2 (11.87km)
このステージでもキプロスの悪名高いラフグラベルに、多くのクルーが犠牲になった。シトロエンのプライベーター、ポンスは道の中央にあった石にヒット。ステージ後半はステアリングアームが破損した状態での走行となり、ステージウィナーのローブのタイムに1分以上の遅れを喫した。ソルベルグは、この日最後のステージでも2速だけでの走行となり、さらに2分をロス。実兄のヘニングもフロントガラスから差し込む日光で視界を失い、ステージ上でストップ。マシンをコースサイドに落とし、レグから撤退となった。マシュー・ウィルソンはステージを走り切ったものの、電気系のトラブルによりサービスへ戻るロードセクションでストップした。SUBARUのクリス・アトキンソンはトラブルフリーでこの11kmステージを走り切り、総合5位でこの日を終えた。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 9:26.8



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「我々にはマシンを完全にコンペティティブに仕上げるために、まだ多くの作業が残っているため、このラリーに挑むに当たり、非常にタフな戦いになるだろうと思っていた。両ドライバーとも素晴らしいパフォーマンスを見せ、ペターはトップ3タイムを連取した他、SS4ではステージウィンも獲得、クリスはこの日の終わりには総合5位につけた」


ペター・ソルベルグ
「いい一日ではなかった。何が起こったのか、よく分からないのだが、しかし午後の3本目のステージではギアボックスにトラブルが発生し、最後の2本はギア一つだけで走らなくてはならなかった。非常に難しい走りだったし、このラリーで成果を出すことが非常に厳しくなってきた」

クリス・アトキンソン
「僕たちはOK。ステージの2回目の走行はかなりラフで、大きな石がたくさんコースに出てきていた。それをとにかく避けて、ノートラブルで乗り切った。タイムは予想していたものではなかったが、終わりよければ全てよし。このステージで総合5位はベストの結果だと思うし、明日にもつながる。トライは続けていくよ」


1 Marcus GRONHORM Ford 1:45:33.6 
2 Sebastien LOEB Citroen +6.4 
3 Mikko HIRVONEN Ford +1:25.1 
4 Manfred STOHL Peugeot +1:50.7 
5 Chris ATKINSON SUBARU +3:01.0 
6 Xavier PONS Citroen* +4:05.2 
7 Toni GARDEMEITER Citroen* +4:05.3 
8 L.Perez COMPANC Ford +5:22.9 
9 Henning SOLBERG Peugeot +7:32.1 
10 Matthew WILSON Ford +8:22.4 
11 Petter SOLBERG SUBARU +8:35.7 
* 非マニュファクチャラーエントリー

Leg2の概要
クルーは明日のキプロス・ラリー2日目も、トルードス山脈のラフなグラベルコースに挑む。レグ2のルートは、リマソルの東部にある丘陵部で、4本のステージを2ループする。この日は、イベント最長の30.33kmのステージも含まれる。
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