Rd.9 Neste Oil Rally Finland
3 Aug to 5 Aug 2007
ラリー・フィンランド レグ1を終えてSUBARU勢が総合4位、5位に!

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スタート
97台が、木曜日夜(現地時間)、ラリー・フィンランドをスタート。金曜日には96台が再スタートした。
ルート
レグ1は、木曜日夜、キレリでの2.06kmのスーパーSSでスタート、金曜日はさらに10本のステージが設定された。このレグの総ステージ距離は133.49kmで、金曜日夜にキレリの2回目の走行で締めくくりを迎えた。
天気
木曜日のスーパーSSはドライで場所によって曇り、気温は18度だった。金曜日は曇り空で時々晴れ間が指す程度、ほとんどがドライだった。SS8とSS9の前には、一時的に小雨が降った。気温は14-21度の間。
SUBARUワールドラリーチームの概要
SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)は、ラリー・フィンランド最初のレグの競技を終えて、2台がトップ5に入った。アトキンソン/プレボ組のSUBARUインプレッサWRC2007が総合4位、ソルベルグ/ミルズ組の同マシンが続く5位につけた。両マシンのペースは、この日を通じて上がり続け、両ドライバーとも残る競技2日間でさらなる向上を期待している。SWRTからのデビューイベントを迎えたスペインのチェビー・ポンスは、飲み込みの早さを見せつけた。ポンスとコ・ドライバーのチェビー・アミーゴは、トップ10からわずか2秒以下差でこのレグを終了した。
Stage Summary
SS1: 20時00分 SSS Killeri 1 (2.06km)
ラリー・フィンランドのレグ1は、木曜日夜(現地時間)、ユバスキラから13kmほどの地点にあるキレリで行われた観戦向けのステージ、スーパーSSで幕を開けた。通常は競馬に使用されているルーズ路面のオーバルコースの上に特設されたステージは、施設周囲の駐車場まで延長され、2.06kmのチャレンジングなループとなった。デュアルトライアルで争われたこのステージでは、SWRTからの初参戦となるチェビー・ポンスが、地元出身のベテラン、クリスチャン・ショーベリに対し、1分22秒9のタイムで見事勝利を獲得した。続いてクリス・アトキンソンがヤリマティ・ラトバラと対戦し、1分20秒6のベストタイムをマーク。SWRT勢のトリを飾ったペター・ソルベルグは、1分21秒3のタイムでミッコ・ヒルボネンとの対戦を制した。
Fastest Time: クリス・アトキンソン(SUBARU) 1:20.6

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SS2: 07時54分 Vellipohja 1 (17.20km)
レグ1は、クルーが金曜日午前7時(現地時間)、オーバナイトパルクフェルメをスタートしユバスキラでの10分サービスに入るところから再スタートした。このラリー最初の本格的なステージは、サービスエリアから35km離れた森にあるナローでテクニカルなベリポンヤのセクション。新設の部分と昨年のSS5が組み合わされたベリポンヤは、スリッパリーな路面であるほか、小さなクレストの連続につかまらないよう注意が必要であることから特にチャレンジングだ。昨晩、ラリーリーダーに立ったクリス・アトキンソンは、この日のオープニングステージでもSUBARU勢トップ。中盤でストールにより数秒をロスしたものの、5番手タイムをマークした。ペター・ソルベルグは7番手タイムだったが、コンディションに対してマシンのバランスが合っていないと感じている。SUBARU新加入のチェビー・ポンスは、クリーンな走行で13番手タイムだった。
Fastest Time: ヤリマティ・ラトバラ(フォード) 8:18.7
SS3: 08時50分 Mokkipera 1 (13.72km)
この午前、2本目のステージは、このラリーでは有名なモッキペラ。今年は1.5kmの新しいセクションが加えられ、さらに少しトリッキーになった。SWRTのドライバーは、悪名高くつかまればリタイアにも追い込まれかねないよう岩だらけのクレストを慎重にクリアし、ポジションアップを狙った。チームベストタイムはクリス・アトキンソンで、これで総合4位に浮上。基本的にはマシンの動きに満足しているアトキンソンだが、サービスBでセッティングのマイナー調整を行えば、さらにスピードが上がると感じている。ソルベルグはこのステージを7番手タイムでフィニッシュし、総合6位に浮上。チェビー・ポンスは、SWRTデビュー戦3本目のステージを順調に走り切って10番手タイムだった。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 6:47.5
SS4: 09時29分 Palsankyla 1(13.31km)
この午前最後のループは、超高速でスタートからフィニッシュまで全くの全開セクションというパルサンキラ。ほぼ全般を通してベストタイムペースを見せたアトキンソンだったが、超低速のコーナーでストールを喫し7秒をロス。このステージを5番手タイムでフィニッシュし、総合4位の座は守った。ペター・ソルベルグは9番手タイム、チェビー・ポンスは10番手タイムで、ここまでの内容には満足を見せている。「いいね。ステージを重ねるごとにマシンに手応えを感じるようになっているし、常に自分のペースが上がっているという感じをつかめているよ」
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 6:47.4
Driver Quotes - Service B (after SS4)
ペター・ソルベルグ
