SUBARU
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  Rd.13 Rally of Turkey
13 to 15 October 2006
Leg3
Event Bulletin
15 October 2006

スタート
67台のエントリーのうち57台がラリーの最終レグをスタートした。

ルート
レグ3には、ケメル西部のトロス山脈に3本のラフグラベルステージが設定された。

天気
快晴でドライ。ステージの気温は11-20度。



SUBARUワールドラリーチームの概要
SUBARUワールドラリーチームのドライバー、クリス・アトキンソンは、トップ10に激しい動きが見られるなど張りつめたこの日、ラリー・トルコを総合6位でフィニッシュした。アトキンソンはこの日、現実的な目標として総合3位を目指してスタートしたが、2本目のささいなミスにより、総合4位につけていた争いからは脱落。しかし、極めて困難なコンディテョンの中での351kmのステージを走り切ったアトキンソンは、このラリーを総合4位にわずか9秒差、ポディウムとは30.5秒差の位置につけた。レグ2から撤退したペター・ソルベルグは、後に控えるイベントのセッティングテストを兼ねるために再スタート。この日設定された3本中、2本でベストタイムをマークした。



ステージレポート

SS17: 08時33分 Tekirova 2 (5.50km)
雲のない空の下、クルーはパルクフェルメを出発し、最後のループとなる3ステージへと向かった。残りのステージ総走行距離はわずか50kmで総合首位は2分以上差がついていることから、マーカス・グロンホルムは、テキロヴァのショートステージ、リピート走行では堅実な攻めに変えて4番手タイム。しかし、3位から7位までは1分以下差となっており、下位の争いは激しくなっている。ステージウィナーはフランソワ・デュバル。僅差でシェビー・ポンス、マンフレッド・ストールが続いた。SUBARUを牽引するクリス・アトキンソンは総合3位のヘニング・ソルベルグが視野に入ってきた。アトキンソンはソルベルグとの差を2秒縮め、その差を15.9秒とした。
Fastest Time: フランソワ・デュバル(シュコダ) 4:11.5

SS18: 10時31分 Chimera 2 (16.91km)
土曜日午後のレグ撤退後、レグ3で再スタートを果たしたペター・ソルベルグが、このSS18でベストタイムをマーク。このイベント6回目のステージウィンを達成した。マーカス・グロンホルムはセカンドベスト、ダニエル・ソルドが3番手タイムだった。この好タイムでソルドは、パンクと2回のストールを喫したデュバルをかわして総合8位に浮上。アクシデントはクリス・アトキンソンにも発生し、スピンしてライン復帰に手間取ってしまった。結果、カタヤマキがアトキンソンをかわして総合4位に浮上。自身初のWRCイベントでのポディウムがかかるヘニング・ソルベルグは、フロントブレーキにトラブルを抱えていることが伝えられたが4番手タイムをマークした。コリン・マクレーも技術的な問題に不満が出ており、クサラの水温が上がりパワーダウンしている。
Fastest Time: ペター・ソルベルグ(SUBARU) 12:06.0

SS19: 12時34分 Olympos (28.55km)
このラリーは、最も距離の長いステージの一つでエンディングを迎えたが、残り時間が少なくなってもなお、多くのドライバーが依然としてバトルを続けていた。この28kmのステージでベストタイムをマークしたのは、レグ3をSUBARUインプレッサWRC2006の競技力を伸ばすためのテストとして活用しているペター・ソルベルグだった。この好タイムでも、ソルベルグの総合順位に影響を与えることはなかったが、イベントを通して見せたペースの向上を前向きに捉えている。トップ10で最初に変動があったのは、シトロエンのコリン・マクレー。ステージ中盤で電気系トラブルによりリタイアとなった。これにより、セカンドベストタイムをマークしたソルドが、総合9位から7位に浮上。ポンスは見事なフィニッシュを決めて、総合6位から4位に上がった。クリス・アトキンソンは熾烈な争いから外れ6位でのフィニッシュとなったもの、ポディウムとはわずか31.5秒差だった。スタート前に破損したブレーキパイプを修復したヘニング・ソルベルグは、WRCイベント自己最上位の総合3位で、ポディウムフィニッシュを達成した。しかし、ラリーリーダーのフォード勢の形成には変化はなく、グロンホルムは総合優勝でWRC23勝目をマーク、ミッコ・ヒルボネンはWRC自己ベストタイの総合2位でフィニッシュした。
Fastest Time: ペター・ソルベルグ(SUBARU) 21:47.3



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「トルコでは、ここ数イベントでの結果よりもいい内容で終えることができた。ペターはベストタイムを、今年のどのイベントよりも多い合計7回マークした。難しいコンディションの中で両ドライバーともが気合いの入った走りを見せてくれたが、残念ながら1台だけでもポディウムを獲得することはできなかった。我々には現在話し合っている開発の方向性が正しいという手応えがあり、マシンのパフォーマンス向上を続けていく。まだ手がけることはたくさん残っているが、ラリー・オーストラリアでは再びトップ争いに挑むことが期待できるので、楽しみにしている」


ペター・ソルベルグ
「昨日の石へのヒットを除けば、このラリーは我々にとってかなりいい内容だった。マシンは向上を見せ、本来いるべきポジションでの争いを満喫できた。もちろん総合リザルトには満足はしていないが、パフォーマンスに関してはハッピー。我々はまだ確実に上に行くことができるので、さらにハードにプッシュを続けていく」

クリス・アトキンソン
「スピードは期待通りだったがリザルトはいま一歩と、トリッキーな週末だった。3日間、セッティングに苦戦しながら、適切なバランスを見つけるよう模索してきたので、フィニッシュできてよかった。オーストラリアは僕の母国であり、昨年は総合首位にも立っていたので攻めていける確信があるので、好リザルトを狙っていきたい」


1 Marcus GRONHORM Ford 3:28:16.3 
2 Mikko HIRVONEN Ford +2:23.4 
3 Henning SOLBERG Peugeot +3:06.0 
4 Xavier PONS Citroen* +3:27.4 
5 Kosti KATAJAMAKI Ford +3:28.5 
6 Chris ATKINSON SUBARU +3:36.5 
7 Daniel SORDO Citroen +4:24.8 
8 Manfred STOHL Peugeot +4:30.3 
9 Francois DUVAL Skoda* +5:35.6 
10 Andreas AIGNER Skoda +6:57.4 
13 Petter SOLBERG SUBARU +10:02.2 
* 非マニュファクチャラーエントリー

次回のイベント
2006年FIA世界ラリー選手権の第14戦は、10月27日にスタートするラリー・オーストラリア。ヨーロッパや日本には冬が近づいているが、オーストラリアはこれから夏を迎える時期。さらに今回がパースで開催される最後のWRCイベントとなる。地元クリス・アトキンソンはこのグラベルステージを得意とし、2005年には一時首位にも立っていた。ペター・ソルベルグも、カンガルーと衝突してリタイアするまではリードを握っていた。ステージは高速でリズミカルだが、「ボールベアリング」と呼ばれる球状のグラベルが覆う路面はステージを一番手から走行するマシンにとっては厄介な存在で、後続のマシンのための砂利履き役となってしまう。この人気イベントでは例年気温は高く、このラリーをさらにチャレンジングなものとしている。
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