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  Rd. 5 Rallye de France - Tour de Corse
7 to 9 April 2006
Leg3
Event Bulletin
9 April 2006

スタート
75台のエントリー中、63台がツール・ド・コルス最終レグに向かうため、アジャクシオのパルクフェルメを出発した。

ルート
レグ3は、4SS・112.10kmで構成された。クルーは、アジャクシオ南部に設定された、2004年以来となるペニテンシャー・コティ・チアヴァリ−ピエトラ・ロッサと、ポン・デ・カルツォーラ−アゴスタのステージを2回ずつ走行した。

天気
1日中、ドライで快晴。気温は最初のステージ時の8度から、最終ステージ時には19度まで上がった。



SUBARUワールドラリーチームの概要
ペター・ソルベルグとステファン・サラザンはセッティングのトライアルを続け、2006ツール・ド・コルス最終レグでは有意義なデータを収集。両ドライバーはSUBARUインプレッサWRC2006でトラブルのない走行を見せ、それぞれ総合11位、8位でラリーをフィニッシュ。マニュファクチャラーズポイント7を獲得した。クリス・アトキンソンはターマックでの成長を続け、リピートステージではどちらも1回目の走行タイムを更新。総合13位でこのラリーを締めくくった。



ステージレポート

SS9: 08時08分 Penitencier Coti Chiavari - Pietra Rossa 1 (24.24km)
クルーは晴れ渡った空の下、レグ3のスタート、2004年以来の設定となるペニテンシャー・コティ・チアヴァリからピエトラ・ロッサの24kmステージに向かうため、アジャクシオを出発した。ペター・ソルベルグは丁寧なドライブで7番手タイムをマーク、総合10位のコペッキーとの差を14秒縮めた。SUBARUのチームメイト、ステファン・サラザンはソルベルグに続く8番手タイム。セバスチャン・ローブとマーカス・グロンホルムは、この日もトップ2タイムを競り合い、後ろにミッコ・ヒルボネンとダニエル・ソルドが続いている。ヒルボネンとソルドの総合3位争いは続き、3SSを残してヒルボネンが3位ソルドとの差を0.4秒縮めている。レグ2を撤退したアンドレアス・エイグナーは、この日再スタートを果たしたが、スタートから2km地点でパンクに見舞われた。ステアリングからの振動が大きく、エイグナーはステージ中盤でスピンを喫している。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 14:43.0

SS10: 08時51分 Pont de Calzola - Agosta 1 (31.81km)
11kmの短いリエゾンを経て、クルーは、ポン・デ・カルツォーラの31kmステージに挑んだ。ナローなロングステージは、最後の15kmが特にバンピーでグラベルに覆われている。ペター・ソルベルグは右フロントタイヤのパンクに見舞われたが、9番手タイムをマーク、コペッキーと並ぶ総合10位タイに浮上した。ヒルボネンとソルドは、依然総合3位争いを続けている。このステージではソルドがヒルボネンに7秒先行してのアドバンテージを握り、ステージウィンを獲得した。総合5位争いでは、アレクサンドロ・ベンゲがポンスに対する差を前SSまでの倍となる16秒に広げている。
Fastest Time: ダニエル・ソルド(シトロエン) 18:57.7


Driver Quotes - Service G (SS10後)
ペター・ソルベルグ:
「悪くない。ステージの性格が昨日とは違うので、セッティングの変更を少しだけ試みている。今日は、若干効果のあるセッティングをつかんだ。エンジニアがこれからデータをチェックするので、それが役に立つはず。いい方向に向かっている」
ステファン・サラザン:
「OKだ。この2本のステージではいいタイムを出すことができた。目標は、ガリの前をキープすること。今はこれでOK。ハードすぎるほどプッシュはしていないので、午後もこの調子を続けていきたい」
クリス・アトキンソン:
「この2本のステージは走ったことがないので、まずは学ぶこと、プッシュしすぎずにフィーリングをつかむことに専念した。マシンは悪くない。トラブルはないし、大きな変更も行っていない。このサービスでは最後のセッティングを試してみて、ラスト2本のステージでの調子を見てみるつもり」