「今日最初の3本の内容は、かなり残念。オーバーステアがひどく、思うようにハードなプッシュをする自信が得られなかった。このサービスでエンジニアがデータをチェックして、原因を探る。このサービスでは、午後に状況が改善できるような変更が行えることを期待している」
クリス・アトキンソン
「悪いスタートではないね。低速ジャンクションで少し苦戦したり、2回のストールで10秒近くのロスになった。今の時点で首位とは10秒しか差がないので、アクシデントがなければどうなっていたか、見てみたかったよね!ステージではハードに攻めているし、マシンはまだパーフェクトではないけど、確実にいいところまで来ている。サービスでは、データをチェックしてタイトなコーナーでの挙動を改善できないかを考え、午後の攻め具合を見てみる」
チェビー・ポンス
「この午前は、悪いフィーリングではなかった。どんどんとマシンが操作しやすくなっているので、ステージ毎によくなっている。ステージの度にマシンがよくなって、ドライブする自信が高まっていくのを感じているよ。このフィンランドでは自信を持つことがとても大切だし、ステージはナローなので、もっとスピードが上がっていくことを期待している。午前はブレーキの安定性にいくつか問題があったけれど、改善するためのアイディアは出ているので、僕はSS5からの続きが楽しみだよ」

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SS5: 12時06分 Vellipohja 2 (17.20km)
ユバスキラでの30分サービスを終えたクルーは、2回目の走行に挑むため、再びベリポンヤのステージへと戻った。路面は1回目の走行時にルーズグラベルのほとんどが掃かれたが、ソフトなセクションは轍がひどくドライバーに新たな試練を与えることとなった。サービスBでギアボックスを交換したペター・ソルベルグはマシンの調子が回復した手応えを感じ、4番手タイムをマーク、総合順位では5位に浮上した。クリス・アトキンソンは続く5番手タイム、チェビー・ポンスは10番手だった。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 8:10.1
SS6: 13時02分 Mokkipera 2 (13.72km)
モッキペラのステージ・2回目の走行では、ペター・ソルベルグが再び快調なパフォーマンスを披露し、ステージウィナーのマーカス・グロンホルム、ミッコ・ヒルボネンにわずか1秒差のタイムをマーク。ソルベルグの総合順位は、チームメイトのアトキンソンに続いての5位のままだが、日中サービスでハンドリングを調整し、マシンに対する自信が格段に高まったと報告している。アトキンソンもこのステージを好調に走り終えて5番手タイム。ポンスも再びトップ10タイムをマークする堅実なパフォーマンスを見せて、総合9位の座を守っている。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード)、ミッコ・ヒルボネン(フォード) 6:42.7
SS7: 13時41分 Palsankyla 2 (13.31km)
サービスCの前、金曜日2回目のループ最後のステージ、パルサンキラ・2回目の走行では、ペター・ソルベルグが飛躍的なパフォーマンス向上を続けた。天気はドライのまま午前よりも湿度が下がり、絶好のコンディションとなった。ソルベルグはサードベストタイムをマークし、興奮気味に語った。「午前中に行ったサービスBで、チームはマシンに大がかりな変更を施した。この午後のマシンのパフォーマンスには、大いに満足している」クリス・アトキンソンは5番手タイムと再び好タイムをマーク、チェビー・ポンスもさらに堅実なパフォーマンスを見せて9番手タイムでフィニッシュした。アトキンソンとソルベルグは現在総合4位、5位、ポンスは9位につけている。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 6:36.1
Driver Quotes - Service C (after SS7)
ペター・ソルベルグ
「ステージでの展開が一変した。今日の午前は、マシンが2WDのような感じでまったくチャンスをつかむことができず非常にストレスがたまったが、サービスを受けてからは格段によくなり、なるべき姿になった。前半でギアボックスを交換し、それが大きく影響しているようだ。セッティングは全く変えなかった。これで全力でプッシュすることができるので、この先の行方を見ていきたい。もちろん、クリスは僕よりも一つ上にいるが、週末が終わるまでには追い越すことを目指している。すべてが順調にいけば、可能だ」
クリス・アトキンソン
「いい感じ。自分のポジションは維持したのでとてもポジティブだけれど、各ステージであと2,3秒はタイムを上げたかった。午前よりもあともう少しパフォーマンスが欲しかったけれど、下がってしまったようだ。特に中速コーナーでマシンのフィーリングや一貫性がもう少し欲しい。このサービスでもセッティングを見直し、この後に向けて改善できるかを検討してみる」
チェビー・ポンス
「ここ数ステージではトップ10タイムで走れているので、とてもハッピー。今は総合9位だけれど、ラリーの終わりには8位でフィニッシュすることもできると思う。とはいえストールは速いので簡単には行かないが、やってみるよ。サービスCでは、まず快適な走りを得るよりも走行距離を稼いで行きたいので、何の変更も行わない」
SS8: 16時21分 Urria (9.96km)
