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  Rd.15 Propecia Rally New Zealand
17 to 19 November 2006
Leg3
Event Bulletin
19 November 2006

スタート
44台のエントリーのうち、41台が最終レグに向けてミステリー・クリークのサービスパークを出発した。

ルート
日曜日のラリー・ニュージーランド最終レグでは、クルー陣はラリーHQから海を目指して西へ向かった。競技は3本のステージのループを2回走行。この日最初のステージは、マウンガタウィリの超高速ショートSS。しかし、テ・フテワイはよりニュージーランドらしい、リズミカルな中速域のコーナーやクレストに隠れたコーナーが多いステージ。3本目はラリーフィニッシュにふさわしく、ワーンガコーストを走る29kmの名ステージが設定された。

天気
ステージでは絶えず天気が変わり、チーム陣はタイヤチョイスとセッティングの判断に難航。この日はほとんどのステージで、小雨が断続的に降った。気温は9-19度。



SUBARUワールドラリーチームの概要
SUBARUワールドラリーチームは、ラリー・ニュージーランドの最終レグで、ペター・ソルベルグが完走しポイントを獲得すことと、2週間後に英国ウェールズで開催されるWRCの最終戦ラリー・GBに向けてのデータ収集に専念した。変わりやすい天気で難しいコンディションの中、ソルベルグのマシンはこの日を通して確実な走りを見せ、ソルベルグは安定してトップ5タイムをマーク、総合6位を堅守した。



ステージレポート

SS12: 07時38分 Maungatawhiri 1 (6.69km)
クリス・アトキンソンが再スタートしなかったため、ペター・ソルベルグが唯一人、SUBARUワールドラリーチームのドライバーとして最終レグに挑んだ。この日は、SSスタートのタイムコントロール前にソルベルグのマシンがストップし、ヒヤリとした場面で幕を開けた。ソルベルグがマシンに戻った時、エンジンを再始動させることができなかった。最終的にマシンを起動させたが、ソルベルグとコ・ドライバーのフィル・ミルズのタイムコントロール到着は6分遅れ、60秒のペナルティを受けた。「昨晩は誕生パーティだったから、少しリラックスしないとね!」昨日32歳になったばかりのソルベルグは笑った。「いや、スタート前にストップしたのは、タイヤの空気圧をチェックするため。そして、その後、リスタートできなかった」このステージでは3分42秒9のサードベストタイムをマークしており、トラブルは解消したようだ。ソルベルグは7位につけているルイ-ペレス・コンパンクとの間に5分のアドバンテージがあったため、タイムペナルティを受けても、このステージ終了時点で総合6位の座は変わらなかった。フィンランドのマーカス・グロンホルムがソルベルグにわずか2.3秒先行してベストタイムをマークし、依然首位に立っている。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 3:40.6

SS13: 08時06分 Te Hutewai 1 (11.23km)
この日2本目のステージは、ラグランからテ・マタに向かうオポトル川沿いの道を南下するコース。このステージでは路面が乾き始めており、クルー陣からはほとんどの場所でトラクションが比較的良くなっていると伝えられた。SS12で発生したソルベルグ車のエンジン始動トラブルの再発はなく、このステージで8分01秒5と、グロンホルム、チェビー・ポンスに続くサードベストタイムをマークし総合6位の座をキープした。「マシンの調子は上がっているが、まだ肝心のグリップが足りない」とこのステージを終えたソルベルグは語った。ラリーは依然としてグロンホルムとヒルボネンがリードしており、マンフレッド・ストールがダニエル・ソルドから3位を奪取した。チェビー・ポンスが5番手で、同郷スペインのソルドを射程圏内に捕らえた。ソルベルグの後には、コンパンク、ヤリマティ・ラトバラが続いている。SUBARUインプレッサWRC2005でプライベートエントリーしているロッシは総合順位を12位に上げ、ラリーフィニッシュがほぼ目前に迫り、大きなリスクを負うことを避けている。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 7:56.2

SS14: 08時34分 Whaanga Coast 1 (29.82km)
今年もこのラリーに設定されたグラベルステージは、ウェットで非常にスリッパリー。ステージ中盤では小雨も降るが、フィニッシュでは青空が広がるなどミックスコンディションとなった。ソルベルグは21分52秒7の4番手タイム。この海岸沿いのステージで、ソルベルグは自分のSUBARUインプレッサWRC2006に低速コーナーでのグリップが不足していると感じており、ツイスティセクションでタイムロスを喫している。ここではトップ8の順位に変動はないが、ロッシが総合11位に浮上した。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 21:38.1

