Rd.8 BP Ultimate Acropolis Rally

1 Jun to 3 Jun 2007

LEG ONE

アクロポリス・ラリー SUBARUが見事な滑り出し!!

1 June 2007

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スタート

62台がレグ1の本セクションをスタートした。

ルート

木曜日夜(現地時間)に行われたラリー開幕のスーパーSSの後、本競技初日は7本のステージで構成された。午前中に4本のステージに挑んだクルーは、マルコポーロに戻って30分サービスを受けた後、午後にはアテネ近郊の丘陵地帯に設定されたスキマタリ、ティーバ、アギア・ソティラのステージ・2回目の走行に挑んだ。

天気

ドライで暑く快晴。周辺の気温は23度からSS3では36度まで上がった。

SUBARUワールドラリーチームの概要

SUBARUワールドラリーチームは両マシンがポディウムポジションにつけるという、非常にポジティブな初日を迎えた。チームは午前中のループでタイヤチョイスが当たり、クリス・アトキンソンがラリー首位に立ちペター・ソルベルグが僅差で2位につけた。午後のコンディションはよりタフなものとなり、ソルベルグは総合2位を維持したが、アトキンソンは3位に後退。しかし両マシン共が、この酷暑イベントに向けてチームが目標としていた高ポイント獲得を射程圏内に捉えている。

Stage Summary

SS1: 19時00分 SSS Hippodrome 1(3.20km)
ラリーは、木曜日夜、アテネの南にあるオリンピック馬術アリーナに集まった熱狂的なファンの前で幕を開けた。ペター・ソルベルグのコ・ドライバー、フィル・ミルズによると、特設された3.2kmのステージには、ミルズがこれまでにスーパーSSで見た中でも三本指に入るというほど大きなジャンプが盛り込まれている。クルーはこのステージにデュアルトライアルでアタック。ソルベルグは実兄ヘニングと、クリス・アトキンソンはフィンランドのヤリマティ・ラトバラと対戦した。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード)2:50.8


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SS2: 09時13分 Schimatari 1 (11.57km)
クルーが金曜日朝に最初のグラベルステージに挑む頃には、既に気温はかなり上がっていた。2007年に新設されたこのステージはドライバーにとってタフな挑戦となり、クレストやジャンプ、コースサイドが大きく落ち込むカ所がいくつもある。SWRTの両ドライバーは、堅実な滑り出しを見せた。ソルベルグは10分17秒6のサードベストタイムをマークし、総合3位に浮上した。アトキンソンは10分26秒9の6番手タイムで、同じく総合順位を1つ上げて6位となった。アトキンソンは低速コーナーで一瞬ストールし、約5秒をロスしたと伝えてきている。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 10:17.6

SS3: 10時01分 Thiva 1 (23.76km)
ラリー3本目のステージは、わずか24kmのコースにジャンクションが63も現れるほか、路面の変化が激しい。アトキンソンは、7.9秒差をつけてのベストタイムをマーク。モンテカルロ、スウェーデン、メキシコに続く、今季のステージウィン獲得数を伸ばした。アトキンソンはこの好タイムで、総合6位から一気にラリーリーダーに浮上した。ソルベルグは期待通りの走りをするためにマシンへの調整が必要だと感じながらも、セカンドベストタイムをマーク。このティーバのステージでは長年ステージウィンを獲得してきたソルベルグとミルズだが、今年はチームメイトに華を譲った。
Fastest Time: クリス・アトキンソン(SUBARU) 16:39.0

SS4: 11時17分 Agia Sotira 1 (15.20km)
短い補給給油タイムの後、クルーはこの午前・3本目のステージに挑んだ。アギア・ソティラはギリシャの古いステージで、岩盤の路面やコースサイドに散乱する巨石が、ドライバーのミスを待ち受ける。ラフでルーズな路面だが、アトキンソンはステージウィンを連取し、総合リードを4.7秒に広げた。このステージのスタート付近でハーフスピンを起こし数秒をロスしたが、それ以外は満足な走り。ソルベルグは9分42秒8のサードベストタイムをマークし、総合2位に浮上。SUBARUが1-2体制を築いた。
Fastest Time: クリス・アトキンソン(SUARU) 9:39.4

SS5: 12時40分 Olympic Properties 1 (5.16km)
日中サービス前に迎える最後のステージは、マルコポーロの馬術センターにあるラリー本拠地周辺を走行する平面の道に設定された。このショートステージで、SWRTのクルーはベストタイム、セカンドベストタイムをマークし、総合順位での1-2の座をさらに固めた。今回はソルベルグがベストタイムをマークしたが、アトキンソンもわずか0.8秒遅れの3分34秒5のタイムで、ラリーリーダーの座を維持した。
Fastest Time: ペター・ソルベルグ(SUBARU) 3:33.7

Driver Quotes - Service B (after SS5)
ペター・ソルベルグ
「ここまでは僕にもクリスにとっても順調で、チームにとってもいい内容だ。僕は走行順もよく、午前中はタイヤチョイスが当たったということもあるが、このラフな道で首位争いを展開するに充分な速さを持っていることを見せられており、我々チーム全員にとってもとても励みになることだ。ここからは、さらにラフになるはずの再走ループでどうなるか、様子を見なくてはならない。基本的にこの午前のコンディションはとてもよかったが、道は場所によっては難しいところもあった。最初のステージ(SS2)ではいくつかのジャンクションで小さなミスをしたが、それ以外はよかった」
クリス・アトキンソン
「まあまあだね。パーフェクトとは言えず、いくつかミスをした。最初のステージではストールをして、それからSS4では小さなスピンをしたが、マシンは格段に良くなっているし、おかげでペースを上げていけている。マシンは以前よりもしっかりラインをキープしているし、僕も少しハードにプッシュできる。この午後は、同じペースを維持していくように努める。リードを維持していけるかは分からないが、上位にいられてとてもハッピーだし、残りの日程の行方が楽しみ」


