Rd.3 Rally Norway
16 Feb to 18 Feb 2007

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スタート
71台がラリー・ノルウェーのレグ2に向けてハメルのバイキングシップを出発した。
ルート
この日、クルーは、115.79km・6本のステージに挑んだ。この日のレグはほとんどがハメルの北部、東部をベースにし、リピート使用はないがうち4本は明日のレグ3でも使用される。土曜日のステージの中では、SS11(マウンテン)がイベント最北に位置するステージで、エルベルムの44.28kmはイベントの最長ステージだった。
天気
暖かめの気温と夜間に降った雪で、レグ2早朝のステージは非常にスリッパリーとなった。午後には霧と強い雪でステージの視界が悪化、最終ステージではコンディションも回復した。気温は-2度から2度の間。日曜日の最終レグには、冷え込みが予報されている。
SUBARUワールドラリーチームの概要
SUBARUワールドラリーチームは、厳しい天気の中で見せたペター・ソルベルグの活躍で、ラリー・ノルウェーの2日目を、ミッコ・ヒルボネン、マーカス・グロンホルムに続くポディウム圏内で終えた。ソルベルグとコ・ドライバーのフィル・ミルズは、ラリー前に建てた戦略を貫き、堅実なペースを維持した結果、SS12でのセバスチャン・ローブのトラブルの利を得た。クリス・アトキンソンとグレン・マクニールは、この日タフなスタートを迎え、スピンを喫して雪の中でスタックし、トップ10から後退。このアクシデントの後、クルーはスノーラリーでの経験を積むことに専念した。
Stage Summary

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SS9: 08時09分 Elverum 1 (44.28km)
夜が明けて、クルーはハメルのバイキングシップを出発し、このラリー最長かつ最も過酷なステージへと向かった。気温は約-1.5度で、夜の間に大量の新雪が積もった。湿ってぬかるんだ雪のために、油断できないコンディション。レグ1と同様、ソルベルグは結果を出すために慎重なアプローチを続け、25分35秒6の4番手タイムで、総合4位の座を堅守した。しかし、アトキンソンは不運に見舞われた。約18km地点でスピンし、雪バンクのなかに突っ込み、コース脇でスタック。アトキンソンは「雪が大量に積もっている。ステージ中盤でさえ10cmも雪があった。マシンは単純にコースオフして、コース脇でスタックした。スペクテイターが押し上げてくれるまで、しばらく待たなくてはならなかった」と語った。SUBARUインプレッサWRC2006にダメージはなかったが、このアクシデントで16分のタイムロスを喫し、トップ10から後退した。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 24:40.3
SS10: 09時23分 Terningmoen (12.71km)
エレベルムのタフな44kmステージの後、SWRTのクルーは10kmのリエゾンを経て次のステージへと向かった。このテルニングモーエンは、地図上ではSS9からそう離れてはいないが、性格はかなり異なる。マシンは軍事施設へのアクセス道路からスタートし、フィニッシュまでは高速でリズミカルなセクションとなる。ソルベルグは8分12秒2の5番手タイムで、後ろに続くジャンルイジ・ガリ、ヘニング・ソルベルグとの間をさらに引き離した。トニ・ガルデマイスターはこのステージのタイムではソルベルグを先行したが、SS9でのスピンによるロスが響いている。一方、前SSでアクシデントに見舞われたアトキンソンは慎重ペースを取り戻し、8分27秒9のタイムで現在総合27位。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 7:59.1
Driver Quotes - Service D (after SS10)
ペター・ソルベルグ
「この午前中の2本では大きな問題はなかったが、夜の大雪でコンディションは非常に難しくなっていた。このセクションには、ミディアムの長さのスタッドを選んだ。このステージにどのスタッドが合うかという点については、全ドライバーがそれぞれ違った意見を持っていた。何人かは他よりもコンディションにマッチしたようで、コースオフした人もたくさん見かけた。4位という位置は、ここまでいい内容。上位にいるドライバーたちは非常にハードにプッシュしておりリスクもたくさん負っているが、我々はもう少し慎重に攻めるように努めている」
クリス・アトキンソン
「この午前のロングステージ(SS9)ではトラブルがあった。ペースはかなりよかったと思うが、低速の右コーナーでマシンのリアを失い、スピンして180度転回した。なぜそれが起きたか、まったく分からなかった。スピンしたので、スライドさせようとアクセルを戻したが、それでも回転が止まらずコーナーのイン側にある溝にはまった。最終的にはスペクテイターが何人か駆けつけてマシンを引き上げるのを手伝ってくれた。コースに復帰して走行に戻ると、ミッコ(・ヒルボネン)が追いついてきた。非常に狭い部分だったし彼のラリーを妨害したくなかったので、先に追い越させた。これでポイント圏内からかなり後退したが、このコンディションで経験を積むため、午後も一生懸命に走り続ける」
SS11: 12時05分 Mountain 1 (24.36km)
サービスの後、ドライバー陣は北部へ向かい、このラリーで最も独特なステージの一つ、高い雪のバンクに囲まれたナローな高速ステージに挑んだ。ここのコンディションはクルーにとってはタフなものとなり、ひどい雪と風で視界が非常に悪化、ドライバー陣は前方に迫るコーナーもやっと確認できるほどで、ほぼ完全にペースノートに頼る状態となった。コース上を新雪が覆ったことで、ステージはスリッパリーにもなった。ソルベルグは15分26秒6のタイムで、「とにかくトラクションが全く得られなかった。非常に難しかった」と語ったが、それでも総合4位の座は堅守した。アトキンソンはこのステージを16分9秒7のタイムで走り切った。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 14:01.8

