Rd.6 Rally Argentina
4 May to 6 May 2007
ラリー・アルゼンチン レグ3:クリス・アトキンソン、ポイント圏内の総合7位でフィニッシュ!

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スタート
58台がラリー・アルゼンチン最終日となるレグ3をスタートした。
ルート
金曜日に8本のSSがキャンセルとなったことから、ラリーの最終レグにはステージが追加され、1回のみの走行予定だった23.18km(主催者により距離修正)のミナ・クレヴェロ−ジウリオ・セサーレを2回走行することになった。このため、レグ3の走行ステージは5本となり、総ステージ走行距離は、82.40kmに延長された。この変更は、WRCが規定する最低ステージ距離を満たすための決定。
天気
前日晩、カルロス・パスのサービスパークは雷雨に見舞われ、ステージはウェットで場所によってマディ。気温は4度から日中11度まで上がった。
SUBARUワールドラリーチームの概要
クリス・アトキンソンは、波乱に満ちたラリー・アルゼンチンをポイント圏内でフィニッシュし、SUBARUワールドラリーチームに選手権ポイントを持ち帰った。新しいコ・ドライバーにステファン・プレボを迎えての初ラリーに挑んだアトキンソンは、SUBARUインプレッサWRC2007を駆り、総合7位でフィニッシュ。一方、SWRTからのWRCイベント参戦100戦目を迎えたペター・ソルベルグとフィル・ミルズは、レグ2でエンジントラブルの影響により、ラジエターがダメージを受け、リタイアを余儀なくされた。
Stage Summary

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SS19: 08時00分 Mina Clavero - Giulio Cesare (23.18km)
レグ3はカルロス・パスを予定通り6時51分(現地時間)にスタートしたが、金曜日に122kmステージがキャンセルになったことを受けて、アイティナリーが変更された。WRCの基準を満たすために、主催者は日曜日のレグにステージを追加し、総ステージ走行距離を増やした。ミナ・クラヴェロからの23kmステージの走行を2回に増やし、早朝のサービスからクルーはこのSSに向かった。前日夜にはこの地域をひどい嵐が襲い、風が吹きすさぶ曇り空のウェットというコンディションの中、クルーはマディなステージでの走行をスタート。ペター・ソルベルグが前日にリタイアしたことを受け、クリス・アトキンソンはSUBARUのリーディングドライバーとしてのチャレンジに挑み、サードベストタイムをマーク。この結果、アトキンソンはヘニング・ソルベルグをかわして総合5位に浮上した。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 18:48.8
SS20: 08時43分 El Condor - Copina 1 (16.82km)
この日2本目のステージは、ラリー・アルゼンチンすべてのステージの中でも、おそらく最も有名なエル・コンドール。トラスラシエラ山脈の枯れ地に月面のような景観を持つエル・コンドールは巨石が散乱した道で、標高2100m地点からスタートし、フィニッシュ地点の1400mまで下っていく。小雨が降り深い霧が立ちこめ、120m先が見えない視界不良というトリッキーな天候の中、マシンはこのセクションをスタート。気温は6度と冷え込んだ。アトキンソンの復調は続き、厳しいコンディションにも関わらず4番手タイムをマーク。ヘニング・ソルベルグからの猛追をかわして、総合5位の座を死守した。
Fastest Time: ダニエル・ソルド(シトロエン) 13:39.9
SS21: 10時06分 Mina Clavero - Giulio Cesare (23.18km)
修正された日曜日のスケジュール、3本目に設定されたステージは、ミナ・クラヴェロのセクションのリピート走行。路面の性格はエル・コンドールと似ているが、下りではなく1100mを駆け上っていく。1回目の走行で路面のソフトグラベルはひどく轍が掘れ、特にタイトコーナーでは深くなっていた。セバスチャン・ローブがベストタイムをマークし、ラリー首位を維持。チームメイトのダニエル・ソルドがセカンドベストタイムで、レグ2に油圧トラブルで失ったタイムを挽回している。クリス・アトキンソンはこのステージでトラブルに見舞われ9番手タイム。総合順位は6位に後退となった。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 18:51.2
SS22: 10時49分 El Condor − Copina 2 (16.82km)
エル・コンドールのステージ・2回目の走行は、このラリー最後の本格的な競技ステージであり、ドライバー陣にとってはタイムアップを果たす事実上最後のチャンス。43秒という大量マージンを築いてこのステージに挑んだローブはリスクを負わずに5番手タイムにまとめたが、チームメイトのダニエル・ソルドにとっては依然争いは続いていた。総合5位を視野に入れているソルドは、このラリーのラスト2本目のステージでベストタイムをマークし、アトキンソンをかわして総合6位に浮上。ヘニング・ソルベルグはサードベストタイムをマークしてソルドの猛追をかろうじてかわしたが、スーパーSS1本を残した時点で両者のギャップはわずか5秒。
Fastest Time: ダニエル・ソルド(シトロエン) 13:46.8

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SSS23: 13時05分 Estadio Cordoba 2 (2.40km)
カルロス・パスでの30分サービスを経て、マシンはラリーのフィナーレとなるスーパーSSに挑むため、コルドバのサッカースタジアムへと向かった。上位陣にハプニングはなく、何千人ものスペクテイターを前にセバスチャン・ローブがステージウィンを獲得すると共に、今季4勝目を決めた。マーカス・グロンホルムがセカンドベストタイムをマークし、総合2位でフィニッシュ。ミッコ・ヒルボネンがサードベストで、最後のポディウムポジションを獲得した。SUBARUのクリス・アトキンソンは総合7位でフィニッシュし、選手権ポイント2を獲得した。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 2:25.4
チームのコメント
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SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「土曜日にペターが見せた速さには非常に励まされ、彼のパフォーマンスは、メキシコで見せたマシンが順調であれば首位争いのペースに充分チャレンジできるという現状を確信させるものだった。今後は、あらゆるコンディションで確実にこうしたペースを発揮することを目指していく。今日は、クリスにとっては辛い1日だった。序盤には好タイムもマークしたが、マシンのフィーリングは彼とマッチせず、その後順位を2つほど落とした。今回のことから学んだこともあり、こうした経験を活かして次戦サルディニアまでにマシンを改善していく」
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クリス・アトキンソン
「ポイント圏内でこのイベントを走り切れたことはよかったし、新しいコ・ドライバーとのコンビにも満足しているが、もっと速く走れると分かっているだけに、スピードに満足することはできない。この日最初の数SSではいいタイムもマークしたが、マシンのハンドリングにもっと自信を持つことができれば、もっと速くなれる。先日のテストでは期待の持てる前進があったが、マシンのポテンシャルをすべて発揮できるようになるまでには、まだやることが残っている。今後も作業を続け、サルディニアではいい展開になることを期待している」
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次回のイベント
第7戦は舞台をヨーロッパに戻しての、ラリー・サルディニアを迎える。サルディニアのソフトグラベルは、近年になって選手権に登場したもので、グラベルイベントとして初めて開催された2004年のイベントは、ペター・ソルベルグ&SUBARUが制している。