SS6: 14時55分 Schimatari 2 (11.57km)
オリンピック馬術センターでの30分サービスの後、クルーは午前中に走行した4本のステージの再走ループへと向かった。スキマタリのステージ路面の岩盤を覆っていたルーズなグラベルの層はリピート走行では履かれており、コンディションはどのマシンにも均等となった。このステージではグロンホルムが1回目の走行時と同様にベストタイムをマークしたが、クリーンとなったコンディションの恩恵を受けタイムは7秒速くなった。ペター・ソルベルグがSUBARU最上位で、SUBARUインプレッサWRC2007で5番手タイムをマーク。アトキンソンは8番手タイムで、総合首位の座を維持した。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 10:10.1


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SS7: 15時43分 Thiva 2 (23.76km)
ギリシャの他のステージと比べれば特にラフではないものの変化の激しいティーヴァからの23kmセクションは、ドライバーにとってドライビングリズムをつかむのがトリッキーなステージ。シトロエンのダニエル・ソルドがステージウィナーで、グロンホルムとローブが僅差でそれぞれセカンドベスト、サードベストタイムをマークした。この結果、グロンホルムがラリーリーダーに浮上し、アトキンソンは3位に後退。ペター・ソルベルグは4番手タイムで総合2位を維持したが、ソルベルグとアトキンソンは午前中に比べてマシンのハンドリングが正確さに欠けると伝えている。
Fastest Time: ダニエル・ソルド(シトロエン) 16:13.2

SS8: 16時59分 Agia Sotira 2 (15.20km)
レグ1は15.2kmの難コース、アギア・ストラのステージ・2回目の走行で締めくくりを迎えた。ラフで石の多い路面にも関わらずステージタイムは僅差の争いとなり、5秒以下の間に7人のドライバーがひしめきあった。ステージウィンはセバスチャン・ローブが獲得、ヒルボネンが2番手、ソルドがサードベストタイムをマークした。SUBARUのアトキンソンとソルベルグは、それぞれ6番手、7番手タイムで、総合順位ではソルベルグ2位、アトキンソンは3位でこのレグを終えた。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 9:25.6

チームのコメント

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SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「レグ1を終えて2台がポディウム圏内につけており、とても喜んでいる。午前のループではいいタイヤチョイスをすることができ、クリスが首位で中盤のサービスに戻ってきたことは素晴らしかった。今日のチームのパフォーマンスは、我々のマシン開発が正しい方向へ向かっていることの証明。マシンは大きな改善は行ったところは特にはないが、いくつかの部分に微修正を行い、それがポジティブなリザルトにつながったことは幸いだ」

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ペター・ソルベルグ
「まったく悪いところはなく、争いに復活できたことは素晴らしいね!ラリー前にメンバーが小さな改良を行い、まだややスピードに欠けてはいるが、それでも総合2位につけており、我々がいい方向に向かっているという感触を得ることができてとてもうれしい。クリス同様、我々も午前中は順調だったが、午後はハンドリングに少し苦戦してやや難しくなってきた。それでも総合的なタイムはポジティブな内容であり、さらにスピードを増していけることもわかっている。明日は全てが順調に回って、ステージではエキサイティングなバトルができることを心から期待している」

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クリス・アトキンソン
「今日は、とにかく攻め続けたよ!日中サービスでは何もセッティング変更は行わなかったのに、午前に比べると午後のマシンバランスはベストではなかったが、できる限りハードにプッシュして、総合3位を守ってサービスに帰還した。もちろん、今日を終えてこのような好ポジションにつけていることは朗報だが、トップ10がこんなにひしめきあっていて、びっくりしているよ!リピートステージのほとんどは予想よりも荒れてはいなかったが、最後のステージはこの上なくラフだった。3位は守っていきたかったので全開で攻めたし、マシンも全て元通り調子を取り戻したので、全てが復調してきて安心した!」

1 Marcus GRONHORM FORD Focus RS WRC 06 1:19:16.0  
2 Petter SOLBERG SUBARU IMPREZA WRC2007 +8.3  
3 Chris ATKINSON SUBARU IMPREZA WRC2007 +9.0  
4 Sebastien LOEB CITROEN C4 WRC +9.7  
5 Mikko HIRVONEN FORD Focus RS WRC 06 +10.3  
6 Daniel SORDO CITROEN C4 WRC +10.7  
7 Henning SOLBERG FORD Focus RS WRC 06 +45.2  
8 Jari-Matti LATVALA FORD Focus RS WRC 06 +48.3  
9 Manfred STOHL CITROEN Xsara WRC +1:45.9  
10 Jan KOPECKY SKODA Fabia WRC* +2:36.6  
* 非マニュファクチャラーエントリー

Leg2の概要

明日は8本のステージが設定される。レグ2は48.88kmの超ロングステージ、アギイ・テオドーリで始まる。残りのステージはこれよりも距離は短くなるが、ロングステージは午後にもリピートして使用され、コンディションはかなりラフになると見られる。この日はマルコポーロのオリンピック馬術コースで行われるスーパーSSで締めくくり。総ステージ走行距離は146.08kmとなる。