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  Rd.15 Propecia Rally New Zealand
17 to 19 November 2006
事前情報
Event Bulletin
10 November 2006


SUBARUワールドラリーチームが再び挑む南半球のラリー・ニュージーランドは、2006年、イベントが一新され、開催時期、ルート、そして本拠地までが変更となった。

全17本のグラベルステージのうち、昨年と全く同じSSは4本だけ。それ以外のステージ、ピロンギア・ウェストやテ・コラハが最後に使用されたのは1998年のこと。ポート・ワイカトに至っては、実に1982年以来の設定となる。

新しい本拠地となるのは、ニュージーランド北島、オークランドから南へ120kmのハミルトン近くにあるミステリー・クリーク・イベントセンター。ここにはラリーHQや屋内サービスパークのほか、金曜日、土曜日の各夜に行われるスーパーSSも設置される。

今のニュージーランドの季節は春。気温は15-20度と予想され、4月に開催された昨年よりもかなり涼しい。気温が低くなることとロングステージであることが、タイヤチョイスにも影響してくる。

ニュージーランドの豪快なグラベルステージは、ローラーコースターのように北島の郊外に広がる緑地をウネウネと抜けていく。ステージには、路肩が落ち込んだ状態、いわゆるキャンバーのついたコーナーも多く、適切なセッティングや、コーナーからコーナーへ”乗る”リズムをできる限り早くつかむことが鍵となる。

11月16日木曜日にセレモニアルスタートが行われた後、ラリーのオープニングレグは金曜日、ハミルトン西部のピロンギア・アイトモ地区で行われる。この日には、スムースで高速リズミカルな43km、テ・コラハのロングステージが控えている。

レグ2のハイライトの一つには、復活したテ・アカウ・サウスの難関32kmステージと、テ・アカウ・ノースがある。レグ3はここ数年のWRCドライバーには馴染みの深いラグラン周辺で開催され、29kmのワーンガ・コーストステージが待っている。WRCカレンダー指折りの壮観な景色の中を走る、ドライバー、スペクテイターどちらにも人気の高いステージだ。

このイベントには総ステージ走行距離358kmが設定され、優勝マシンがハミルトンのフィニッシュランプに上がるのは、11月19日・日曜日、15時(現地時間)の予定。



エントリー

SWRTからは、2台のSUBARUインプレッサWRC2006がエントリーする。ドライバーは、ペター・ソルベルグ(コ・ドライバー、フィル・ミルズ)とクリス・アトキンソン(コ・ドライバー、グレン・マクニール)。ソルベルグにとって、ニュージーランドは相性のいいイベントで、今年はレグ2に32歳の誕生日を迎える。これまでに6回の参戦経験があり、2004年には優勝を獲得。また2003年、2005年も2位フィニッシュしており、2001年は7位に入っている。アトキンソンがこのラリーに参戦したのは過去2回。昨年はSUBARUインプレッサWRC2005で7位に入り、ポイントをもたらした。


ドライバー・コメント

ペター・ソルベルグ
「これまでとても相性がいいので、ニュージーランドにはとても自信がある。オーストラリアでは強さを見せつけたし、それ以降も多少改良されていると思う。近いうちにまた勝利を収めたいと心から願っているが、我々は一歩一歩前に進んで行くことが必要であり、チームも懸命に作業に務めてくれているので、今は時期を待ってどう状況が変わっていくかを見守って行くしかない。いくつか走ったことのないステージがあるが、他のドライバーにとっても同じ状況なので問題にはならない。ペースノートがあれば、早い段階でリズムをつかむことができる。ラリーの開催が4月から11月に変わったので、少し涼しくなってしまったのが残念!」

クリス・アトキンソン
「ロングステージが何本かあるので、タフなラリーになると思う。ラリー・オーストラリアの序盤で見せたようないいペースを続けたいと思っているが、運気も少し変わって欲しいとも思っている。ラリー・ニュージーランドには2回参戦したことがあり、昨年はSUBARUで7位に入賞、その前はグループN・SUBARUインプレッサで走った。でも、今年は新しいステージも何本かある。リザルトに関してはトップ5で走っていきたいし、もしできれば、ポディウムを狙うチャンスはいつでもあると思う」




マシン&挑戦

SUBARUワールドラリーチーム・スポーティングディレクター、ルイス・モヤ
「注意しなくてはならないことは2点ある。このイベントはオーストラリアとペアになっているので、前戦と同じマシンを使うため、ニュージーランドで準備を行わなくてはならない。これまでニュージーランドではいい成績を残している。2001年にはリチャード・バーンスが、2004年にはペターが優勝を収めている。しかも、走行順もいいところにつけている。これはリザルトに大きく影響する。しばらく使用されていなかったステージが多いが、どれもニュージーランドらしいステージばかりだ。ワーンガ・コーストは名ステージで、ここでコースアウトするドライバーも数人は出てくるだろう。コーナーの後に現れるコーナーが、ラリーで勝つか負けるかを決めることも多い。リピートステージでの我々のパフォーマンスは興味深い。これは、ラリーのリザルトにとって非常に重要なポイントだ。現状、全体的な気温は低いので、タイヤチョイスもトリッキーになる。今年前半に行われたサルディニアのように、このラリーは適切なタイミングで適切なタイヤを選ぶことがすべて。我々がトルコやオーストラリアで見せたようなパフォーマンスを発揮することも鍵となるだろう。両マシンの目標は、どちらもトップ5だ」



ラリーの合間

10月終わりに行われた前戦ラリー・オーストラリア以降、ドライバー陣はリラックスした時間を過ごした。パースで2位フィニッシュを決めたペター・ソルベルグは、家族と休日を過ごすためにバリへ旅行。このインドネシアの島を11月10日に離れ、ソルベルグはオークランドに向かいラリー・ニュージーランドの準備に入る。SWRT加入以来、英国の生活を続けているクリス・アトキンソンは、南半球イベントを連戦する合間を活かして、自宅のあるオーストラリア・ゴールドコーストで友人や家族と時間を過ごした。11月13日にはブリスベンからオークランドへ向かい、SWRTに合流する。


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