ステージレポート
SS9: 08時08分 Penitencier Coti Chiavari - Pietra Rossa 1 (24.24km)
クルーは晴れ渡った空の下、レグ3のスタート、2004年以来の設定となるペニテンシャー・コティ・チアヴァリからピエトラ・ロッサの24kmステージに向かうため、アジャクシオを出発した。ペター・ソルベルグは丁寧なドライブで7番手タイムをマーク、総合10位のコペッキーとの差を14秒縮めた。SUBARUのチームメイト、ステファン・サラザンはソルベルグに続く8番手タイム。セバスチャン・ローブとマーカス・グロンホルムは、この日もトップ2タイムを競り合い、後ろにミッコ・ヒルボネンとダニエル・ソルドが続いている。ヒルボネンとソルドの総合3位争いは続き、3SSを残してヒルボネンが3位ソルドとの差を0.4秒縮めている。レグ2を撤退したアンドレアス・エイグナーは、この日再スタートを果たしたが、スタートから2km地点でパンクに見舞われた。ステアリングからの振動が大きく、エイグナーはステージ中盤でスピンを喫している。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 14:43.0
SS10: 08時51分 Pont de Calzola - Agosta 1 (31.81km)
11kmの短いリエゾンを経て、クルーは、ポン・デ・カルツォーラの31kmステージに挑んだ。ナローなロングステージは、最後の15kmが特にバンピーでグラベルに覆われている。ペター・ソルベルグは右フロントタイヤのパンクに見舞われたが、9番手タイムをマーク、コペッキーと並ぶ総合10位タイに浮上した。ヒルボネンとソルドは、依然総合3位争いを続けている。このステージではソルドがヒルボネンに7秒先行してのアドバンテージを握り、ステージウィンを獲得した。総合5位争いでは、アレクサンドロ・ベンゲがポンスに対する差を前SSまでの倍となる16秒に広げている。
Fastest Time: ダニエル・ソルド(シトロエン) 18:57.7
Driver Quotes - Service G (SS10後)
- ペター・ソルベルグ:
- 「悪くない。ステージの性格が昨日とは違うので、セッティングの変更を少しだけ試みている。今日は、若干効果のあるセッティングをつかんだ。エンジニアがこれからデータをチェックするので、それが役に立つはず。いい方向に向かっている」
- ステファン・サラザン:
- 「OKだ。この2本のステージではいいタイムを出すことができた。目標は、ガリの前をキープすること。今はこれでOK。ハードすぎるほどプッシュはしていないので、午後もこの調子を続けていきたい」
- クリス・アトキンソン:
- 「この2本のステージは走ったことがないので、まずは学ぶこと、プッシュしすぎずにフィーリングをつかむことに専念した。マシンは悪くない。トラブルはないし、大きな変更も行っていない。このサービスでは最後のセッティングを試してみて、ラスト2本のステージでの調子を見てみるつもり」
SS11: 11時34分 Penitencier Coti Chiavari - Pietra Rossa 2 (24.24km)
サービス後に迎えた最初のステージは、ペニテンシャー・コティ・チアヴァリのSS・再走回。終盤には10kmの全開ダウンヒルが待ち受けるステージだ。マーカス・グロンホルムが、チームメイトのヒルボネンをわずか0.6秒先行して、この日最初のステージウィンを獲得。ヒルボネンとソルドの総合3位争いを巡ってのバトル、今回はヒルボネンがソルドのアドバンテージを2.5秒取り戻し、その差を5秒に縮めて最終ステージを迎える。ペター・ソルベルグは4km地点でスピン、15秒のタイムロスを喫した。この遅れで、ソルベルグは再びコペッキーに続いての総合11位に後退している。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 14:44.7
SS12: 12時17分 Pont de Calzola - Agosta 2 (31.81km)
2006年のツール・ド・コルスは、ポン・デ・カルツォーラ-アゴスタの難関ステージで締めくくりを迎えた。マーカス・グロンホルムが2連続ステージウィンを獲得し、世界チャンピオンのローブに次ぐ総合2位の座を確定させた。ローブはこのステージをセカンドベストタイムでフィニッシュ、グロンホルムに29秒の差をつけて母国イベントでの勝利を飾った。ソルドとヒルボネンのバトルはついに決着を迎え、ソルドがヒルボネンに10秒差をつけてポディウム最後のポジションを獲得した。ベンゲとポンスがトップ6入り、ストールとサラザンはポイント圏内につけた。SUBARUのペター・ソルベルグとクリス・アトキンソンはノートラブルでこのステージを走り切り、それぞれ総合11位、13位でフィニッシュした。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 18:57.0
チームのコメント
SUBARUワールドラリーチーム・スポーティングディレクター、ルイス・モヤ
「この3日間の我々のパフォーマンスは、期待には届かなかった。ターマックでのスピードアップを図るためにやることが山ほどあるのは明かであり、ピレリと共に向上目指して作業を続けていく。我々の後押しとなるのは、今シーズンはまだ11戦も残っているということ。次のイベントでのターゲットは、勝利だ」
ペター・ソルベルグ
「ラリーが終わって、ホッとしている。できることはすべて試みたが、この路面で速度を上げていく前には、やらなくてはならないことが山積みのようだ。今は、もう次のラリーに目は向いている。ここでのリザルトで、アルゼンチンでは絶対に好リザルトを獲得すると固く決めた。今まで以上に、どん欲に勝利を狙っていく。アルゼンチンは、心底本気で行く」
ステファン・サラザン
「この週末は、少し苦戦した。トップでのフィニッシュを目指していたが、8位が精一杯だった。昨年はポディウムを争っていたのでこの結果は少し残念だが、ポジティブに考えればミスはなかったし、好タイムも出した。この3日間、常にプッシュを続け、今は何が必要なのかが分かった。だから、今はもう次のラリーのことに専念している」