SUBARU
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  Rd. 6 Rally Argentina
28 to 30 April 2006
Leg3
Event Bulletin
30 April 2006

スタート
57台がラリー・アルゼンチンのレグ3をスタートした。

ルート
最終レグとなるレグ3は、41.30km・4SSで構成された。クルーは月面のような景観が壮観な名SS、ミナ・クラヴェロ−ジウリーオ・セサーレとエル・コンドールに挑むため西へと向かい、その後コルドバへ戻りサッカースタジアムでのスーパーSSをさらに2本走行した。

天気
気温は7度から14度の間。午前中は雲が覆っていたが、昼になるにしたがって晴れてきた。



SUBARUワールドラリーチームの概要
ペター・ソルベルグが、ラリー・アルゼンチンを総合2位でフィニッシュ。WRCの中でも最もタフなステージの一つであるエル・コンドールでベストタイムをマークするなど、今シーズン2度目のポディウムフィニッシュ確定に向けて好走を披露した。また、クリス・アトキンソンもトップ5タイムを2回マークして総合6位でフィニッシュ。両ドライバーがポイントを獲得し、SUBARUワールドラリーチームは、ラリー・アルゼンチンで上々の結果を収めた。



ステージレポート

SS19: 09時43分 Mina Clavero - Giulio Cesare (20.08km)
第26回ラリー・アルゼンチンの最終レグは、名SS、ミナ・クレヴェロのステージで始まった。標高1100m地点からスタートし、サンディで石が散乱する景観の中を標高2000mまで上っていく。マンフレッド・ストールは、前日、チームメイトのヘニング・ソルベルグに奪われた総合4位奪回を目指してこのレグをスタート。ヘニング・ソルベルグを27秒上回ってのステージウィンをマークし、22秒のアドバンテージを築いて総合4位に返り咲いた。ペター・ソルベルグがセカンドベストタイムをマークし、ラリーリーダーのセバスチャン・ローブとの差をさらに詰めてきた。チームメイトのクリス・アトキンソンも、総合6位につけるソルドに8秒差をつけてこのステージをフィニッシュ、そのギャップをさらに詰めた。
Fastest Time: マンフレッド・ストール(プジョー) 17:03.2

SS20: 10時33分 El Condor − Copina (16.82km)
SS19をフィニッシュした後、クルーは山頂を超えて、エル・コンドールのスタートへと向かった。同じくアルゼンチンの名SSとして有名な月面の様な壮観な景色を抜けるこのステージは、トリッキーな峠やナローな橋を抜けながら標高2100mから1400mまで下っていく。最高潮に高いモチベーションで挑むペター・ソルベルグが、前SSでステアリングの重さを報告しながらも、この高速SSではベストタイムをマーク。ローブを33秒差に捉えた。アトキンソンも、この16kmステージで総合6位につけるソルドとの差をさらに大きく詰め、1.1秒にまで迫った。
Fastest Time: ペター・ソルベルグ(SUBARU) 13:40.2

SS21/SS22 13時05分/13時08分 Super Especial III & IV (4.4km)
ラリー・アルゼンチン最後のステージは、コルドバのサッカースタジアムで行われる、人気のスーパーSS。4万5000人の観客がアリーナに詰めかけ、ローブが今シーズン4連勝を決めるのを見守った。この勝利は、コ・ドライバーのダニエル・エレナにとってWRC24勝目となり、ルイス・モヤの持つコ・ドライバーのWRC勝利記録タイとなる。SUBARUのペター・ソルベルグはSS21でサードベストをマークし、総合2位が確定。今年2度目のポディウムフィニッシュを獲得した。ジャンルイジ・ガリが総合3位に入り、自身初のWRCポディウムフィニッシュを達成した。ヘニング・ソルベルグは、SS22でフィニッシュを目前にしてクラッチトラブルにより停車。わずか4.4kmのグラベルステージで修復に挑んだ。観衆からスタンディングオベーションを受けたものの、これで総合7位に転落した。クリス・アトキンソンは両ステージをトラブルなく走り切り、総合5位のソルドにわずか2.6秒差の総合6位で参戦2度目のラリー・アルゼンチンをフィニッシュした。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 2:22.5 / マシュー・ウィルソン(フォード) 2:23.7



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・スポーティングディレクター、ルイス・モヤ
「いい週末だったと思う。2台共が完走し、ペターはドライバーズ選手権でも高ポイントを獲得した。私にとって最も重要なポイントの一つは、マシンの信頼性だ。イベントを通して、とにかく大きなトラブルなしで走り切ったんだ。私が期待していた通りだよ。ここから、イタリア、ギリシャとタフなラリーが2戦続く。非常にハードな戦いになると思うが、今回の結果がとても大きな励みになる。また、ピレリとの仕事にも満足している。特に2日目など、このトリッキーなコンディションの中、タイヤがよく機能してくれた。これで、こうした路面での我々の速さを証明することができたし、続く2戦で勝てない理由は何もない。それこそが、我々のゴールだ」


ペター・ソルベルグ
「ここでは勝利を獲得したかったが、総合2位という結果も上々だと思う。全てはほぼ予定通りに進んだので、何よりだ。全力を尽くしたし、トラブルさえなければ勝利のチャンスも大いにあったが、自分自身としてはとてもポジティブな感じだ。これでマシンの調子も戻ったので、首位争いに戻り僕もアタックをしていける。このような感じは久しぶりだよ。次のラリーが、本当に楽しみだ!」

クリス・アトキンソン
「僕たちにとって、難しいラリーだった。スタートは順調で序盤は好ポジションにつけていたが、小さなトラブルや自分のミスが、大きなタイムロスにつながった。挽回に苦戦し、1分のペナルティも受けたが、それがなければ、もっといい順位を争うこともできたと思う。しかし、これも人生。ここで多くを学んだし、サルジニアでどこまで行けるか、見ていきたい」


1 Sebastien LOEB Citroen 4:06:51.3 
2 Petter SOLBERG SUBARU +44.6 
3 Gianluigi GALLI Peugeot* +3:24.3 
4 Manfred STOHL Peugeot +3:40.0 
5 Daniel SORDO Citroen* +5:40.2 
6 Chris ATKINSON SUBARU +5:43.8 
7 Henning SOLBERG Peugeot +9:28.7 
8 Matthew WILSON Ford +10:34.6 
9 L.PEREZ COMPANC Ford +10:52.3 
10 Marcus GRONHORM Ford +14:08.7 
* 非マニュファクチャラーエントリー

次回のイベント
WRCのグラベルイベントとしては比較的新しいラリー・イタリア・サルジニアは、ターマックからグラベルに変更となった初年の2004年に、ペター・ソルベルグとSUBARUが完全制覇を達成したイベント。ステージはソフトで、ほとんどがサンディなグラベル。トラクションとブレーキのパフォーマンスが重要となる。天候も変わりやすく、暑さと雨、どちらの可能性も高い。
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