SUBARU
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  Rd.16 Wales Rally of Great Britain
1 to 3 December 2006
Leg2
Event Bulletin
2 December 2006

スタート
109台のエントリーのうち、101台がレグ2をスタートした。

ルート
クルーは、レグ2の走行のため北部へと移動、ブレコン・ビーコン国立公園へと向かった。この日は、クレイケン、ハーフウェイ、エッペンと、ウェールズの著名ステージ3本のループを2回走行した後、ミレニアム・スタジアムでの屋内ステージ、1.1kmのカーディフ・スーパー・スペシャルで締めくくり。総ステージ走行距離は104.30km、総走行距離は374.87kmだった。

天気
この日は快晴で始まり視界も良好だったが、ほとんどのステージが豪雨に襲われ、コースは場所によって極めてスリッパリーとなった。日中の気温は9-12度。



SUBARUワールドラリーチームの概要
ペター・ソルベルグとクリス・アトキンソンは、ラリー・GBのレグ2を終えた時点で、ポイント圏内の位置を堅守した。ソルベルグとコ・ドライバーのフィル・ミルズは、SS11で門柱にヒットしてステアリングにダメージを負い、総合2位から3位へと後退。アトキンソンはペースを上げて、総合7位から6位へと上がった。



ステージレポート

SS7: 08時50分 Crychan 1 (19.47km)
ウェールズの身の引き締まるような寒い朝、ドライバー陣はレグ2のスタートに向かった。原野を抜けるこの日のオープニングステージでは、視界は良好だったが、昨晩の雨で地面はベリーウェットのままだった。この日ペター・ソルベルグは、ラリーリーダーのマーカス・グロンホルムに30秒未満の遅れでスタートし、総合3位のマンフレッド・ストールとの間にも同様のギャップを築いていた。ソルベルグは首位奪取を目指して挑んだが、ステージのスタート付近でコースオフを喫し、溝にはまった。ソルベルグはコースへの復帰を果たしたが、30秒をロスしてストールに続く3位へと後退した。「スタートからハードに攻めた」とソルベルグ。「アンダーステアがかなり出ていて、これがミスにつながりスタックした」
一方、クリス・アトキンソンは堅実な滑り出しを見せ、10分54秒6で6番手タイムをマークした。
Fastest Time: チェビー・ポンス(シトロエン) 10:42.6

SS8: 09時24分 Epynt 1 (13.76km)
エッペンの軍事施設を抜けるステージでは、ドライバー陣は難しいコンディションに直面することとなった。このステージは極めてスリッパリーで、マディセクションとウェット舗装のミックス区間も含まれている。SS7でアクシデントに見舞われたソルベルグは、再びアタックを開始し、このステージで7分42秒2のセカンドベストタイムをマーク。ストールとの差を0.8秒にまで詰めた。アトキンソンは7分45秒9の6番手タイムで、総合6位につけるダニエル・ソルドまでわずか2.3秒にまで詰め寄った。このステージを走り終えたアトキンソンは「特に問題はないが、それでもタフ。スリッパリーな場所がたくさんあったが、ステージの終盤は満喫した」と語った。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 7:40.4

SS9: 10時01分 Halfway 1 (18.37km)
ハーフウェイではコンディションが多変し、森を抜けてフィニッシュ付近ではオープンな原野のセクションに入るこのコースでは、クルーは小雨と晴れ間のミックスに向き合うこととなった。SWRTの両ドライバーはポジションアップを果たし、ソルベルグは10分41秒7のタイムで総合2位に再浮上。ソルベルグは「このステージには少し違ったタイヤを試しており、とてもいいトラクションは得られるのだが、ステアリングが精彩に欠ける」と語った。アトキンソンは大きなトラブルはないと伝え、10分48秒8のタイムで、ソルドをかわして総合6位に浮上した。このステージの後、ドライバーはこの日最初のサービスに入るため、フェリンデールへと戻った。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 10:35.9


Driver Quotes - Service D (SS9後)
ペター・ソルベルグ:
「新しいタイヤを試してスタートからとてもハードにプッシュしたが、右のロングコーナーでアンダーステアがかなり強く出たため、コースオフして溝にはまり、スタックした。ラッキーにも、そこには4人の親切なウェールズ人がいたため、マシンを押してコースに戻してくれた。本当にアンラッキーだったが、とにかくトライはした!それから後は、全く悪くはない。今やるべきことは、マーカスに出来る限り詰め寄ること。まだ先は長いし、ここのステージでは、何が起こっても不思議ではない」
クリス・アトキンソン:
「この午前は特に大きな問題はなかったが、ハンドリングに対してハードにプッシュできるだけの自信が感じられなかったので、少し慎重になり過ぎているかもしれない。サービスではいくつか変更を施す予定なので、午後のステージではグリップが向上することを期待している」

SS10: 13時37分 Crychan 2 (19.47km)
午後のループが始まると、天候は悪化。クライケンのリピート走行では、多くのドライバーが豪雨に見舞われ、タイムは1回目の走行からのきなみ落ちている。ソルベルグはこのステージを10分47秒9で走り終え、ライバルのストールとはわずかの遅れで抑え、総合タイムで3.6秒のギャップを残した。アトキンソンは10分54秒0のタイムで総合6位を堅守したが、フランソワ・デュバルやダニエル・ソルドからはやや引き離された。上位では、マーカス・グロンホルムが、1分以上の差を築いて首位を守っている。
Fastest Time: マンフレッド・ストール(プジョー) 10:47.7

