The Event

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ラリー・ニュージーランドへの南半球遠征から1ヶ月のブレイクを経て、SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)は、ターマック2連戦の緒戦に挑むためスペインに向かう。
今年の「ラリー・カタルニア−コスタ・ドラダ」の開催時期は昨年よりも半年遅くなり、2003-2005年に開催された季節に戻った。昨年はカレンダーの第4戦となっていたことから、スペインのスペクテイターにとっては18ヶ月ぶりのWRC開催。このため、タラゴナの道沿いは、熱狂的なファンで埋め尽くされることになるだろう。また地元スペインにとっては、待望のSUBARUインプレッサWRC2007で4回目の参戦を迎えるチェビー・ポンス/チェビー・アミーゴ組が登場。クルーにとっては、SWRTから母国イベントに参戦するのは、今回が初めてとなる。
今年のこのイベントは、コルシカの前に開催されることになったことを除けば、ここ2年間から大きな変更はないが、SSの中には微調整を行ってコンペティターに新たな試練を与えるところもある。ほとんどのSSは、バルセロナから南西120kmにあるタラゴナ地域の山岳地帯に設定される。
ラリー・カタルニアのスムースでワイドな道は、今年最も高速の舗装ラリー。スペインの道はほとんどが新たに舗装されてスムースであるため、最もサーキットレースに近いWRCイベントとも呼ばれる。ドライバーたちは少しでもタイムを稼ごうと果敢にコーナーをインカットしていくので、走行が重なるごとに路面には砂利が掻き出されてどんどんと滑りやすくなっていくため、各自のコンディションは全く予想がつかない。
このリズミカルな高速ステージを攻めるためには、マシンとペースノートに対しての絶対の自信が最重要となり、コーナーをクリアする際には速度アップのためにグリップレベルを有効に活用することが求められる。このラリーでは、マシンをより地面に近づけて重心を安定させるために車高が落とされ、ボディのロールを軽減しコーナーリングスピードを上げるために、サスペンションはかなりソフトに設定される。
ラリーHQは、観光地サロウの海岸付近にある、ヨーロッパでも最も大きなテーマパークの一つであるポートアベンチュラに置かれる。このイベントに設定されるステージは総距離352.87kmの10本で、うち8本はリピート使用され、総SS数は18となる。6本のステージは昨年と全く同じだが、コル・デル・グラウとレ・セラ・アルモスの2本は今年の新設ステージ。後者のステージは、木曜日のシェイクダウンでは逆走で使用される。
セレモニアルスタートは10月4日木曜日19時30分(現地時間)、サロウで行われ、マシンが同じ場所で開催されるポディウムセレモニーでフィニッシュランプに上がるのは、10月7日日曜日の15時の予定。
エントリー
SUBARUワールドラリーチームからは、3台のSUBARUインプレッサWRC2007がFIA世界ラリー選手権第12戦にエントリーする。ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ組はカーNo.7、クリス・アトキンソン/ステファン・プレボ組はカーNo.8、チェビー・ポンス/チェビー・アミーゴ組はカーNo.14となる。
ドライバー・コメント
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ペター・ソルベルグ
「先週このスペインで行った舗装テストは、基本的に我々にとってはポジティブな結果となり、舗装パフォーマンスの開発をさらに進めることができた。まだマシンのハンドリングにはいくつか問題を感じることがあるが、問題箇所を取り除いていっているので、スペインではさらに前進を見せることができると思う。チームが舗装での速さを持っていることは分かっているので、来週末は好リザルトを期待している」
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クリス・アトキンソン
「またスペインの舗装で戦うことを楽しみにしている。ここでのテストは順調に進み、かなりファインチューニングを行うことができた。僕たちはドイツでも速さを見せることができたし、このテスト後には、マシンのフィーリングもかなり快適に感じられるようになった。舗装でも強さを見せているので、スペインでも同じように活躍していきたい。路面が非常にスムースなのでコーナーではマシンをかなり傾けていけるから、ハイスピードでの自信と安定力が重要になる。こうした走りをするのを楽しみにしているし、さらに速度を上げてステージウィンをもっと獲得していけると思うよ」
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チェビー・ポンス
「SWRTから初めてスペインのラリーに参戦するので、僕もチェビーもとても興奮しているし、たくさんのファンでぜひ大活躍を見せたいね。スペインのファンはとても熱狂的で情熱的なので、それを励みにいいリザルトを出したい。ファンたちはこのラリーをとても楽しみにしているし、母国での応援は僕にとってもありがたいよ」
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マシン&挑戦
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SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「先週スペインで行った舗装テストは、非常に期待の持てる内容となり、ファインチューニングをさらに煮詰め、前回の舗装イベント・ドイツで見せたペースを上回ることができた。スペインのコンディションは非常にスムースな路面なので我々にも向いており、ここのところの開発を活かして、ペター、クリス、チェビーがポイント圏内でフィニッシュしてくれることを願う。チェビーにとっては母国でのラリーであり、カタルニアでは熱い応援が待っているので、母国ファンの前でSUBARUでのベストリザルトを獲得するために、プッシュしていくことだろう」
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SUBARUワールドラリーチーム・オペレーションディレクター、ポール・ハワース
「スペインでの舗装テストでは、各ドライバーとも充分な走り込みを行って、ドイツでコンペティティブな強さを見せた舗装でのセッティングを煮詰めていった。スペインはドイツよりも若干グリップレベルが低いが、セッティングは基本的に変わらないのでいいペースを築くことができるものと期待している。天気とBFグッドリッチタイヤのチョイスはトリッキーになるだろうが、パフォーマンスのためには非常に重要なポイントだ」
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ラリーの合間
ラリー・ニュージーランド以降、チームはテストを2回行い、スペインで3日間のファインチューニングを2セッション行った。先週はドライバー3人全員が1日ずつ舗装で走行を行い、今週はペターとクリスがこの地域のグラベルでテストを行った。9月23日には、チェビー・ポンスがサンドラさんと結婚!お二人のご多幸を、チームと共にどうぞ祈ってあげてください。