Rd.1 Rallye Automobile Monte Carlo

18 Jan to 21 Jan 2007

PREVIEW

伝統のモンテカルロで、いよいよ2007年シーズン開幕

15 January 2007

The Event


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SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)は、今週末、2007年のFIA世界ラリー選手権(WRC)の開幕戦、ラリー・モンテカルロに参戦。今シーズンの中でも最も過酷で予測のつきにくいイベントの一つに挑む。

チームは今年も昨年と同じ顔ぶれのドライバーズラインナップでスタートを迎え、ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ組とクリス・アトキンソン/グレン・マクニール組がSUBARUインプレッサWRCを駆る。チームが迎える変化の一つはタイヤサプライヤー。2007年はBFグッドリッチとの新たな契約により、新しいタイヤで戦いに挑む。

開催75回を迎えるラリー・モンテカルロを記念して、主催者は、長年使用されていなかった伝統的なSSを何本かを取り込んでルートを改訂。本拠地はこのラリーとしては初めて南東フランスのローヌ川近くのヴァランスに置かれ、舗装ステージのほとんどが過去、モンテカルロで名を馳せた名ステージが待つアルデーシュ、ヴェルコール地域に設定される。

この地域では息をのむような景観を見ることもできるが、山岳路であるために天候が激しく変化することもある。この地域のコンディションは平均気温約9度と現状は温暖ではあるが、ラリー・モンテカルロにはアイスとスノーがつきものであり、これがステージをより厳しくさせる。さらに強い風や深い霧に襲われることもあるなど、WRCカレンダーの中でも最もタフなイベントの一つとして知られることに、なんら不思議はない。

今年のチャレンジングなルートには木曜日に行われる2本のナイトステージが含まれる他、金曜日にはラリー・モンテカルロ史上最長の46.02kmのステージが設定されており、ここでは勝負の行方を決めるドラマが起こることもあるかもしれない。

日曜日にはWRC一行はヴァランスから華やかなモンテカルロに移動し、F1のモナコグランプリで使用されるコースのハーバーセクション近辺で行われるスーパーSSに挑む。セレモニアルフィニッシュは、日曜日15時(現地時間)、モナコ王宮で行われる。このラリーに設定されるステージは計15本、総走行距離は1185.22km(ステージ距離328.54km、リエゾン距離856.68km)

エントリー

SWRTは、昨年モデルのSUBARUインプレッサWRC2006の改良型マシンで2007シーズンの開幕を迎える。ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズのカーナンバーは7、クリス・アトキンソン/グレン・マクニールは8となる。ソルベルグはラリー・モンテカルロに過去6回参戦しており、ベストリザルトは2002年の6位。アトキンソンは2006年にこのイベントへの初参戦を果たし、落ち着いた走りで観客を沸かせ、6位入賞を果たした。

ドライバー・コメント

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ペター・ソルベルグ
2006年は我々にとって非常に苦しい1年だったが、僕はもう元の通りに戻ることができるという感触をつかんでいる。メインライバルと具体的に比較しているわけではないので、タフなチャレンジになると思うが、モンテカルロで使用するマシンには改良を行った部分もあり、これによりさらにコンペティティブになるはずだ。モンテカルロはコース上にスノーやアイスがあり、我々とはいつも相性が合わないが、12月にはBFグッドリッチでのテストを行い、タイヤのパフォーマンスにはとても満足した。今年は舗装イベントでかなり強くなれると思う。

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クリス・アトキンソン
昨年のモンテカルロでは、タイヤチョイスが見事に当たったことで、いい走りができた。モンテカルロはとても特殊なイベントなので、初めての参戦なのにラリーを終えて6位というのは考えもしなかったほどの結果だ。今シーズンはより多くポディウムの上に上っていきたいが、開幕3戦では、高ポイントが獲得できれば上々。上位陣と争っていきたいし、5位になるだけでは満足しない。可能であればプッシュしていきたいし、ライバルたちにより大きなプレッシャーを与えていきたい。

