Leg One
SS1 / SS11 Killeri (2.06km)
フィンランドのスーパーSSは、ユバスキラ近郊にあるオーバルの競馬コースがベースとなる。どのスーパーSSでも同じように、このステージはそれほど厳しいコースではないが、割合に高速でスペクテイターにはかなりスペクタクルになるはずだ。ジャンプは間違いなく見応えがある。このステージではいったん競馬コースを離れ、駐車場でのツイスティセクションを走行する。
SS2 / SS5 Vellipohja (17.20km)
全般に非常にナローでテクニカルなコース。最初の14kmは昨年のSS5と同じ。路面はかなり特殊で、小さなバンプの連続がたくさんあり、リアタイヤが持ち上がってコースの外にはみ出してしまうほど。クレストからのジャンプを一つ越えると着地点が次のクレストという具合だ。最後の8kmは非常に高速。
SS3 / SS6 Mokkipera (13.72km)
非常に有名なステージで、今年は1.5kmの新設セクションが加えられた。最初の左コーナーを抜けた後は、アプローチを間違えばリタイアに追い込まれかねない。イン側に巨大な石のある第クレストがあり、ここではタイヤがもぎ取られないよう、充分な注意が必要だ。
SS4 / SS7 Palsankyla (13.31km)
スタートからフィニッシュまで超高速で、ジャンプがなくとても平坦な道。
SS8 Urria (9.96km)
スタートは中高速から始まり、短い間に5つの小さなジャンプが現れるセクションがある。ウリアは、スタートから5km地点にある大きなジャンプで特に有名。比較的低速のジャンプなのだが、角度が急なのでギアを一気に落とさなくてはならず、進入速度を間違えばマシンが真っ二つに破壊されることもある。
SS9 Lautapera (8.70km)
新設のステージで、SS4と同じく全般が超高速で、比較的フラット。
Leg Two
SS10 Jukojarvi (22.25km)
典型的なフィンランドのステージで、全般に渡り全開走行であること以外は、目立った特徴はない。最後の8kmはややナローだが、ペースにはそれほど影響はしない。
SS12 Kaipolanvuori (13.46km)
ここも新設のステージで、非常に高速――ほとんどが5速か6速だ。このラリーで最も速度域が高くナローなステージの一つで、速い上に非常にトリッキー。アウト側に木が立ち並ぶロングコーナーがたくさんあるので、ミスをする余地がない。
SS13 Juupajoki (22.14km)
スタートはワイドだが、すぐにナローでテクニカルになる。中盤の5kmだけは例外で、高速道路としか言い表せないほどワイド。ここも高速&トリッキーなステージで、2002年以来使用されていなかったので、なおさらだ。
SS14 / SS16 Ouninpohja (33.01km)
2004年で使用された時と同じフルサイズに戻ったが、平均速度を下げるためにシケインが3つ加えられた。このシケインで平均速度は下がっても、実際のところ、中盤の速度はとにかく高い。このステージで評価されるのは、ジャンプ。WRCの中でも最も有名なステージの一つで、2003年に時速131kmでコースレコードをマークしてからは、個人的にも好きなステージだ。
SS15 Leustu (21.27km)
ワイドな道と巨大な6速ジャンプで始まる。最後の11kmはナローになり、森の中を曲がり抜けていく。フィニッシュにはたちの悪いジャンプが2つあり、慎重に攻めなくてはならない。ここも典型的なフィンランドらしいSSだ。
SS17 / SS19 Ehikki (14.88km)
このステージの序盤6kmは新設で、非常に速度域が高く、その後2004年で使用されたSS15に合流する。最後の8.5kmはよりテクニカルだが、新設セクションは、とにかく速度域が高い。
SS18 Himos (18.56km)
このステージは、いくつかの新設セクションと、2006年のSS10、2004年のSS11が組み合わされている。中くらいの幅のテクニカルなステージで、木が覆い茂る下を走るので、日中でもかなり暗い。
SS20 Surkee (14.89km)
ほぼ新しいステージで、2001年のSS10と2006年のSS16から成り立っている。このラリーで最もテクニカルでナローなため、非常に難しい。嫌なジャンプがあり、特に最後の5kmではバックエンドを何度も打ち付ける。特にこの最後の5kmは、ミスをしやすいところ。
Leg Three
SS21 Valkola (10.38km)
ショートでナロー、このラリーで最もバンピーなステージだ。連続のバンプが、このステージをトリッキーにさせている。スペクテイターにとっては、最高のステージだ。
SS22 Lankamaa (22.83km)
2006年のSS2とほとんど同じだが、今年はフィニッシュに1.6km追加されている。あっという間にコースアウトしてしまうので、気を引き締めて挑まなくてはならない。
SS23 Ruuhimaki (7.54km)
わずか7kmとこのイベントの最短ステージだが、おそらく最もスペクタクル。かなりクラシックなステージで、70年代から毎年使用されている。スタートはナローだが、それから右折してメインロードに入ると、このラリーで最も大きく最も有名な5つのジャンプが待っている。このステージでは、勝利を目指してのプッシュはしていきたくはない。