SUBARU
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  Rd. 7 Rally d'Italia Sardegna
19 to 21 May 2006
Leg3
Event Bulletin
21 May 2006

スタート
66台がラリー・イタリア・サルディニアの最終レグをスタートした。

ルート
ラリーベースのあるオルビアの北方に設定された合計77.94kmの区間で競技を行った。3ステージを2回走る2ループスタイルで、そのうちラ・プルノーラとカンポバリオは初めて使われるコース。

天気
朝方は曇り空だったが、ランチタイム前には明るい晴天となった。気温は17度から26度の範囲で推移した。



SUBARUワールドラリーチームの概要
ペター・ソルベルグとクリス・アトキンソンは、ラリー・イタリア・サルディニアの最終日にSUBARUインプレッサWRC2006の最速ペースをアピールした。ソルベルグは2回のステージウィンを記録し、アトキンソンも本年初のステージ勝利をあげた。しかしながら、最終ステージのトラブルによって、ふたりのドライバーのポジションは乱されることとなった。曲がったステアリングアームのためにソルベルグは9位に、コースアウトで受けたダメージにより5位を走行していたアトキンソンは10位に後退した。



ステージレポート

SS13: 07:50 S. Giacomo 1 (13.46km)
オルビアのパルクフェルメを出発したクルー達は、砂質でコース幅の狭いS.ジャコモのステージに向かった。ここは、11.5km地点のウォータースプラッシュが特徴的である。ここでは、SUBARUのペター・ソルベルグがステージウィンを果たし、幸先よいスタートとなった。2番手には1秒以内の僅差で首位のセバスチャン・ローブが続いた。そして、ソルベルグは総合7位まで僅か1秒差にまで迫った。チームメイトのクリス・アトキンソンも首尾よく4番手のステージタイムを出して、総合5位のポジションを守った。シュコダのハリ・ロバンペラは、ディファレンシャルを壊し1分以上をロス。フランソワ・デュバルはスタート時にエンジンがストールし、再始動に10秒以上かかった。
Fastest Time: ペター・ソルベルグ(SUBARU) 10:09.3

SS14: 08:41 La Prugnola 1(9.59km)
クリス・アトキンソンがSUBARUインプレッサWRC2006の速さを披露し、彼自身本年初のステージウィンを記録した。アトキンソンは、9.5kmのラ・プルノーラの高速ステージを駆け抜け、現チャンピオンのローブより4秒速いタイムでフィニッシュした。ペター・ソルベルグもミスのない走りを見せ、クリスチャン・ショーベリをかわして総合7位にポジションアップした。総合2位のミッコ・ヒルボネンがこの最短ステージではサードベスト。しかし、ローブより1秒以上遅かったため、残り4ステージを残した時点で首位と2位のタイム差は2分20秒以上となった。
Fastest Time: クリス・アトキンソン(SUBARU) 4:46.0

SS15: 09:20 Campovaglio 1 (15.92km)
本日前半ループの最終ステージは、オルビアの北西に位置するカンポバリオ。このステージはこれまでにラリーで使われたことはなく、採石場の奥まで入って行くものだ。本日の第1ランナー以降各車が埃を巻き上げ、ヒルボネンやソルベルグは視界が著しく遮られたとレポートしている。ローブが本日初のステージウィンを獲得し、SUBARUのアトキンソン・ソルベルグのトリオが朝からの好パフォーマンスを維持してそれぞれセカンドベスト、サードベストに入った。ソルベルグは総合6位のユシ・バリマキとの差を10秒以上縮め、僅か25秒差にまで詰め寄った。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 10:53.4

SS16: 10:51 La Prugnola 2 (9.59km)
アルザッチェーナの町での15分間のリグループの後、朝の3ステージをリピートする最終ループがスタートした。ペター・ソルベルグがトップタイムでこのステージを終え、総合6位のバリマキまでの差を18秒に縮めた。ラリー終盤にもかかわらずトップ3台のタイム差は、それぞれ0.5秒以内という接近戦。ヒルボネンとアトキンソンが、ソルベルグに続いた。4番手タイムはローブで、デュバルがトップ5に滑り込んだ。
Fastest Time: ペター・ソルベルグ(SUBARU) 4:50.5