マシン&挑戦

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SUBARUワールドラリーチーム・オペレーションディレクター、ポール・ハワース
モンテカルロは、WRCのどのイベントとも違い、不特定要素が多い。現在のヴァランスのコンディションを見ると、路面は湿る程度かドライにさえなりそうで、このイベントでいつも見舞われるスノーやアイスにはなりそうもないが、ラリーが始まるまでには変わる可能性もある。

今年もペターとクリスがチームから参戦することは、大きな戦力となる。ペターは選手権制覇を狙うためのナンバー1ドライバーであり、クリスの目標は育成プログラムの継続となる。クリスには今年を通じて高いレベルでの安定性を期待している。チーム加入3年目となる今年、リザルトを出し経験をさらに活かそうというプレッシャーもややあると思うので、彼にとって非常に重要な年となる。

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SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
気持ち新たにスタートを迎えることを喜んでおり、今シーズンは心待ちにしていることがたくさんある。2006年を厳しい環境の中で過ごし、チームの誰もが今年成功をつかもうという強い決意を抱いている。我々にはいくつかの目標がある。体制面では、新しいタイヤサプライヤー、BFグッドリッチを迎え、マシンのパフォーマンスの中でのタイヤの効果に慣れていくこと。そして少し先になるが、メキシコでは新型SUBARUインプレッサの投入を成功させたい。シーズン全体を通して考えた場合、我々にとって重要なのはハイレベルのパフォーマンスを安定させること、レギュラーでのポディウムフィニッシュ、そして勝利である。

長期的な将来も展望は明るい。SUBARUはラリー参戦に長い歴史を持っており、チームは今年ペターとさらに3年の契約を結んでおり、クリスは今年がチームでの3シーズン目となる。この3,4ヶ月の間、変化よりも安定が合い言葉だった。クリストフ・シャプランがデザイン・エンジニアリングチームの強化スタッフとして就任してから、全てが落ち着いた。彼は全てを前に進めようと牽引している。新型モデル、それから2008年型モデルの作業に専念するため、我々は向こう12ヶ月、非常に多忙な日々を過ごすことになるからだ。

ラリーの合間


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SWRTのドライバー陣待望のシーズンオフは、テストやメディア対応、家族や友人と過ごす時間、そして新しいシーズンに向けての準備で埋めつくされた。クリスマス前、ソルベルグとアトキンソンは、フランスのリヨン近郊での舗装タイヤテストに参加。またソルベルグに関して特筆すべきは、オスロでノルウェー国王とディナーに同席したこと。アトキンソンはイタリア・ボローニャで行われたベッテガ・メモリアル・ラリースプリントに参戦した他、日本への短期旅行でSUBARUの工場を見学、そしてまたイタリアへ飛びスノーボードに出かけた。ソルベルグ、アトキンソンミルズ、マクニールは、全員、14日日曜日にヴァランスへ到着し、スタートの準備を始めた。

新しいスポンサーとの契約


2007年のWRC開幕と共に、SWRTは新たな契約スポンサーを迎えた。
今年から新たに、腕時計メーカーのセコンダをSWRTブランドの時計全般のサプライヤーとして迎える。セコンダは、この18年間英国で最大の販売力を誇るメーカーであり、現在年間160万個の腕時計を売り上げている。
靴メーカーのハイテックは1974年に英国で創立し、現在世界80カ国で500種類も靴を販売している。ラリー・モンテカルロから、ハイテックはチームにWRCの多様なコンディションの中で使用するために理想的な、様々なシューズを提供する。スノーブーツや旅行靴から、トレーニング用、安全靴などハイテックが誇る幅広いラインナップは、2007年、チームが活動するあらゆるシーンで活躍する。
また英国のオックスフォード・ベアリングとサーマル・エンジニアリングを新しいシーズンのオフィシャルサプライヤーとして迎える。オックスフォード・ベアリングはモータースポーツ、医療、テクノロジー分野で素晴らしい業績を誇る供給会社であり、広範囲に渡るメカニカル消耗品をチームに供給する。保温の専門会社サーマル・エンジニアリングは、チームのSUBARUインプレッサWRカーで使用する保温シールドやカスタムメイドの保温ブランケットを供給する。