SS11: 11時34分 Penitencier Coti Chiavari - Pietra Rossa 2 (24.24km)
サービス後に迎えた最初のステージは、ペニテンシャー・コティ・チアヴァリのSS・再走回。終盤には10kmの全開ダウンヒルが待ち受けるステージだ。マーカス・グロンホルムが、チームメイトのヒルボネンをわずか0.6秒先行して、この日最初のステージウィンを獲得。ヒルボネンとソルドの総合3位争いを巡ってのバトル、今回はヒルボネンがソルドのアドバンテージを2.5秒取り戻し、その差を5秒に縮めて最終ステージを迎える。ペター・ソルベルグは4km地点でスピン、15秒のタイムロスを喫した。この遅れで、ソルベルグは再びコペッキーに続いての総合11位に後退している。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 14:44.7

SS12: 12時17分 Pont de Calzola - Agosta 2 (31.81km)
2006年のツール・ド・コルスは、ポン・デ・カルツォーラ-アゴスタの難関ステージで締めくくりを迎えた。マーカス・グロンホルムが2連続ステージウィンを獲得し、世界チャンピオンのローブに次ぐ総合2位の座を確定させた。ローブはこのステージをセカンドベストタイムでフィニッシュ、グロンホルムに29秒の差をつけて母国イベントでの勝利を飾った。ソルドとヒルボネンのバトルはついに決着を迎え、ソルドがヒルボネンに10秒差をつけてポディウム最後のポジションを獲得した。ベンゲとポンスがトップ6入り、ストールとサラザンはポイント圏内につけた。SUBARUのペター・ソルベルグとクリス・アトキンソンはノートラブルでこのステージを走り切り、それぞれ総合11位、13位でフィニッシュした。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 18:57.0



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・スポーティングディレクター、ルイス・モヤ
「この3日間の我々のパフォーマンスは、期待には届かなかった。ターマックでのスピードアップを図るためにやることが山ほどあるのは明かであり、ピレリと共に向上目指して作業を続けていく。我々の後押しとなるのは、今シーズンはまだ11戦も残っているということ。次のイベントでのターゲットは、勝利だ」


ペター・ソルベルグ
「ラリーが終わって、ホッとしている。できることはすべて試みたが、この路面で速度を上げていく前には、やらなくてはならないことが山積みのようだ。今は、もう次のラリーに目は向いている。ここでのリザルトで、アルゼンチンでは絶対に好リザルトを獲得すると固く決めた。今まで以上に、どん欲に勝利を狙っていく。アルゼンチンは、心底本気で行く」

ステファン・サラザン
「この週末は、少し苦戦した。トップでのフィニッシュを目指していたが、8位が精一杯だった。昨年はポディウムを争っていたのでこの結果は少し残念だが、ポジティブに考えればミスはなかったし、好タイムも出した。この3日間、常にプッシュを続け、今は何が必要なのかが分かった。だから、今はもう次のラリーのことに専念している」

クリス・アトキンソン
「自分たちの結果には満足しているが、ポイントに届かないことが少し残念。もっとプッシュを続けて行かなくてはね。次のアルゼンチンでは攻めていく。絶対にスタートから全開で行くよ」

1 Sebastien LOEB Citroen 3:43:05.4 
2 Marcus GRONHORM Ford +29.0 
3 Daniel SORDO Citroen* +1:48.7 
4 Mikko HIRVONEN Ford +1:59.2 
5 Alexandre BENGUE Peugeot* +2:47.7 
6 Xavier PONS Citroen +3:10.2 
7 Manfred STOHL Peugeot +5:01.3 
8 Stephane SARRAZIN SUBARU +5:21.9 
9 Gianluigi GALLI Peugeot* +5:42.5 
10 Jan KOPECKY Skoda* +6:11.4 
11 Petter SOLBERG SUBARU +6:40.5 
13 Chris ATKINSON SUBARU* +14:57.1 
* 非マニュファクチャラーエントリー

次回のイベント
ツール・ド・コルスから3週間とあけず、世界ラリー選手権は、今シーズン唯一の南米ラウンド、ラリー・アルゼンチンへと向かう。今年はラリーの構成が若干変わり、開催時期が早まっているため、南半球の冬期特有の雨やマッドとなる確率が減る。標高の高さと中高速のソフトグラベルコースは、轍が掘れやすく水浸しにもなりやすいため、マシンにとって非常にタフなイベント。ドライバーにとってもステージはチャレンジングだ。
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