SS17: 11:28 Campovaglio 2 (15.92km)
ペター・ソルベルグの総合6位狙いは、最終からひとつ前のSS17でも続けられた。ソルベルグはここではセカンドベストタイムを出してバリマキとの間のタイム差をさらに7秒削り取り、いよいよ最終ステージで残り10.7秒差を覆すことを目指している。ローブがこの埃が舞う15kmの高速ステージを制し、総合2位のミッコ・ヒルボネンとの差をおよそ3分近くにまで広げた。SUBARUのアトキンソンは、サードベスト。ソルドが4番手で、コペツキーが5番手に続いた。チェコ人コペツキーは、当ラリーでのベストリザルトでこのステージをフィニッシュした。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 10:40.1

SS18: 12:35 S.Giacomo 2 (13.46km)
ヤン・コペツキーが自身初のWRCステージウィンをこのラリー・イタリア・サルディニアで記録した。SUBARUのペター・ソルベルグは、ステージ前半にステアリングアームを曲げ、残りの距離を安全なスピードで通過。ソルベルグは、コペツキーから3分以上遅れて総合9位に後退した。チームメイトのクリス・アトキンソンは、ステージ半ばでコクピット内に侵入したダストに取り乱してコーナーのブレーキングポイントをミスし、コースアウトしてしまった。彼のインプレッサはフロント左側のサスペンションを破損しており、コースサイドに停車してしまう。しかし、FIAのルールにより、最終ステージをフィニッシュしなかったため5分のペナルティを受け、総合10位でイベントを終えることとなった。セバスチャン・ローブが本年のWRCイベント5連勝を達成し、ダニエル・エレナが25勝目をあげてWRC最多勝利コ・ドライバーとなった。ヒルボネンが総合2位。若きスペイン人のソルドが3位となりグラベルラリーにおける自身初のポディウムフィニッシュを経験した。
Fastest Time: ヤン・コペツキー(シュコダ) 10:09.2



チームのコメント

SUBARUワールドラリーチーム・スポーティングディレクター、ルイス・モヤ
浮き沈みが激しく、我々にとっては厳しいラリーであった。全体的には、クリスには今後の希望を見いだせるイベントであった。彼のパフォーマンスは一貫して高いレベルであったし、集中していて安定的であった。今日は朝のステージをとても良いペースで走っていただけに、最終ステージで車中のダストに取り乱したのは不運だった。ペターもまたタフな時間を過ごしていた。全てがあるべき形で進行すれば、彼はステージウィンを重ねることが可能だった。しかし、我々にはタイヤとマシン全体のパッケージを改善させる仕事が残っている。今シーズンの残りのイベントでは、ペターとクリスはポディウムを目指せるチャンスを得ることができるだろう。


ペター・ソルベルグ
とてもハードなラリーだった。このラリーウィークを通じて可能な限りハードに攻めたが、最終結果は残念なものだった。これ以上話す言葉はない。今はもう次のラリーに期待している。アクロポリスは得意なラリーだし、ギリシャではベストを尽くす。

クリス・アトキンソン
結果的に、このラリーでの走りに関して言えば満足だ。最終ステージの前までは、僕たちは今週ずっと安定して走れていた。ミスもなく、良いペースを刻めていた。だから、このような形でラリーを終えるのは非常に残念だ。大量のダストがコクピットに入って来て、まったく混乱してしまったんだ。来月のギリシャでは、より良いポジションでフィニッシュすることを目標にするつもりだ。


1 Sebastien LOEB Citroen 3:54:18.3 
2 Mikko HIRVONEN Ford +2:41.4 
3 Daniel SORDO Citroen* +3:27.7 
4 Xavier PONS Citroen +5:28.3 
5 Jussi VALIMAKI Mitsubishi* +7:08.8 
6 Kristian SOHLBERG SUBARU* +7:36.9 
7 Manfred STOHL Peugeot +8:18.4 
8 Francois DUVAL Skoda* +9:45.8 
9 Petter SOLBERG SUBARU +10:19.9 
10 Chris ATKINSON SUBARU +11:03.9 
* 非マニュファクチャラーエントリー

次回のイベント
今年のWRCカレンダーの中で最もタフなラリーのうちのひとつ、アクロポリスラリーは本年まったく装いを新たに、これまでの海岸の町ラミアからアテネのオリンピックスタジアムにベースを移すこととなった。昨年スーパースペシャルステージが行われ、壮観なシーンを演出したこのスタジアムにサービスパークが設置される。WRCイベントのホストタウンが開催国の首都に固定的に置かれるのも初めてだ。ステージはアテネの近郊となり、それらの多くが焼けつくほどの高い気温とラリーマシンを襲う厳しいラフロードで知られているものだ。
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