SS15: 12時03分 Maungatawhiri 2 (6.69km)
ソルベルグは総合6位の座に余裕ができ、7位のペレス・コンパンクとの間には5分以上のアドバンテージがあることから、チームは最終ループのステージを、2週間後に控えるウェールズ・ラリー・GB準備のためのデータ収集に充てることを決めた。ここ数日間の豪雨により、ステージコンディションは、12月初旬のウェールズで予測される泥、雨、スリッパリーグラベルに類似した状況となっている。ソルベルグはSS15でサードベストタイムをマーク。3分38秒3のタイムは、1回目の走行を4秒上回る頼もしい内容だ。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 3:37.5

SS16: 12時31分 Te Hutewai 2 (11.23km)
このトリッキーでスリッパリーなステージでは、ソルベルグが手堅く4番手タイムをマーク。ステージ中盤では豪雨に見舞われたが、充分余裕を持って走行に挑んだ。「いくつか新しいことを試し、マシンはかなり良くなった。確実に走り切るようにドライブしている。今は、これが一番重要なことだ」とこのステージ後、ソルベルグは語った。このステージでは、グロンホルムとチェビー・ポンスが、同一タイムでステージウィンを獲得。スペインのポンスは、ダニエル・ソルドをかわして総合4位に浮上した。ソルドは、次々に変化するコンディションに対し選んだタイヤのコンパウンドが合わず、苦戦中。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード)/チェビー・ポンス(シトロエン) 7:57.7

SS17: 12時59分 Whaanga Coast 2 (29.82km)
ラリー・ニュージーランド最後のステージを、ソルベルグは21分27秒0のタイムで走り終え、総合6位を守り、選手権ポイント3を獲得した。ベストタイムはポンスがマークし、ソルドを抑えての総合4位の座を堅守、グロンホルムは、確実に優勝を決めるためにこのステージを比較的手堅く走行した。ヒルボネンとストールがポディウムの残りの位置を獲得した。ロッシにとっては、総合11位と目標達成。「何のトラブルもなく、マシンも無傷で完走したし、それが一番重要なことだ。速くなるためにはまだやることがあるが、自分自身とカルロ(・カッシーナ、コ・ドライバー)は、このマシンで本当にドライブを満喫した」と語った。
Fastest Time: チェビー・ポンス(シトロエン) 21: 09:7



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「ペターとクリスは、限られた合間にしか活躍を見せることができず、タフなイベントだった。ベストタイムはわずか2回と、最終2戦に向けてのパフォーマンス設定に苦戦しており、ペターは明らかに6位よりも上位でのフィニッシュを目指していた。しかし、確実にマシンを改善させられるポイントを把握しており、ラリー・GBと、気分を切り替えての2007シーズンを楽しみにしている」


ペター・ソルベルグ
「できる限りハードに攻めたが、この週末は単純にトップ勢にアタックすることができなかった。もちろん、とても悔しい。ラリーに勝ちたいし、それができないというのは本当につらいことだが、ポジティブに臨み続け、ペース改善に専念していく。今週は、小さな向上も見られた。マシンやタイヤについて収穫したこともあったので、ウェールズでの最終戦では、もっといいリザルトが獲得できることを期待している」



1 Marcus GRONHORM Ford 4:02:30.7 
2 Mikko HIRVONEN Ford +56.0 
3 Manfred STOHL Peugeot +2:39.3 
4 Xavier PONS Citroen +2:56.1 
5 Daniel SORDO Citroen +3:20.7 
6 Petter SOLBERG SUBARU +4:57.1 
7 L.Perez COMPANC Ford +10:51.6 
8 Jari-Matti LATVALA SUBARU* +16:22.4 
9 Juho HANNINEN Mitsubishi* +17:30.2 
10 Richard MASON SUBARU* +20:20.0 
* 非マニュファクチャラーエントリー

次回のイベント
2006シーズンは、12月1-3日、英国カーディフを拠点に開催されるウェールズ・ラリー・GBで締めくくりを迎える。ウェールズの森では、アイスや霧に見舞われることが確実視されているが、ペター・ソルベルグとフィル・ミルズにとっては、ここ数年、GBで活躍を見せている相性のいいイベントでもある。このイベントは、この1年でも最も速いラリーでもあり、確実に経験が活かされる舞台。
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