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SS12: 13時06分 Lillehammer (5.98km)
クルーが28kmのロードセクションを経て、スキーゲレンデの隣でフィニッシュを迎えるスペクテイター向けに設定されたリレハンメルのショートステージへ向かう頃になっても、ひどい雪は降り続いた。視界はかなり悪くなり、トップ勢は特にステージの後半で苦戦。ここでは順位に大きな動きが見られ、シトロエンのセバスチャン・ローブがステージ中盤で8分のタイムロス。その結果ソルベルグが総合4位から3位に浮上した。SS11と比較してもペースアップを見せたソルベルグは、このステージでは4分38秒2のサードベストをマーク。12.9秒差で続く実兄ヘニングとの差を広げた。アトキンソンは堅実な走りで、10番手タイム。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 4:33.9
SS13: 14時00分 Ringsaker 1 (27.31km)
ドライバー陣は、リレハンメルから南へ向かい、この日ラスト2本目のステージに挑んだ。ここではさらにコンディションが厳しくなり、ステージ前半は霧と新雪に覆われた。ソルベルグは実兄ヘニングと総合3位争いを繰り広げ、このステージではやや遅れを取ったものの16分45秒0の4番手タイムで、ポディウムポジションは死守した。アトキンソンは17分18秒6の9番手タイムで、走り切ったことに喜びを見せ、「本当に雪が多い!こういったコンディションでドライブするのは、初めてだ。とてもいい勉強になるが、経験豊富なドライバーのスピードとは互角に争うことはできない」と語った。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 16:29.7
SS14: 15時10分 Hamar 1 (1.15km)
このラリーの最短ステージは、スペクテイター向けに設定されたこのレグを締めくくるSS。ハメルの街にある公園を抜ける、木が立ち並んだ道を利用したもので、タイトなナローヘアピンが2カ所ほど出てくる。20kmのロードセクションを経てクルーがハメルに到着する頃には、雪も止んだ。大勢の観客と「Heia Petter(Go ペター)!」という横断幕に囲まれ、ソルベルグは、兄ヘニングより30秒以上も速い1分15秒4のタイム。これでレグ2を終えた時点で、ヘニングに9.9秒の差をつけての総合3位に付けたソルベルグは、母国イベントでのポディウムフィニッシュを目指して日曜日の4本のステージに挑む。もう1台のSWRTのSUBARUインプレッサWRC2006をドライブするアトキンソンは、この公園でのステージを1分18秒0でフィニッシュした。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 1:13.8
チームのコメント
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SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「ペターのポディウム圏内浮上を喜んでいる。明日は10秒も差が離れていないお兄さんとのバトルは、間違いなく興味深いものとなるだろう。クリスはマシンのフィーリングがうまくつかめず、厳しい1日となった。かなり難しい課題で、この日のオープニングステージで、かなり後退してしまった。このラリーの残りに向けての彼の課題は、このコンディションでのドライビングをできるだけ多く学ぶこととなる」
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ペター・ソルベルグ
「上位陣のペースが速過ぎていたので、誰かがトラブルに遭うチャンスはあるだろうと思っていた。我々の堅実に攻めるという戦略は功を奏したが、今日序盤のマウンテンステージではトラクショントラブルもあった。今日最後の2本のステージは特に苦戦した。いいタイムを出すために本当に苦労して、レグの最後にはそれが実現でき、この問題を解決できるようになった。明日の計画は、3位の位置を確実なものにすること。マウンテンステージでかなりタイムロスをしてしまったのでヘニングがすぐ後ろに迫っているが、明日も差をキープしていきたい。誰がコンディションにマッチするスタッドタイヤを選ぶことができるか次第だ」
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クリス・アトキンソン
「今日は僕たちにはかなりトリッキーだった。こんなに雪が多い中でドライブしたのは初めて。レグのスタートからポジション維持に努めたが、小さなミスがコースオフにつながり、雪のバンクから復帰するまでに時間がかかってしまった。このコンディションでは、速いタイムを出すために必要な自信をあまり感じることができなかった。こんなに大量のタイムロスを喫してしまったことは残念だが、日曜日は4本のステージを全て走り切り、スノーやアイスでのドライビングの経験をさらに積んでいく」
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Leg3の概要
ラリー・ノルウェーの最終日に設定されるステージは、総距離97.10km。4本のステージは全て、既に1度走行したSSのリピート。1.15kmのハメルのスペクテイターステージの後、イベントは44.28kmの過酷なロングステージで締めくくりを迎える。イベントのオフィシャルフィニッシュは、15時(現地時間)にハメルで行われる予定。