SS11: 14時11分 Epynt 2 (13.76km)
軍事施設を抜けるステージ・2回目の走行では、ドライバー勢はさらに複雑なコンディションに直面することとなった。前ステージでストールとの差をさらに広げようと懸命なアタックをかけたソルベルグだったが、このエッペンでは門柱に接触しステアリングにダメージを負った。ソルベルグは走行を続けることはできたが、このトラブルで7秒近くのロスとなり、ストールとの差はわずか0.1秒となった。今晩、カーディフのミレニアム・スタジアムで行われるスーパーSSが終わるまでサービスがないことから、ソルベルグは続く2ステージでもダメージを背負っての走行を続けなくてはならない。「マーカスが2年前にヒットした所と同じ門柱にヒットしたんだ」とソルベルグ。一方、チームメイトのアトキンソンは、総合6位堅守に専念。「ここでは堅実に走行した」というアトキンソンは、このステージを7分40秒1で走り終えた。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 7:39.3

SS12: 14時48分 Halfway 2 (18.37km)
この日ラスト前のステージではアトキンソンが強さを発揮し、10分34秒9のセカンドベストタイムをマーク。このハーフウェイではドライバーを強い雨と風が襲い、アトキンソンは非常に難しいコンディションだと語った。「ステージには雨が流れ込んでいた。道のコンディションはとにかく悪くなる一方だ」前SSで負ったダメージにより出来る限り慎重なドライブを強いられたソルベルグは、このステージを11分30秒1で走り終えた。ソルベルグにとっては非常に厳しい運気となり、総合順位でもストールにかわされたが、依然3位につけており、ポンスとの間には22秒のギャップを残した。ドライバー勢は、この日最後のステージとなるスーパーSSへ挑むため、ウェールズの原野を後にしてカーディフへと向かった。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 10:34.4

SS13: 17時06分 Cardiff Super Special (1.10km)
この日最後のステージは、カーディフにあるミレニアム・スタジアムでのスペクテイターステージ。屋内スポーツスタジアムでクルー勢は、何千人ものスペクテイターの前で存分に活躍を見せつけた。ステアリングトラブルを負っているにも関わらず、ソルベルグは1分4秒6のタイムをマーク。アトキンソンは、1分5秒1でこのショートステージを走り切り、それぞれ総合3位、6位を守った。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 1:01.5



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「今日は首位争いを狙っていたが、少しのミスでペターは1分半以上のタイムロスにつながってしまった。それでも総合3位で終えられたのはラッキーだったのだろう。不運なアクシデントだったが、それでもまだポディウム圏内につけている。クリスは午後には好タイムもマークし、総合6位を固めた。両マシン共がポイント圏内につけており、明日に臨む。現実的にもポディウムを狙うことがベストとなるだろう」


ペター・ソルベルグ
「午前中は、明らかにハードに攻めすぎたようだ。新しいタイヤを選んで多少のリスクを覚悟で挑んだが、不運にもそれが活きなかった。午後には総合2位堅守を狙ったが、SS11のフィニッシュ近くでほんの数m曲がるのが早すぎてしまい、ポールにヒット、ステアリングを破損し2位から脱落してしまった。最後の林道ステージは苦戦したが、無事に走り終え競技にも残れているので、そこが肝心。明日はどうなるか、見てみよう。今は3位につけているが、まだ何が起こるかわからないので、できる限りハードにプッシュしていく」

クリス・アトキンソン
「SS9の後のサービスでセッティングを変更してからは、調子が上がっていった。そこからマシンのフィーリングがかなり良くなり、グリップを得られるようになってマシンもさらに自分の思う通りに動くようになった。SS11とSS12ではよりプッシュできるようになり、両方でセカンドベストタイムをマーク、ベストタイムまでもわずかコンマ2秒差だった。これでマシンのフィーリングがよくなったので、明日は同じペースを維持していきたい」


1 Marcus GRONHORM Ford 2:13.55.6 
2 Manfred STOHL Peugeot +1:18.8 
3 Petter SOLBERG SUBARU +2:08.7 
4 Xavier PONS Citroen +2:30.9 
5 Jari-Matti LATVALA Ford +2:35.3 
6 Chris ATKINSON SUBARU +3:25.9 
7 Francois DUVAL Skoda* +3:33.7 
8 Daniel SORDO Citroen +4:26.8 
9 Harri ROVANPERA Skoda +5:51.1 
10 Jan KOPECKY Skoda* +6:16.9 
* 非マニュファクチャラーエントリー

Leg3の概要
最終レグとなるレグ3は、ブレックファとトラウスコードを2回ずつ走行するが、今年は2005年とは逆走での設定となる。この2本のロングステージは、地盤は固く締まっているが、前のステージにはキャンバーのついたロングコーナーが待ち受け、後のステージはよりタイトでヘアピンが頻出する。このレグの総ステージ走行距離は112km、総走行距離は301.76kmとなる。
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