この日2回目の30分サービスを終えたクルーは、ユバスキラから40km西へ向かい、中盤近くに待ち受ける大ジャンプで有名なウーリアのショートステージに挑んだ。SUBARU勢のベストタイムは、サービスで調整を行ったSUBARUインプレッサWRC2007のフィーリングが改善したというアトキンソンの4番手タイム。ペター・ソルベルグは2秒遅れの5番手タイムだった。チェビー・ポンスは、フィニッシュライン近くでコースオフしたが、幸運にも難を逃れた。このアクシデントでポンスのマシンはリアスポイラーを失ったが、すぐにコースに復帰してステージを走り切った。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 4:36.6
SS9: 16時51分 Lautapera (8.70km)
新設ステージのラウタペラは、ドライバー陣にとって全く新しい試練となった。SWRTのベストタイムはペター・ソルベルグで、このステージを6番手でフィニッシュしたが、ステージ前にセッティングの微調整を行った結果現れた、軽いオーバーステアに苦戦した。クリス・アトキンソンは、中盤で中速域でのスピンを喫しヒヤリとする場面もあったが、マシンにダメージはなく、リカバリー後のスプリットタイムは非常にコンペティティブだった。この結果、アトキンソンは14番手タイムだった。一方のチェビー・ポンスは15番手タイムをマークした。スピンにも関わらず、アトキンソンは総合4位の座を死守。僅差でソルベルグが続き、ポンスは10位につけている。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 3:56.7
SS10: 17時29分 Jukojarvi (22.25km)
レグ1の林道ステージの最後は、実にラリー・フィンランドらしい典型的な高速ステージ・ユコヤルビ。アトキンソンとソルベルグはここでも4番手、5番手タイムをマークし、総合順位でも同じポジションを維持した。レグ1もスーパーSSを残すのみとなった時点で、SUBARUのこの2名はトップ3をぴったりとマークしており、アトキンソンと総合3位のローブとの差は、わずか26秒。前ステージでリアスポイラーをなくしたポンスだったが、それでもこのステージを10番手タイムで走り切った。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 10:35.6

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SS11: 20時00分 SSS Killeri 2 (2.06km)
ドライバー陣は、昨晩、今年のラリー・フィンランドのスタートを迎え、走行経験を積んだSSステージの再走に戻ってきた。レグ1を締めくくるのは、デュアルトライアルのショートステージで、SWRTのドライバー陣はこの日最も接戦となる走りを展開した。クリス・アトキンソンは1分20秒0、ペター・ソルベルグは1分21秒3、チェビー・ポンスは1分21秒4のタイムだった。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 1:20.7
チームのコメント
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SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「総合的に、チームにとって非常に頼もしい一日となり、クリスとペターがいいペースを見せることができた。午前中はペターにテクニカル面でのトラブルが発生したが、残りの2ループは格段に改善された。トップ5にチームから2台が入っていることにとても喜んでいるし、続く2つのレグでもさらに上に行くことを期待している。チェビーは素晴らしい走りを見せ、明日に向けていい走行順を得た。週末の間にポジションアップを果たせるはずだ」
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ペター・ソルベルグ
「間違いなく、スタートした時点よりも100倍もいい状態でこの日を終えることができたよ!最初のサービスの後から状況は一変して、それから後は、2WDしか効かないような感覚だった序盤よりも、かなりハードにプッシュできるようになっている。スタート時の状況を考えれば、総合5位はいい結果。残り2日間でさらに改善できるポテンシャルは、大いにあると思う」
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クリス・アトキンソン
「今日の成果に満足している。総合4位はこのフィンランドでのレグ1を終えた時点としてはいい順位。僕がこのラリーに参戦したのは過去3回しかないからね。マシンにはまだ改善の余地があることは分かっているが、今日の僕たちのスピードを見れば、そう遠くはないところにいるのは感じられるし、励みになる内容だ。今はこのイベントに関して、とてもポジティブなフィーリングを感じている。明日の展開が楽しみだね。とにかく、ベストを尽くしていくとしか言えないよ」
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チェビー・ポンス
「今日の成果には、本当に満足しているよ。マシンに乗るごとにどんどんと調子をつかめるようになって、さらにスピードも上げていけると思う。僕にとっては、SWRTの一員でいることが最高。残りの日程を楽しみにしているよ」
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Leg2の概要
レグ2は、土曜日7時14分(現地時間)、ユバスキラの南西60kmの地点にある13.46kmのSS12・カイポランブオリから始まる。このレグにはさらに9本のステージが設定され、総ステージ走行距離は186km。またオウニンポヤの名前で知られる名SSも用意され、今回は平均速度を下げるために、シケインが3つ追加されている。2003年には、ペター・ソルベルグとフィル・ミルズが、本来のオウニンポヤでのステージで、コースレコードをマークしている。