SSS1 / 17 / 23 Hippodrome (3.3km)
このラリーのオープニングとフィニッシュは、オリンピック馬術センターの屋内スーパーSSで迎える。私がこれまで見たスーパーSSの中でも一風変わったコースで、2つのレーンが左右対称になっており、馬術コースの中に入り組むくねくねしたコーナーがたくさんある。非常にダスティで、主催者は埃を抑えるために何度か散水を行う。ここの路面は土がベースでマディになることもあるので、あまりたくさん水を撒かれると困るが、しかし全く水がないと、スタートからフィニッシュまで砂埃の中を走ることにもなりかねない。
SS2 / 6 Schimatari (11.57km)
今年新設されたステージ。農耕地帯を走る道で、地盤が泥。火曜日にレッキで走行した時には雨が降ったばかりだったので、コンディションがとてつもなくマディだった。その日以来、とても暑くドライな天気が続いているので、ステージの路面はコンクリートのように固くなっているだろう。とてもスムースなのでタイヤの摩耗は激しくはないが、クレストやジャンプがある他、道のサイドが大きく落ち込んでいるので、トリッキーなステージだ。
SS3 / 7 Thiva (23.76km)
古いステージ。23kmの中にジャンクションが63カ所もある。ギリシャの他のステージと比べると特にラフではないが、変化が激しい。しっかりリズムをつかまないと、このステージを速く走ることはできない。森を走る非常にツイスティなセクションで始まり、それから大きなスペクテイターエリアを抜けるオープンな場所に入る。その後はまた少しラフになり、森を抜ける特にツイスティなセクションになった後、フィニッシュまでの3kmは広場を抜ける全開セクションになる。このセクションでは、最も勇敢なドライバーが誰かを見定めることができる。ここ3年使用されてきた道で、我々はピレリタイヤを履いて各年でベストタイムをマークしてきた。今年、BFグッドリッチタイヤでもステージウィンを獲得できるか、興味深い。
SS4 / 8 Agia Sotira (15.20km)
ここも、実に古いスタイルのギリシャのステージ。ほとんどが上りで、路面は岩盤。コースサイドには大きな石が転がっている。もしマシンが石に接触すれば、道の真ん中で宙を舞うことになるだろう。昨年我々は、このステージで3回パンクに見舞われた。非常にラフで、ここはスピードよりも生き残り勝負。我々はここでは慎重にマシンをいたわっていく。ここでタイムを稼ごうとするなら、大きなリスクを負いおそらくマシンはメチャメチャになるだろう。このステージではマシンを道の真ん中に維持して、ベストなラインを見つけて落ち着いて走ることが鍵になる。タイヤキラー、サスペンション殺しのステージで、わずか15kmだがクルーにとってはとても辛いステージだ。
SS5 / 13 Markopoulo (5.16km)
ラリーの本拠地である馬術センターの周りを走る、平面の道で行われるステージ。アテネから観戦に来やすいステージなので、たくさん人が集まるだろう。いいグラベルステージだが、非常にトリッキー。クレストに隠れて見えないジャンクションがあり、非常に速度域の高いステージだ。観戦向けにレイアウトされたステージだが、危険要素がたくさん潜んでいるので慎重に攻めていく。
SS9 / 20 Imittos (11.44km) CANCELLED
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SS10 / 14 Agii Theodori (48.88km)
今年これまで我々が挑んだ中で最も長いステージ。全ての要素が盛り込まれているので、このステージを正確に表現するのは難しい。上りあり、下りあり、全開の部分、ツイスティなセクション、川越え、溝にクレスト、かなりナローで車幅ギリギリの場所、これらが全て出てくる。ここも体力勝負のステージで、マシンをいたわることが全てだ。もし慎重さに欠ければ、サスペンションとブレーキはステージ中盤辺りでボロボロになるだろう。午後にリピート走行する頃は、1日で最も気温が上がる時間帯なのでかなり暑くなるだろう。マシン内部は50度以上にもなる。このステージでは、ドライバーによってタイムが大きくばらつくことになると思う。このステージを2回走行した後には、ラリー全体の順位が決まってくると見ている。鋭い石によるパンクも、問題となるだろう。このイベントはWRCで唯一スペアタイヤを2本積むことが許されているラリーなので、我々は必要かどうかの決断を金曜日に下す。
SS11 / 15 Loutraki (9.18km)
わずか9kmしかないので紙の上ではシンプルに見えるが、このラリーのステージの中で最もツイスティであることは間違いない。ヘアピンの後にヘアピンが現れ、ほとんどのコーナーには頂点が2つあり、さらにほとんどのコーナーはイン側が大きく落ち込んでいる。かなり丁寧に攻めなくてはならない。しかし、ステージのスタートには、とてもスムースな岩盤を走る2kmの全開セクションがある。それからツイスティセクションに入り、それがフィニッシュまで続く。
SS12 / 16 Agia Triada (10.80km)
SS4の道の部分を使うが、逆走方向。マシンとタイヤにとてもハードなステージで、岩盤の上を走っていくが、これまで見た中でも巨大級の石が散乱している。
SS18 / 21 Avlonas (20.00km)
最終日は、アテネ北部の農場エリアを抜ける非常に高速でリズミカルなステージで始まる。長いコーナーがあり、あまりツイスティな所は多くない。農業用の灌漑施設ためのコンクリートの水路がたくさんある。このステージの性格は、レグ2とは全く異なる。
SS19 / 22 Assopia (17.87km)
我々にとっては新しいステージ。ここも農業地域に設定されており、SS18とよく似ていて排水溝や溝がたくさんある。ロングコーナーやクレストが多く、路面はレグ2よりも泥っぽい。最終日は土曜日のステージよりも、格段にマシンにやさしい。日曜日のステージは、まるでフィンランドのステージのようで、前日とは実に対照的だ。